プチプラ化粧品と私

プチプラ化粧品 (お手頃価格な化粧品) で有名なセザンヌが今年で誕生60周年、キャンメイクが39周年だと知ってすごく驚いた。
日本製のプチプラ化粧品で歴史が長いのはちふれ (全国地域婦人団体連絡協議会) だけじゃなかったんだ・・・。
セザンヌもキャンメイクも、ネットやテレビでたびたび宣伝されるようになったのはここ何年かだけど、ブランド自体はかなり前から存在していたのだ!
セザンヌに至ってはちふれより早く誕生している。

化粧品御三家

19歳か20歳の頃、同世代のこと同じようにおしゃれをしたい!と思ってネットで検索したキーワードは「日本製 安い 化粧品」。
化粧品売り場のカウンターはキラキラしすぎていて高いのしか売ってくれなさそうな雰囲気だし、限られたお小遣いでは必要なものは揃わない。
でも、安いだけでどんな会社が出してるかよく分からないものを使って肌や目に悪影響が出たら困る。
そういう事情があって考えたキーワードがそれだった。
検索結果の上の方に出てきたのが、「ちふれ」、「キャンメイク」、「セザンヌ」。
この3つのブランドは、私にとっての化粧品御三家。
「日本の化粧品メーカーで安いとは言っても沖縄には売ってるところが少ないのかな?」と思ったけど、資生堂やカネボウと同じようにちゃんと近所のスーパーの化粧品売り場でも販売されていた。
今のところ使っていて肌荒れも起きていないし、生活圏内にもたくさん売ってるし、手が届く価格だし本当にありがたい。

ちなみに、キャンメイクとセザンヌは井田グループという企業の系列。
化粧用の筆やパフなどの道具を販売しているロージーローザも井田系列らしい!
CMで聞かない企業だけど何気に大手。
女性たちのニーズから生まれたちふれも素晴らしい会社だと思うけど、井田グループもすごい。
他のブランドも使うけど、体質が変わらず肌トラブルが起きなければ今後も定番アイテムとして使い続けたい。

プチプラ化粧品に救われた

大げさかもしれないけど、私はプチプラ化粧品に救われたと思っている。
片目がなくなっても元気なのは、義眼と周りの人のおかげももちろんだけど、化粧の力も大きい。
「義眼を入れたら見た目は両目が開くから、痛い治療が終わったら今まで以上にたくさんおしゃれして変身しよう」と思って気持ちを保っていた。

ここ何年かはあまり化粧をしていなくて、何年も前に買った化粧品は劣化してる可能性が高いので、また始めるには道具を買い揃える必要があった。

もし世の中で販売されてる化粧品の最低価格が1個3千円とかだったら。化粧品を揃えるのを諦めておしゃれをする気力が削がれていたと思う。
だからプチプラに救われたと思ってる。
肌との相性も良くて、今のところは目やにとか目の痒みも抑えてくれているし、同年代の友人との話題にもなる。

強迫観念で見た目を整えるのはよくないから、今後も無理なく楽しくゆるくメイクしていきたい。
そして、「○○歳になったら若い子向けのブランドは合わない」とかそういう決めつけもスルーしたい。

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