時間だけが消し飛んでいく
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具合がよろしくなく、昨晩は多めに眠剤を入れたがどうも意味をなさなかったようだ。
したがって非常にだるく、横たわってうなっている。
まだギリギリのところでネットには出没できるので、時間の確認もかねてTwitterだけは覗いている。
これは鬱の人によくあることだが、具合が悪くなると無の状態で時間だけが消えるようになる。
通院をはじめる前の僕だと、深夜に帰宅して風呂の追い炊きボタンを押して気がつくと朝……とか、あるいは作業をしているはずなのになぜかいつまでたっても進まない、やることは決まっているのに着手できず固まったまま半日過ぎる……などである。
これは少なくとも僕にとってはかなり悪い状態で、そこまで落ちてしまうと復帰までかなりの時間を要する(少なくとも月単位)。
今はそうならないよう、薬の力を借りて、なんとかできることだけをやりたい。
もしこれらが達成できたら、明日は少し仕事ができるような気もするのだ。
まずはなんとかして食事を摂る。そのあと仮眠して、散歩に行きたい。
こういう最低限の行動ができれば、また持ち直すこともあるのである。
世界人類が平和かつ健やかでありますように。
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