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太宰府天満宮宝物殿へ行ってきた

2019年8月2日、ツレが「太宰府天満宮の宝物殿に連れてけ」というご希望を叶えるべく、今回は万葉集に記された「梅花の宴」が行われたとされ元号「令和」の由来ということで話題になった太宰府天満宮へ行ってきました。

太宰府天満宮とは
では、まず、太宰府天満宮とはなんぞや、というところを復習してみたいと思います。
太宰府天満宮公式ページを拝見すると、「菅原道真公の御墓所の上にご社殿を造営し、その御神霊おみたまを永久にお祀りしている神社」とあります。
菅原道真公は、承和12年(845)京都で生をなし、無実の罪で京都から太宰府に流され、延喜3年(903)2月25日に没。延喜5年(905)に御墓所の上に祀廟が創建され、延喜19年(919)には勅命により立派なご社殿が建立されたとあります。
死後、道真公の無実が証明され、「天満大自在天神」という神様の御位を贈られ、「天神さま」と崇められるようになったそうです。
現在、「天神さまをお祀りする神社の総本宮」と称えられているそうです。

なぜ、学問の神様に?
こちらも太宰府天満宮公式ページを拝見しますと、「人柄や、学問分野に代表されるご事績を多くの人が慕い、学問の神様としての信仰が広がっていった」とあります。
若い頃から聡明で学問に親しみ、さまざまな分野において卓越した才能があったと記されています。正確には「学問・文道の神様」だそうです。

ということで、太宰府天満宮 宝物殿へ

神社仏閣には、「宝物殿」という数ある歴史のある物が保管されているところがあるところが多数あります。
今回の太宰府天満宮には、菅原道真公にまつわる宝物をはじめとして約5万点の文化財が収納されているそうです。
こちらの展示物は、基本的に撮影OKという「見せびらかしたい人には是非来ていただきたい」お勧め物件です(笑) 

早速、入館してみる
入館料がかかります。400円です。高いか安いかは、この時点では分からないですが、感覚的には妥当な金額と思いました。
入り口と出口が一緒の所になるため、お土産コーナーも入館すると見えます。先にお目当てのものをゲットしておくことも出来ますが、慌てなくても良いのであれば、展示部を見たあとに感傷に浸った心のままに、様々なものをゲットしましょう。

宝物殿小企画「神社に奉納された名刀展」と「阿蘇神社復興支援-よみがえった宝刀蛍丸」
刀です。日本刀です。そう、お判りですね。「刀剣乱舞」です。ゲーム内容はちょっとどうよな感じですが、とはいえ、キャラクターの作りは良く出来ていると思います。最近は舞台やミュージカルまで広がり、女性コンテンツとして最高に良い感じの広がりを見せている刀剣乱舞。にわかな日本刀ファン達が増えたりして一部問題にもなりましたが、それは仕方ないこと。

実際に日本刀を見てみましょう
個人的には、手に取ったことも有り、なぜか心穏やかで引き締まる感じがしますが、基本的にはガラス越しにしか見ることが出来ないものです。
プロの方は、刀の波紋や形、色などをみてお楽しみになっておられますし、「単眼鏡」を使ってじっくり拝見しておられる方もしばしば。
日本刀にも様々な種類がありますが、簡単な解説はウィキ見てください。


短刀 銘 (表)村正 【たんとう めい むらまさ】
刃長:22.3cm 反り:なし 国:伊勢 時代:室町時代初期
ちょっとまって。現所有者「刀剣ワールド」の画像と波紋が違う気がする・・・。時代も室町時代後期って書いてある。
刀剣ワールドの画像はこちら
季節とか湿度とかで変わるんかなー。今度その手の人に聞いてみよう。

刀 銘 (表)長門国萩住永弘
      文久三年一二月吉日
    (裏)二王直清(花押)
刃長:69.4cm 反り:1.2cm 国:周防 時代:江戸時代 文久三年(1863)
太刀も格好いいんだけど、刀も良いですなぁ。

蛍丸 復元刀(影打)
大太刀
銘 (表)来国俊 美濃国房幸豊後国房興【らいくにとし みののくにふさゆきぶんごのくにふさおき】
  (裏)永仁五年三月一日
    平成丁酉歳清明写也
  (棟)本歌守護阿蘇繁栄刀剣昌盛
刃長:101.5cm 反り:3.6cm 時代:平成29年(2017)
ツレ本命の刀、復元刀だれども、大太刀は流石に迫力がある!!

いやー、刀剣は良い物ですね

大太刀なのに、なんでこんな子に擬人化しちゃってるの!!
とか思ったりしてはいけない刀剣乱舞の蛍丸!!
これまでスポットの当てられなかった文化がこうやって復活することは大変良いことと思いますし、文化財保護の観点からも興味を持ってもらうことは大変良いことと思います。
これまで表に出なかった刀もこれから発見や展示されると思っております。
いやー、刀剣って本当に良い物ですね(*^-^*)

太宰府天満宮本殿にも参拝したんですけどね・・・それはまたの機会と言うことで。

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