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お店を出した幸せモノの話

2024.4.7(日)
「第三回 ハナノワマーケット」(埼玉県草加市)

イベント募集の投稿を友達から聞いたのがきっかけで、対面販売を行ってきました。
申込をしてから1ヶ月後にイベント開催というタイトスケジュールではあったけど、どうにかこうにか無事終了することができました。

在庫を持ってみよう。

今までのモノ作りは、ほとんどがオーダー制作だったので色や形のバリエーションを増やしたり、並べた中から選んでもらうような販売をしたことはありません。

なので、今年の目標の1つとして「在庫を増やしてネットショップ販売をしてみよう」という漠然とした気持ちがスタート。


そこからのコレ。

3/2  ・・・在庫を持ってみる決意
3/7  ・・・イベント問合せ
3/11・・・出店決定
4/7  ・・・イベント当日

このスケジュール感は凄いですね。
どうりで3月が早かったわけだわ。



今回は、ワークショップをしないと早々に決めた。

その理由は
「私は先生になりたいわけじゃないと気が付いたから」

オンライン体験会を10回、対面ワークショップを1度開催して改めて自分の気持ちを振り返った時に「誰かに教えること」への興味がとてもとても薄いと気が付いた。

誰かに教えてもらうことにも興味が薄いのと同じことだと思う。


私をよく知る人や、その後の会話で理解を深めてもらえる相手ならば一緒にモノづくりをする楽しさは見出せるのだけど、初めて会った人とほんの数時間だけのモノづくりに私はまだ気持ちが乗らないの。

だから今回は販売だけ。

・ガラスドームサンドアートアクセサリー
・ガラス管サンドアートアクセサリー
・momotangleプレートアクセサリー


目標としていた各20セットをつくり終わったのはイベント2日前。

数を揃えれば良いというわけではないけど、それでも何か最低限のノルマというか、在庫数にこだわりたい気持ちがあった。

スタートのあの気持ちが最後まで続いたのかな。


頼れない性格が邪魔をする

・自分だけでやろうとする
・1人でどうにかなると思っている
・誰かのスケジュールを押さえなきゃいけないことはしないでおこう

こんな思考回路の私は、準備も設営も当日も全て1人でやろうと思っていた。

顕著に表れたのがテントの設営。

検索履歴にはこんなのばかり。

「タープテント 1人 できる」
「タープテント 簡単 やりかた」

手伝ってって言えばいいのに。
(でも言わない)
結局最後まで言わなかったと思う。


イベント数日前にタープテントを手に入れて、設営チェックをしていた時に家族が手伝ってくれて「さすがに1人は無理だろう…朝行くよ」って言ってくれたことで、当日もすんなり設営できた。(手伝ってって言いなさいよ。むしろお願いしなさいよ。)

ま、結局イベントに出る人が助けてくれたから家族が居なくても出来たんだけど(可愛くない感想)


この一連の出来事で、とことん人に頼れない自分の性格を実感した。
(そしてそれが悪いことだとは全く思ってないので、きっと繰り返すのでしょう)



私は幸せもの

イベント中は完全に1人。

勝手がわからぬまま大荷物を抱えて移動し、ブースを作り、接客をした。



ど素人の私は休憩のタイミングもわからず、飲み物も準備し忘れヒーヒー言いながら数時間経った頃、差し入れを持った友達登場。

大量の差し入れの中に、なんとペットボトル3本も入ってる!水!!コーヒー!!!しかもラテとブラック!!!

気が効く人ってこういうことよね。
本当に嬉しかった。


そのほかに差し入れしてくれる皆さまも気が効くものばかり。

「今夜ぐっすり眠れるようにホットアイマスク」
「意外と食べたことがない地元の名産お菓子」
「行列キッチンカーのレモネード」

トイレとか大丈夫?休憩はどうしてるんですか?って聞いてくれる優しい人たち。


イベント前にも後にもたくさんの人が私の周りにいたの。

強気で行けと背中を押してくれる人。
行けなくて残念と言ってくれる人。
仕事じゃなかったら手伝えたのにと言ってくれる人。
応援してるよと連絡をしてくれる人。
当日zoomで私の頑張りを見守ってくれていた人。
どうだった?と聞いてくれる人。
私の経験を嬉しいと言ってくれる人。


ね、私は幸せ者だ。


『当日売れなくても大丈夫。
 絶対に安易な値下げをしない。
 数に惑わされない。』

見守り隊のおかげで、イベント前からちゃんと心は決まっていました。
焦らず臨めたイベントだけど、嬉しい出会いも本当にたくさんありました。


・事前にInstagramを見て来てくれた方
・momotangleを描く私のインスピレーションに興味を持ってくれた方
・砂って綺麗ですねと言ってくれた方
・可愛いから戻って来ましたと言ってくれた方
・オーダーできますか?と聞いてくれた方
・あなたが描いているの?!と驚いてくれた方


細かなリクエストもたくさん聞きました。

・小さいガラスドームなら仕事場にもつけていける
・汗や水濡れに強いコーティングして欲しい
・イヤーカフバージョンが欲しい
・ネックレスやペンダントバージョンが欲しい


生の声を聞くとはこういうことですね。


私を知らない人に商品を見てもらうということは、モノを売るだけじゃなく私に興味を持ってもらう場所なのかもしれないと気付けた日。


次にやるべきことは見えているので、きっと次回はもっといいことが起こるはず。
今から楽しみだわ。




曇り予報から一転して、4月のイベントなのにものすごい暑さになったこの日。

私の腕がこんなになるぐらい。
これも思い出ですね。

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