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一年後に死ぬとわかっていたら今何をする?

2018年の3月11日を無事に過ごすことができました

7年前の今日 何をしていたでしょうか

今日と同じように過ごしていましたか?

それともあの日を境に何かが変わってしまったでしょうか


私は東京の人間ですが

当時会社勤めをしておらず 自宅から徒歩で確定申告に向かっている途中でした

体験したこのない”揺れ”の前に 大地が怒りを表しているかのような唸る音が聞こえたことと

立ち並ぶ木々と電柱が交差する次元が歪んだ景色を見たこと

いまだに鮮明に思い出します


個人でしていたデザイナーの仕事が全くうまくいかず

食べていかれるか心配していた矢先に震災が起きて

家に帰っても停電で 食べるものは蓄えていないし 充電はなくなるし 寒いし・・・

関東でもこのまま生きていけるのだろうかと一瞬考えました


テレビを見ると 大きな津波が街を呑み込んでいく 信じがたい映像

見たこのない光景に

自分でも理由のわからない涙が止まらなかった


来年も 同じように動けて 食べられて 歩けて 見えて 聞こえるなんてことは 誰も保証できないわけでね

今あるこの景色も 当たり前じゃないんだということにたくさん

気づかされました


もし一年後に死ぬとわかったら 今の仕事を続けますか?

今のパートナーと一緒にいますか?

大切な誰かに愛を伝えないままでいますか?


今していることは

未来があると 思っているから

「今」ではなく 未来に目を向けて選んでいる 仕事だったり

住まいだったり 保険金であったり するんですね


来年本当に生きているんでしょうか

死ぬ寸前に後悔しないですか?


実は未来なんて一生来ない 

いつも「今」しかないんですよね 未来も 「未来という今」

過去は 過去に意識を向けている今

全部今 今 今


だったら何をしますか?


お金も人脈も時間も場所も 全て思う通りになるとしたら

あなたは何をしますか?


せめて年に一度この問いかけを自分にして

本当にやりたいことを見つけていくと

今すぐにはできなくとも そこへ向かって動き出すきっかけになりますよ


未来のために我慢して後一年生きるのか

今を楽しむために握りしめた常識を捨てるのか

あなたならどちらでしょう












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