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春は、ざわざわと

雨が降っている。いつの間にか、気づいたら年度末。いつだってそう、時間の流れにうまくついてゆけなくて、ふと気づいた時に、大事なことがもうすぐそこまで迫っていて、慌ててしまう。もっとちゃんと、地に足つけて生きていきたいのだけれど。仕事内容的には、年度を区切りにしたものではないけれど、組織としては人事異動があったり、年度単位で報告しなければいけないものがあったり、慌ただしくなるんだろうな。そういう、いつもと違う状況とか、ちょっとしたことでも環境の変化が苦手。みんなそうなのかもしれないけど。

今日だって、異動や退職される方の最後の出勤だから、終業時には花束を渡したり、挨拶をしたりということがある。そういうイベントをしたくないというわけではないんだけど、そういうことが予定されているというだけで、なんだか気持ちがざわざわして落ち着かなくなる。来週からは4月になって、やっている仕事はいつもと変わらなくても、関わる先で担当者が変わっていたり、書類を綴るファイルが新しくなったり、ちょっとした変化はたくさんあって、しばらくは気持ちが落ち着かないんだろうな。

今年は、自分でも環境の変化を起こした。まだ、正式には決まっていないけど、いろいろと思うことがあって、通信制の大学で勉強することにした。それと併せて、英語の勉強も始めた。今は、まだ大学の方は手続き中でスタートしていないから、その前に勉強習慣を身につけるという目標もあって、TOEICの勉強に取り組んでいる。家で勉強をするなんて、社会福祉士の資格を取った時以来だから、6年ぶりくらい?あの時、せっかくの勉強する習慣を絶やさないためにも、何か勉強を継続させたいと思っていたのに、あっという間にだらけきった毎日になってしまった。

英語の学習に関して言うと、もともと英語が好きで、中学生までは頑張って勉強していたんだけど、高校生になったら受験対策のための英語に嫌気がさして、あまり勉強した記憶がない。大学生の時にはフランス語や韓国語を一生懸命勉強していて、英語はすっかりご無沙汰になっていた。うまく言えないんだけど、中学生の時まで楽しく勉強していたことが、高校生になって楽しめなくなって、そのことがずっと引っかかっていて、英語から意識的に遠ざかっていたような気がする。この度英語の勉強をすることにして、もう全部忘れているだろうから、ゼロからスタートするという気持ちだった。

でも、いざ勉強を始めたり、英語のPodcastなんかを聞くようになったら、埋もれていた英語力というのか、感覚?みたいなものがじわじわと、蘇ってくる感じがした。長らく英語から遠ざかっていて、昔せっかく勉強したことが白紙になっちゃったって思っていたけど、ちゃんと自分の中に根付いていたんだなって感じた。そうはいっても、文法とか単語はやっぱり忘れちゃっているし、TOEICの勉強ってこれまでしたことなかったから、全然問題解けなくて泣きそうになるけど、それだけのびしろがあると思うことにする。

正直、4月以降仕事も勉強もちゃんとやって、うまく自分を保てるのか不安もある。どこかで全部嫌になっちゃうかも。それでも、自分でやりたいと思ったことだから、頑張って続けたい。自分を甘やかさない程度に、無理しない範囲で楽しく取り組めたらいいな。


先週まで雪が降っていて、まだまだ寒くて本当に春が来るのかな?って思っちゃう。出勤前の、長い長いひとりごと。

読んでくださって、ありがとうございました。

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