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#06 大切なのは文章力ではなく「素材そのもの」

しがないエロライターだった俺が、ベストセラーのゴーストライターに成り上がるも、やがて朽ち果てるまでの軌跡を振り返るとともに、それを戒めとしてライターとして大成するための極意について書く。

唐突で申し訳ないが、俺は耳が立ってる女の子が好きだ。
極端に言えば、ハクション大魔王のアクビちゃんみたいな感じ。
ストレートヘアのサイドから耳の上部がツンと覗いてる感じ、って言えばわかってもらえるかな。
どうしてなのかは自分でも理由はわからないけど、ものすごくセクシーに感じる。
耳と言えば、かなり前の話だけど、かなり偉い占い師のおじさんと一緒に仕事をする機会があって、

「耳の穴の下側の窪んでいる部分は女性器の形状とリンクしています。つまり、そこが狭い人は締りがいい名器の可能性が高いんです」

なんて話を聞いた。
眉唾な情報だとは思いつつ、まあ見ちゃうよね。
で、いけない想像をしちゃうよね。その部位がきゅっとすぼんでる子なんかに出会うと、勝手にドキドキしたりして。

ども、多最上もがじです。
そう言えば、偶然にも俺と名前の一部が被ってる最上もがちゃんも、アクビちゃん耳だよね。
ふんわりボブが多いから、髪の側面から耳が覗いてる写真はあんまり見ないけど。

さて、前回、俺は文章が下手だと書いた。
継続は力なりで、そんな俺でもさすがに30年近く書く仕事を続けていれば、最初の頃よりは多少なりともマシになっていると思う。
けれども、プロ以上に語彙力のあるテクニシャンな書き手は世の中にゴマンといるわけで、素敵な文章に出会うと普通に感動してしまうし、本音を言えばちょっぴり嫉妬を覚えたりもする。

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