見出し画像

40代で見直す、人生のゴールってなんだっけ?ゴールは100あってもいい。

ああ、40代は「人生のゴールを見直す時期」だなと実感するできごとが重なった。

「もう何もすることがないんだよ。」

久しぶりにあった地元の同級生が、ボソッとつぶやいた。浜松で就職、結婚して子供が高校生になりマイホームを持った。そんな彼は42歳で「もうすることがない」という。

次は、友人の紹介で出会ったAさん。彼は、誰もが知っている大手企業の管理職の47歳。世間から羨ましがられるポジションにいながら、8年後の55歳で迎える役職定年が見えてきて「どうしてもポジティブな気持ちになれない」という。

そして、最近知り合ったデザイン会社を経営するCさん。20代から会社を経営しているので事業は安定しているが、似たような仕事の繰り返しでもう4周目を回っているようだと。「なにか新しいことがしたいけど、どうしていいのかわからない」という。

人生のゴールって1つ叶えたり終わり?!


かくいう僕も、40を迎え人生のゴール設定を見直す時期にきた。今は42歳、20代で決めた「当時なりたかった自分」にはなっている、だいたいね。

独立して11年、法人化して5期目になる。散歩をしながらゆっくり生活したいと思い、2年半前に福岡に移住した。毎日自炊をして、猫と遊び、たっぷり読書もする、僕なりのパーフェクトライフのはずだった。

だけど、なにか物足りない…。現状に満足してしまい、あらたなゴール設定ができていなかったのだ。

そこで、1年かけて自分のゴールを再設定し直すことにした。仕事だけではなく、家族、趣味、生涯学習、健康、ファイナンス、自分の所属するコミュニティや地域社会、人生のあらゆる方面にどんなゴールを設定したいのかを考えた。

若い頃は仕事のゴールだけにファーカスしてがむしゃらにやってきた人も多いと思うけど、人生100年時代のいま、40代はまだまだ折り返し地点、定年を向かえる60代が人生の終わりではないよね。人生のゴールはひとつじゃなくていい。100や200はあってもいい。

40代で新しい業界にチャレンジをして成功している人だってたくさんいる。ケンタッキーを創業したカーネルは65歳で無一文から起業している。年齢なんか関係ないんだよ。

これからの人生を、過去の延長線上のままのマインドでなんとなく生きるのか、新しいゴールを設定してバチバチにエネルギーを出して生きるのか?

「みんな、さあビジネスを始めよう!」と言っているのではない。自分のゴールは自分で決めればいい。好きなようにすればいい。

だけど、40代の大人の元気がないのはまずいでしょ。今の日本はみんなも知っている通り課題だらけで、けっこう危機的な状況。社会の中心にいる40代が本気にならないと日本はヤバい。

子供たちに「可能性は無限大だよ」って伝えているあなたが、自分の可能性を信じないでどうするの?人間の持つ能力っていうのは本当にすごいんだよ。あなたがこれをしたいってことを前にしたとき、人間の脳はびっくりするくらいクリエイティブに働く、できないことなんてないんだよ。

世界一周旅行や英語や中国語を学ぶこと、趣味を極める、自然環境を守るNPOを作るとか、なんでもいいじゃん、やりたいことをやろうぜ。死ぬときに後悔するのは、やりたかったのにやらなかったことだよ。人生、100回あるような生き方をしてない?

そして、どうせ幸せを目指すなら自分たちだけじゃなくて、周りの人たちを一緒に幸せにしてあげられたらいいね。ざっくりアジアだけでも45億人くらいの人がいる。たくさんあるゴールのひとつは、それくらいの人数を幸せにできるゴールがあってもいいかもしれないね。あなたがイメージできることは、実現できるよ。

子供たちへの教育は重要だけど、それよりも重要なのは僕たち大人がどんなマインドで生きているかだよ。お父さん、お母さん、近所のおじさん、おばさんがバチバチに楽しそうに生きていたら、子供たちも勝手に自分の好きなことを見つけて熱中するんじゃないかな。言葉にしなくても非言語でぜんぶ伝わるんだよ、そういうことって。

だから、僕と同世代の40代のみんな、ゴール設定を見直そう。ほかの世代の人たちももちろん同様にね。

以上、なんだけどここからは告知をさせて。

2019年に苫米地式コーチングの認定コーチになり、これまでは経営者や起業したい人向けのコーチングを行なってきた。

これからは「人生の後半戦に向けてゴール設定をしていきたいと考える40代」に向けて、もっと積極的にサポートしていきたい。

年齢は関係ないというのはコーチングの大前提だが、僕が自分なりにどうやって社会に貢献していこうと考えたときに、同世代で社会の中心にいることが多い40代向けのコーチングは非常に意味があると考えている。

コーチングは自分の天職だと思っていて、これまでも研究を重ねてきたつもりだ。最先端の認知科学に基づくコーチング理論に加えて、編集者として培った経験を生かしたコーチングによって、これから一生使えるマインド(脳)の使い方をお伝えしながら、あなただけのゴールを探す手伝いをします。

コーチは、あなたやあなたの家族よりも、あなたの可能性を確信する存在。一人ではたどり着けない自我の外側まで連れていくよ。

40代向けのコーチング受けてみない?詳細はこちらで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?