見出し画像

#07 歌舞伎町浄化作戦と、在りし日の歓楽街・西川口

時代が令和に移り変わった今もなお燦然と輝く、昭和・平成の「文化としてのエロ」。
ライターとしてその黄金期を駆け抜けた生き証人が、自らの思い出とともに古き善き時代を懐古する、センチメンタル・ノスタルジー。

いろいろな見方や解釈はあるものの、2004年の暮れ、石原都政の元で実施された「歌舞伎町浄化作戦」が、歌舞伎町のみならず、店舗型風俗の終焉を早めたことに異論を挟む人はいないだろう。
良心的なお店が閉店を余儀なくされ、歌舞伎町の風俗店はほぼ壊滅した。
歌舞伎町を追われて難民化した業者や風俗嬢たちは、23区の外に出て地下に潜った。
果たして、浄化と謳いながら、実際は悪質なボッタクリ店を増やしただけ、という報告は良く耳にする。

もちろんすべてが悪い方向にむかったわけではない。
店舗型に取って代わったデリヘルは、構造的に風俗の門戸を広くして、そこで働くギャルや人妻のレベルアップに貢献した。
ただし、店舗型に比べるとどうしても女の子の管理体制が甘くなる。
客にとって密室での楽しみ方の自由度は上がったが、ビョーキの心配も自己責任だ。
また、一見関係ないことのように思われるかもしれないが、昨今のJKリフレの店の増加も無関係ではない。
どんなに規制を強くしても、風俗がなくなることは絶対にない。
歌舞伎町フーゾクが壊滅して複雑化した、摘発逃れのイタチごっこの中で、10代の子どもたちが食いものにされているのである。

この続きをみるには

この続き:2,474文字

#07 歌舞伎町浄化作戦と、在りし日の歓楽街・西川口

多最上もがじ|元・ベストセラーライター

100円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

いただいたサポートは、充実した記事の執筆に欠かせないフィールドワーク資金に充てさせていただきます!

人生を愉しむアナタに乾杯!
8

多最上もがじ|元・ベストセラーライター

50代のライター。出版業界でエロ仕事を任されたことが転機となり、ヤリチンロードを爆走。浮気がバレて30代前半でバツイチになるも、返す刀で当時の愛人の一人と結婚。子宝にも恵まれ、ささやかな幸せを漫喫しつつ、ヤリチン癖は健在。現在、20代のOLと絶賛不倫中。

懐エロ。

時代が令和に移り変わる今、昭和の終わりから平成という古き善き時代が生み出したエロについて、その黄金期を駆け抜けた生き証人として書き綴る。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。