【一秒後ぎっくり腰になってもおかしくない!? 猫背、反り腰 その②】

もう一つチェックしてみましょう。

いわゆる前屈を長座(座って両膝をまっすぐ伸ばして揃える)で前屈をしてみましょう。
これで足の指先より先に手の第二関節が越えれば、人間が二足歩行で生きていくうえで不自由はないと言われている背面側の柔軟性です。
これを下回るようであればぶっちゃけ、今日ぎっくり腰になってもおかしくない硬さです。
そして下回るという事は骨盤が後傾になる可能性が高いので同じく猫背に普段なっていると思われます。

もう一つがトーマステストというチェックがあります。
ベッドなどに腰を掛けてもらいます、そして足の裏をまずべったりつくように座ります。
足の裏がすべてついたらそのままリラックスして仰向けになてもらいます、この際に体の位置をずらさないように
この時点で床から踵が浮いてしまう人がいると思います、かなりの反り腰です。
そしてこの状態で膝を思いっきり抱えていただきます(これも股関節が硬すぎて抱えきれない人がいます)
この時にどのぐらい足が床から離れますか?というのが反り腰具合(前腿の硬さ、しいては骨盤の前傾)を図る事ができます。


断言出来ていない理由はそもそも人間の体は今のコンディションと明日のコンディションは違います。
今日は骨盤が前傾でも明日は骨盤が後傾の事もよくあります。
体重に増減があるように、体にも常に変化が起きています。
更には自分の体の客観視はなかなかできません。
鏡に映っている自分の髪の毛、右と左どちらの方が多いように見えますか?髪の毛に興味を持っている人なら即答えられるかもしれませんが、これは髪の毛ではなく筋肉です。
今日と昨日の自分の体の筋肉の左右差に関心をもって生きてきましたか?

故に統計的な客観視が重要になってきます。

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