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森見先生の16作品中最強は誰?

先日四畳半タイムマシンブルースを読み終えて、ふと考えました

「太陽の塔、四畳半神話大系、きつねのはなし、夜は短し歩けよ乙女、走れメロス、有頂天家族、恋文の技術、宵山万華鏡、ペンギンハイウェイ、四畳半王国見聞録、郵便少年、聖なる怠け者の冒険、有頂天家族2、夜行、熱帯、四畳半タイムマシンブルース」に出てくるキャラクターが戦ったら誰が一番強いのか?

ここでだれが何をするかという詳細を書いてネタバレっぽくなるのは嫌なので、とりあえず名前だけを太字で書きます。

もちろんあれです、時空が交わらないのでそんな戦いあるわけないです。ただ、上の作品を読んでいると、そんなことがあってもエエジャナイカと思ってしまいます。濃いキャラクターがたくさんいるこの混沌とした世界で私が条件付きで一番強いと考えているのが・・・数学氏。ただ、条件があるために負ける可能性があるのが残念です。

条件…とにかく時間が必要。瞬発力のある相手が苦手です。制限時間がなければ、いやむしろ準備期間をたっぷり年単位でもらえれば、最強なんだと私は思います。

逆に考えて、絶対に負けそうにないのが長谷川さん。クールな感じでいて気づいたら怖いものを見てしまいそうです。ただし、この場合は

そもそも勝つって何か、勝負って何か、を定義しなおさないといけない気がする。

ではわかりやすく総合格闘技的なものを考えると、見てみたいのが二代目樋口師匠のカード。セコンドにはそれぞれ矢三郎小津がついて、この二人の場外の駆け引きで勝負がつきそうです。ただし、場内の二人は

戦意喪失してどっかに飛んでいっちゃいそうです。残された二人が阿呆な争いを見せてくれそうですが、結局気が合って、どっかで天狗ブランと偽電気ブランで乾杯しちゃいそうです。

人というかそれに近い形ですらないけど相当強そうなものもいます。丸い水とか厭な臭いの水とか。この2つの直接対決は、ちょっと考えてみましたが

マゼルナキケンということで試合中止になりそうです。多方面に壮大な迷惑がかかりそうです。考えただけで怖かったです。

最後に

最後までお付き合いいただきありがとうございます。先生の作品はそれぞれが独立して面白いのですが、時々「ムム、コレはアノ作品のことでは?」という、ちょっと嬉しくすぐったいような表現が出てきます。それに刺激されて、変なことを考えていました。
読んでいない作品がありましたら、後々読んだ際に「ああ、あれはこういうことか、なんともアホラシイ」と思い出していただければ光栄です。


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