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素敵な接客への憧れ。 お客さんを見ることとは

飲食店でパートをしています。

実は大変な人見知りのくせに
飲食店のお仕事に
魅力を感じます。

お客さまに
「居心地良い店だ」
「また来たいかも」
と感じていただけるような接客に憧れ
これまで働いてきた店でも
それができている素敵な人を真似ようとおもって研究するのですが
性格が邪魔して
なかなかうまくいきません。。。

自己嫌悪に度々おちいり
自分には向いていないのかもと
なんどもなんども確信するのですが
どうも諦めきれない。

いつかいつか自分も!
と、笑顔だけはわすれずに
声かけにチャレンジしてみるのですが
相手の痒いところに手が届く
接客には至らず
ごくごく最低限のことしか
できてない不甲斐なさ。。。


店員さんで、、、
その人と会話をしていると
周りがなぜかみんないい人になる
といいますか
笑顔で楽しそうな空気で
満ち溢れる、、、そういう
存在感のひとが います。

お客様相手に
必要以上にはなしかけるわけでもないけど
おすすめするタイミング
お皿を出すタイミング
お水を出す伺いをするタイミング
気の利いた会話を
少し振ってみたりするタイミング
そういうのを
外さない人と言いますか。。
そして
お客さん側も安心して
格好をつけずに話せると言いますか。

わたしは
その域にどうしても挑戦してみたいのです。

だけど
その能力がいまのところ
情けないほどありません。
自覚もあります。
そしてそれは
能力なのか?
元々持っていなければ
無理なことなのか?
緊張のせいなのか?

なぜ変えられないか…。


今まで
店長、先輩方にいわれたことは
たくさんあります。
頭ではほぼ全て思い出せます。

でもとにかく
一番大切なことは
相手を見る事。

相手への興味を持って
見てみなければ
その人がわかるわけはないのです。

これが
私の1番の苦手とすることです

みる。👀
ジロジロ見れば
飲食されてるお客さんにとっては
居心地の悪いものになり
チラチラ見るのも
気になるものです。
スマートに たまにみながら
様子を察する

そんな難しいこと
なんでできるんだろう


見るってどうやって
⁉️

ずっとずっとわかりませんでした。

でもいま
すこし見えたことがあります。

こうやって形を気にしてばっかりなのが
そもそも違うのか、ということ。
これが結構正解だと
やっと、やっときづいたのです。


最近 お客様を呼び込むため
店から数メートル離れた
人通りのあるところに
黒板を持って立ち
声かけをしています。

この年になって初めての
呼び込みです。
恥ずかしさはあまりありません。
ただ…

声が出せない

自分では宣伝をしているつもりです。
でも、届かない。大きな声を出すのを無意識に拒んでいるのです。

見て欲しいのに
見られたくない。
それでは届くわけはありません。

何日か続けるうち
見かけたことのある呼び込みをしている方の様子を思い出しながら
客観的に見て、どうしたら
きょうみをもってもらえるか考えます。

「今日はもうワントーン声を高く出してみよう」

「今日は全ての人に自分から
こんにちは!と明るく挨拶しよう」

「笑顔で目を見て、宣伝しよう」

小さなノルマを課して
やってみると
大人しく
こぢんまりやっていた時
(もちろん自分にそのつもりはなかったのですが💧)と違い
お客様が目を見てくださいます。

反応が違って感じ
とても嬉しくなりました。

こうして
声を出し、お客様が反応してくださって
ご案内できた時
心から「お店に来てくださって
有り難うございます☺️」の気持ちいっぱいで
お客様の方を見ながら
頭で考えることなく
お茶をお出ししたり
様子を伺うことができたのです。

これかぁ…

その時そう思いました。

気が利いているかどうかといえば
まだまだ全然です。

でも
お客さんをみる
と言うことの意味に
少し気付けました。


まだまだな私は
日によって
不甲斐なさで落ち込む日も
多々。。

でも
私は確実に
少しずつ変わっていく。
自分だけにわかる
小さな小さな変化。

お店が
気に入ってもらえるように
気負わず
心を込めて

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