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御礼 アーサー王物語の落語会

お疲れ様でございます。春風亭吉好です。

昨日アーサー王物語落語会の後編が無事に終わりました。
ご視聴の皆様はありがとうございました。
そしてゲスト出演してくれた三遊亭天歌さんも本当にありがとうございました。
ワンポイントで天歌さんがいてくれたおかげで落語もトークも大変やりやすかったです。

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子供の頃から好きだった「アーサー王物語」
一番最初の出会いは家にあった絵本。
次にSDガンダム外伝の円卓の騎士編。
それからFFやコードギアス、極め付けはFateとヲタク人生に色々な角度で関わってきたアーサー王物語。

いつしかそんな登場人物を落語で演じてみたいと思い形にしたのがこのアーサー王物語の落語。

ただ落語家がそのまま物語を読み上げるのは面白くないと独自の解釈を交えて「新解釈」という名のパロディをさせていただきました。

具体的にはアーサーのキャラをヲタクに(笑)
これは前に古典落語の「紺屋高尾」でもそんな演出にしたんですが主人公はできるだけ自分の素に寄せた方が演じやすい。
なので自分に限りなく近いヲタクキャラとして演出。それが徐々に王としての自覚を持っていくという構成にしました。

現代のアニメやゲームの名称が飛び交うのはご愛嬌で(笑)

本来ならば落語にするにも十席以上の長編になるところをエピソードを厳選して三席に。

一席目は「アーサー王と聖剣」
アーサー王の誕生から聖剣エクスカリバーを手に入れるまでを地噺でヲタク漫談をちょいちょい挟みながら。
これはアーサー王物語の落語会前編で視聴できます。

※前編の予約はこちら↓

二席目は「円卓の騎士と聖杯」
アーサー王がグィネヴィアと結婚をし、円卓の騎士が集い聖杯を手に入れる冒険に出るまで。
「聖剣」より挟む漫談を減らしそれ以上にパロディを増やしました。
具体的にはガウェインがシャアだったり、ギャラハッドのモチーフがラッキーマンの天才マンだったりとやりたい放題、、
それでもストーリーの本筋は原作通りなんです(笑)

三席目は「アーサー王の最期」
タイトル通りアーサー王の最期の戦いであるカムランの戦いまで。
これは一、二席目が嘘の様にシリアスに。
とはいえ新解釈と銘打ってるのでただ物語を語るだけにならないよう原作にはない演出を要所に挟み込みました。
個人的に最期に明らかになるとある行動はドラマチックにできたかなと。

二席目、三席目はアーサー王物語の落語会後編で視聴できます。

※後編の予約はこちら↓

どちらもアーカイブの予約は6月6日までとなっております。

残念だったのはせっかく苦心して創作したのに1月の初演が延期、5月に改めてと思ったらそちらも無観客にせざるを得なくなってしまった事です。

今回はプロトタイプと思いまたお客様の前でできる日がきたら練り直してまたかけられたらと思います。
それこそまだ落語化していないエピソードは山ほどありますからそれらも作っていきたいですね。

これを機にアーサー王物語を知った方は沢山の書籍が出ていますから是非触れてみてください。
少なくともファンタジー作品が好きな方には絶対刺さります!

春風亭吉好

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