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2022年日本百名山登山記録と2023年の目標

2022年に登った日本百名山の登山記録をまとめてみました。数えたらちゃんと登頂できた日本百名山は26座でした。本日時点で登頂達成数トータル「77座」。残り23座。2023年に何としても達成したい目標です⛰⛰🗻

2022年日本百名山登頂日・一言感想

1.浅間山(前掛山)(2524m)
2022/2/5
自分にとっては一言で申しますと「魔の山」でした。浅間山でのホワイトストームの中のお鉢歩きでできた凍傷は今もうっすら頬に残っています。

浅間山

2.祖母山(1756m)
20222/26
ユネスコ認定にふさわしい美しい山でした。本州とは少し違ったイエローがかった美しい青空でした(もしかして黄砂か)。

祖母山

3.阿蘇山(1592m)
2022/2/27
阿蘇はくまもんの街でした、はい。登山口からくそキャワ💓な赤牛がお出迎えしてくれて、しかも人懐こくて、下山後に赤牛肉を食べることなどとてもできませんでした。多分赤牛は可愛いので一生食すことは無理でしょう・・・。

赤牛

4.吾妻山(2053m)
2022/3/12
雪山を始めたきっかけ、それはまさに西吾妻山のスノーモンスターを見るためでした。スノーモンスターが溶ける直前の時期でしたので若干スノモンは縮小傾向でしたが、スノモンとの対面が叶った幸せな登山でした。

西吾妻山

5.四阿山(2354m)
2022/5/1
まさに自分にとっては相性の悪い山でした、はい。5/1の前に前年の大晦日、3月に悪天候で登頂を途中断念し3回目の5月も途中から悪天候でしたが、意地で登りました。しかし、苦労して登ったにも関わらず山頂からは何も見えずで・・・。今度行く時は二百名山の根子山から縦走で水芭蕉の咲く時期に登りたいです。

四阿山の霧氷

6.岩手山(2038m)
2022/5/6
下山時、プチ滑落した山です、はい。宿の方向を考えて残雪が残っているこの時期あまり利用されていないルートで降りたところ、滑りが止まらなく、木の枝とピッケルがなければ死んでいたかもしれないくらい滑りました。残雪期の難しさ、厳しさを学んだ山でした。

岩手山

7.八幡平(1613m)
2022/5/7
岩手山の翌日に主人も合流して登った山です。山というようりは雪原でスノーハイクを楽しみました。湖の氷の真ん中が溶けて真ん中のみ眼のように青く光っている神秘的なドラゴンアイも青色はうっすらでしたが見ることができました。登山口までの道はこの時期有名な雪の回廊でドライブで来ている人で賑わっていました。

雪の回廊
八幡平のドラゴンアイ

8.磐梯山(1819m)
2022/5/21
良き山で一言で楽しいソロ登山でした。しかし山頂で食べたお菓子がボソボソで不味かったのはすごく覚えています。虫も多くて何匹か口に入ってきたのも覚えています。苦労したのは下山後でした。この日は日帰り温泉しているところがなく、徒歩と携帯電話で徘徊して日帰り温泉探しましたが見つかりませんでした。高齢で民宿を辞めたという宿もあり日本の高齢化を実感しました。

磐梯山

9.早池峰山(1917m)
2022/6/11
美しい山でした。自分は出くわしませんでしたが、この日熊に襲われた登山客もいました。岩場に咲いていた黄色い花(キンポウゲ)が印象的でした。行きしのバス待ちでたち寄った花巻駅駅前のカフェのベーグルが美味しかったです。

早池峰山

10.トムラウシ山(2141m)
2022/6/18
これは一番これまでで思い出深い、学びの多い登山でした。個人登山ガイドを初めてお願いして登った山です。主人と私だけではとても登頂できなかった山だと思います(残雪も結構あり、登山道がわかりづらかったです)。帰り道ガイドさんに教えていただいて大きな新鮮なフキを採取して、自宅で煮込んで食べました。北海道の山菜は格別でした。ナキウサギも見れたし、大満足の山旅でした。

トムラウシ山

11.空木岳(2864m)
2022/6/28
苦しい日帰り登山でした。でも森林限界からの奇岩の風景やニホンカモシカとの遭遇は嬉しかったです。下山後の日帰り温泉が幸せでした。今度行く時は木曽駒ヶ岳とセットで登りたいです。

空木岳登山中に出会ったカモシカ

12.白馬岳(2932m)
2022/7/2
多くの雷鳥との遭遇に驚いた山旅でした。雪渓が見事だし、山頂からの風景や縦走路もパーフェクトな山で昔から多くの人々に愛される理由が良くわかりました。ルートも多くて奥深いエリアで今回の一度きりの登山では勿体無い、もっと魅力を発見できると思った山です。

ツクモグサ

13鳥海山(2236m)
2022/7/10
想像以上の山でした。正直みくびっていました。ごめんなさい💦ニッコウキスゲが見頃の時期に行けたこともあり、感動と驚きの連続の山旅でした。でも前泊の車中泊は紀貫之でした・・・。

ニッコウキスゲ

14.富士山(3776m)
2022/7/18
「海の日に今年は絶対富士山に登るんだ」ってずっと心に秘めていてニュルっと実行したソロ山旅です。コロナの影響か、海の日のこの日はさほど登山客は多くなく、佐藤小屋の予約も前日に取れました。ただ中途半端な時間から登り始めて、山頂からのご来光には間に合わずでした。お鉢歩きの風も怖くて(浅間山以降、強風下のお鉢歩きが怖くなりました)、剣ヶ峰の標高柱まではちゃんと行っていないですが、次登る時は必ず行きたいです。小中学生の時に静岡でいつも毎日見ていた山なので、登頂できて嬉しかったです。

7号目あ辺りから見た風景

15.甲斐駒ケ岳(2967m)
2022/7/23
No.16の仙丈ヶ岳とセットで登りました。ソロ登山で初めてテント泊にチャレンジした登山です。この時に食べたカップラーメン(日清のトムヤンクン味カップヌードル)以降カップラーメンにどはまりし、登山に行っても痩せなくなり、カップラーメン中毒にもなり将来が少し心配です。

テント場

16.仙丈ヶ岳(3033m)
2022/7/24
めちゃくちゃ良い山でした。天気が何より良くて、登山は本当に天気が8-9割を占めているなと感じた登山でした(前日に登った甲斐駒ヶ岳はガスガスで山頂からは何も見れずでしたので)。稜線歩きが最高でした。

仙丈ヶ岳

17.斜里岳(1547m)
2022/8/3
産卵で川を登る鮭でした、まさに。靴はずぶ濡れになり腕時計も無くしましたが、本州では味わえない山旅でした。下山後に食べたとうもろこしのピザが甘くて美味しかった。

斜里岳

18.羅臼岳(1660m)
2022/8/4
主人のお義父さん、主人と三人のパーティで登った山です。結構緊張して(気を使ったりして)序盤のことはあまり覚えていません。ただ山頂からの景色が絶景で思い出深い登山でした。熊に出くわすかもと常に緊張感を持って臨みましたが、この時期は登山客も多く、全然大丈夫でした。

羅臼岳

19.笠ヶ岳(2897m)
2022/8/11
山の日にソロ登山でしかも2回目のテン泊で臨んだ登山です。1日目の天気は最高でしたが、2日目は最悪で雨風の中でもテン泊で乗り切れることを学びました。でも雨水は不味かった(北プスは水不足であることを学びました)。。下山後にちょこっと熊にも遭遇し、自然の豊かさを感じました。1日目稜線から見た奥穂高と槍ヶ岳は迫力満点で、新しい目標が更新された登山でした。

笠ヶ岳への稜線

20.鹿島槍ヶ岳(2890m)
2022/8/31
同じく鹿島槍ヶ岳から見た高く気高くそびえ立つ剱岳や竜の背中のような五竜岳を見て、さらなる飛躍レベルアップを誓った登山でした。泊まった山小屋「冷池山荘」は一昨年にはまった登山ドラマ「山女日記」シーズン3の最終話の舞台となった山小屋でした。工藤夕貴さんや中村俊輔さんのサインも置いてあり昭和世代には嬉しくなる山小屋でした。あのドラマ見て、いつか登山ガイドのライセンス取得してみたいなあと思うようになりました。

雷鳥
鹿島槍ヶ岳から見た五竜岳方面(八峰キレット)

21.御嶽山(3067m)
2022/9/4
山もさることながら宿泊した山小屋(石室山荘)が思い出深かったです。ご飯が美味しくて、到着した時に入れてくださったお茶が嬉しくて、またこの山小屋に来たいなあと思いました。この山小屋に宿泊して、一つ夢もできました。お世話になった大好きな山小屋のホームページをリニューアルして、もっと山小屋や山の魅力を発信して集客を高められたらなあと。2023年できるかわかりませんが、密かな野望です。

石室山荘から見た夕方から夜になる時間帯の空
石室山荘から見た朝焼け

22.塩見岳(3047m)〜23.間ノ岳(3189m)〜24.北岳(3193m)
2022/9/18
No.22- 24は縦走登山です。今年一頑張った、今年一過酷だった山業です。台風が迫っており、最終日北岳の下山時はずぶ濡れで携帯電話がポケットの中で水没していて、YAMAPの記録どころか写真一枚も残っていない辛く切ない山旅でした。ちょっと無理をしすぎて小指の爪も剥がれ、親指の爪も内出血で変色し、喪失感からWEBデザインの課題も遅れ、失ったものは多い登山でしたが、学びの多い登山でした。精神面、体力面、経験値ともに鍛えられた登山でした。

25.白山(2702m)
2022/9/30
まじで良い山でしたよ、はい。登山後の金沢旅も思い出深かったです。古の歴史がたくさん詰まった山だなあと思いました。高山植物には「ハクサン〜〜」と白山の名前がついている植物が多いので、今度登る時は高山植物が見頃な時期に登りたいです。

白山

26.雨飾山(1963m)
2022/11/12
最高の登山日和に登った山でした。ずっと登山を我慢していて、久々に登った山でしたので登山愛が爆発した山旅でした。実は雨飾山の翌週に苗場山に行ったのですが、雪深く途中断念し、2022年は雨飾山が締めくくりの山となりました。

女神の横顔
雨飾山

YAMAPに詳細な記録を掲載していますので、ご覧いただけますと幸いです⏩

2023年の目標


⛰北海道:利尻岳、幌尻岳(難関)

⛰東北:朝日連峰、飯豊連峰

⛰北関東:皇海山(難関のクラシックルートのみ通行可で登れるか不明)

⛰上信越:越後駒ケ岳、平ヶ岳(日帰り最難関)、苗場山、妙高山、火打山、高妻山、草津白根山(立入規制ありで登頂できるか?)

⛰北アルプス:五竜岳、剱岳(アルプス最難関)、槍ヶ岳(愛してやまない山)、穂高岳(尊敬するカメラマン宮田八郎さんが生涯を捧げた山)

⛰南アルプス:鳳凰山、悪沢岳(荒川岳)、赤石岳、聖岳、光岳

⛰近畿:大峰山

⛰九州:宮ノ浦岳

今年もよろしくお願いいたします!

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