26日目:血管拡張カオス状態

休職26日目。月曜日。雨。病院に行った日。

昨日中にまた書けなかった。というか書く気が起きなかった、優先順位が下がっているのかもしれない。これも一つの変化だろう。

病院ではこの1週間気持ちがダメダメになってしまったこと、特に一人暮らしの家に帰って、もう以前のようには戻れないと感じ悲しくなってしまったこと、でも戻らないためにこうしているんだと思い直したこと、つらつら話して、また涙がぽろぽろしてしまった。ギョロ目の先生は淡白というか淡々として診察も基本パッとしているが、話せば聞いてくれ(当たり前か)、考えを話してくれる(これも当たり前か)。

「薬では解決しない。自分で悩んでいるあれやこれやに自分で折り合いをつけないといけない。ばきっと決めきらなくてもいいから道筋をつけていかなければいけない。見ているとやはり最初の頃より回復している。まだ1ヶ月だ、また様子を見させてほしい。」

・・・

雨だし体調もあまり良くなかったので先々週つくったPCレンズを取りに行って軽くご飯を食べてすぐに帰った。

帰って母といろいろ話していたら少し落ち着いてきた。過去のことばかり思い出して生きてる人は多いのかな。音楽も匂いも過去の記憶、ノスタルジーに包まれてしまうのかな。

・・・

夕寝して、起きて、夜ご飯。

両親と今日の病院のことや週末家に帰っていたことなどを話した。また涙ぽろぽろしてしまったが、許してくれ。今の自分の状態について「最初は硬い細い血管だったから何にも通らなかったけど、今は柔らかくなって拡張してきたからいろんな物質が行き交っていてカオス状態」ということに落ち着いた。この血管をいい感じに整えたい。でもまだこのカオスは続く予感だ。続かせて、本当の自分の大切な要素を探っていきたい気持ちがある。だからまた嗚咽しながら泣いたりするかもしれない。けど自分もそれは許せるし、家族も許してくれる。

寝る前、恋人と電話して上記のような話をして、また涙ぽろぽろしてしまった。「あの家での楽しい思い出まで、もう戻れないと悲しまなくていいと思ったんだ」「そうだよ」

実家にいるときは電話しないことしていたが、もういいや。したいようにしよう。

今これ書きながらまた涙ぽろぽろしそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?