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Apple Vision Proについて嫁に聞いてみた

AppleのVision Proは久々の大型新製品だが、まだ日本では販売されていない。一部のVRマニアやApple信者以外の一般人にはあまりなじみがないかもしれない。試しにうちの嫁に知っているか聞いてみた。

嫁との会話

私:ビジョン・プロって知ってる?
嫁:何それ? 未来を当てる人とか?
  人が目標設定するのを助ける人かな?
私:違うね
嫁:わかった! 視力回復センターの店長さんだ
 (ちなみに嫁は強度の近視)
私:いや、人じゃない
嫁:じゃ、目の悪い人の視力を回復する器具とか・・
 (嫁は妙に視力にこだわる)
私:うーん、違う。でも、ちょっと近づいたかも。
  ヒント:Apple社の新製品だよ
嫁:わかった。ヘッドセットみたいに、頭に乗っけるやつ。あなたが前に買ったやつみたいな?
 (Meta Quest2のことを言ってる)
私:ピンポン!!
嫁:何ができるの?
私:MR(複合現実)といって、現実の世界とバーチャルの世界をミックスしてゲームができたり、映画を大きなスクリーンで見れるんだよ。
嫁:ふーん(あまり関心なさげ)
  それって目トレに使えるかもしれないね(やはり視力にこだわる嫁)
私:いくらすると思う?
嫁:5万ぐらい?
私:そんなわけないだろ。
嫁:じゃ、15万?
私:いや、50万
嫁:ふーん(だんだんと疑いの目をあらわにする嫁)

さすがにこの状況で「買ってもいい?」とは言えず、この会話はここで終わる。(お伺いを立てても一刀両断にされるのがオチだ)

Vision Proのデモ映像

米国のApple公式サイトでは以下のようなデモ映像がアップされている。英語であるが、映像だけで十分に伝わる。Appleは見せ方がうまい。いつも感心する。


他のデバイスと違い、コントローラーがない。指先をトラッキングするので、指のゼスチャーで操作できる。さらにはアイトラッキングにより、目でアイコンやメニューを選択することもできる。
美しい3Dパノラマ映像(イメージ)
Vision Proのカメラで3D映像の記録が残せる。
空間上に投影されているかのような仮想ディスプレイ
美しい風景と現実の空間をミックス
この解像度なら仕事にも使えそう
美しい3Dとヒーリングミュージックで瞑想する?
あたかも指先に蝶が存在するかのような3D映像


最近のiPhoneやApple Watchは欲しいとは思わないが、Vision Proは物欲を大いに刺激する。高画質のモニタを通して見る映像は現実世界と遜色ないレベルの解像度のようで、私が持っているQuest2に比べたら雲泥の差だ。
ここまで来ると、MRが我々の生活に入ってくる未来を予見できそうな気がする。現代では、電車の中でほとんどの人がスマホを見ている。これと同じようなことが数年先に違和感なく実現しているかもしれない。

関連記事

Vision ProについてはミスターVRさんの動画がわかりやすい。この人はアメリカまで渡航して、発売開始直後にAppleストアで買ったツワモノ。筋金入りのVRマニアだ。

帰国の飛行機で装着した実況が一番わかりやすい。

他にも色々投稿している。
現地のホテルから使い勝手を実況:
https://www.youtube.com/watch?v=8PPEt4i6sN4

開封から装着後のファーストインプレッション:
https://www.youtube.com/watch?v=LegVX_YQPT8

マイル貯めてゲットしたファーストクラスでアメリカへ行く:
https://www.youtube.com/watch?v=BoSOqdParME


noteでは落合陽一さんのレビューが秀逸。


所感

Vision Proのすごさはわかったが、これに50万払えるかと問われるとちょっと苦しい。やはり一般庶民にはまだまだ高嶺の花だと思う。それでも数年後にはこれと同様の性能で、もっと小型化したものが求めやすい価格で出てくるのではないだろうか? 正直ワクワクする。

一般庶民としては、7万円台で買える Meta Quest3あたりがぎりぎり手の届くところかな?これでもQuest2に比べれば格段の進化だが。
以下はミスターVRさんによるQuest3レビュー

https://www.youtube.com/watch?v=3iS0IcsOqkI

https://www.youtube.com/watch?v=xTRqatQMijE&t=889s



VR・MRデバイスは、我々が現在当たり前に使っているスマホぐらいに便利なツールになるだろう。バーチャルな空間でのコミュニケーションも増えるだろう。それが現実の人間関係にどんな影響をもたらすだろうか? 私個人的にはあまりネガティブなとらえ方はしていないが、人によってはそんなの気持ち悪いと思うかもしれない。いずれにしても、今後のVR・MRテクノロジーの進化からますます目が離せない。


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