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革靴教室 6日目

革靴教室第6日目

しばらく、足の怪我でお休みしていた革靴教室、8月某日、再開した。

しばらく物作りをしていなかったからか、慣れない手つきで危なっかしい道具の持ち方をしていたのか、、手を軽く切ってしまい、革に血がついてしまった。

修復のアドバイスをもらい、なんとか成功(?)、青色の濃淡はまだ少し気になる。


この日はタンを本体につけるところからスタート。

続いて、先芯と月型芯を作る工程。

漉き機で漉いた後の芯たち。
吊り込み時に、芯をこのように濡らして作業をする。乾くまでに吊り込みを終わらせられるかが、勝負である。


肝心の吊り込み作業は、というと、とても難しくて、吊り込んでも革と木型の間に隙間が出来る出来る…その都度、釘を抜いてはやり直し、なんとかOKが出た…(先生にもたくさん手伝ってもらいました)ホールカット(一枚革)の吊り込みは、難しいようだ。まだ他のデザインでの経験がないのでなんとも言えないが、工房のM先生も他の靴工房でも、口を揃えておっしゃる。

革を引っ張る方向が大切で、履き口が閉じるように持っていかないといけない、そのためにどの方向に革を動かすのかが、重要になる。

釘を打つ位置も、場所によって規定よりも多めに打たないといけない場所などがある。

これが初めての吊り込みで、
初めての精一杯の吊り込み。


プロの目から見たらこれは、ダメダメクオリティなのかもしれないけれど、自分にとっては特別な一枚となった。

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通っている工房は↓
「こうべくつ家」in 須磨
https://www.kutsuya-koubou.com/index.html
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