ある朝、いつものとおり仕事前にコーヒーを入れていた時のこと。

「そういえば、コーヒーの味はいろんな表現があるけれど、コーヒーの香りってどう表現するんだっけ？」
言葉にできないもどかしさを感じた。

最近、こんなことが多い。
相手の話を聞いて感じるもの、思うものはあるのに、言語化できない。どうやって言葉にしようかな…と考えるうちに、会話が進んでいる、ということが。

自分は人の話を聞くのが好きだ。いろんなバックグラウンドを持った人の、いろんな考えを聞くと気づきが多いし、やっぱりそういう話は遮りたくない。

でも、自分から話さないと何も始まらないし、伝わらないんだということはここ数年イヤというほど学んだ。だからこそ、拙いかもしれないけれど、うまく拾えている表現ではないかもしれないけれど、自分からアウトプットすることを大事にしようと思う。

ちなみにその夜、英会話の先生に「コーヒーの香りってどう表現するの？」と聞いたら、「ああ、aromaだよ。」と返ってきた。

aromaってキャンドルとかああいうやつではないの…！？



世の中、まだまだ知らないことは多い。そしてそれは自分からことばを発しないと始まらないのだ、と学んだ一日だった。