【日記2024/3/25】偏見力

・2000字弱



 アハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


 哀しいよ……

 以下、モクリがサービス終了していなかったときに書いた日記の下書きの供養。



・絵を描くときはよく、Twitterで『ゲストを招待中』で検索して出てきた適当なモクリのフリースペースに入って、初対面の知らん人と作業通話をするという奇特な行為を繰り返している。おそらく20回以上はやった。これは迷惑行為になる可能性を秘めているので、気を付けながらやらないといけない。

 初対面なのに、警戒する人より受け入れてくれる人の方が多く、人類のことを好きになりつつある。人類全員と友達になりたい……

も ぐぐうまま豆知識:
「人類全員と友達になりたい」と言っている日と、「人類全員嫌いや」と言っている日がある。

 私が「自分と気が合う人」ばかりと出会えているのは、単に皆の性格がいいからという理由もあるだろうけど、私がTwitterの検索画面からモクリに入室するときに、私の偏見力を以て「この人は自分と性格が合うだろうか」という吟味をしてから入室しているからという理由も大きい気がする。

 私の偏見を一部紹介する。

ネガティブ偏見:
・プロフに、「AI学習禁止」「お別れはブロ解で」みたいなことを書いている人は繊細な可能性があり、性格が大雑把な私とは合わない可能性がある
・フォロー/フォロワーがそれぞれ30人以下の人は、身内向けのスペースを開いているのであって、外部の人が入ってくることを想定していない可能性があり、そういう所に突入するのは迷惑である可能性がある
・会話の人数は2人が安定だと思っているので、既に2人以上が入室しているスペースに入っても、自分が余る可能性が高い

ポジティブ偏見:
・FFが偏っていて、フォロー数の割にフォロワー数が多い(ネット上の「おかしな人」って高確率で「失うものがない人」なので、裏を返すと「失うものがある人」はおかしな人でない可能性が高い傾向にある)(あと、フォロワーが多いだけに、知らん初対面の人が入ってくることを想定している人が多い)。
・FFが偏っていて、フォロワー数の割にフォロー数が多い(やや多動的で、様々なものに興味を示す人が多い印象。私と同じで、人懐っこくて自意識が高くない)。
・絵が男性的(本当に男性である必要はない)。言い換えるなら、繊細でなくダイナミックな絵柄で、色彩よりデッサンに興味がありそうな人。絵が男性的な人は、性格も、繊細でなく大雑把で自由な可能性がある。
・男性(男性の方が、初対面の相手に対しての警戒心が低い傾向にある
・現在流行ってないコンテンツが好き(尖った趣味趣向の持ち主は、話が面白い傾向にある
・何かしらの分野についての専門性が高そうな人(そういう人全般にリスペクトと興味がある)(興味の方向が偏っているだけに、話も面白い可能性が高い)(「自分が生きていくために直接必要はない分野」に詳しい人は、なお面白い。例えば、自炊に詳しい人より、犯罪心理学に詳しい人の方が面白い)

・マジの偏見を開示しているキモい文章を書いている自覚がある……

 言うまでもないが、これは私と気が合うかどうかという主観的な偏見を書いただけなのであって、「人格の良し悪しが客観的にこうだ」と言っているわけではない。


・偏見力、マジで友人とか恋人を選択するために必要な能力だと思う。

 偏見という言葉にはネガティブな印象があるが、偏見は持ってないと生きていけないと思う。偏見は、間違っている場合には誰かが不利益を被るのであって、合ってる場合には利益がある。
 偏見があるから、借りパクしそうな友人に物を貸さないでいられたり、育児放棄しそうな人と結婚せずに済んだり、犯罪が起きそうな路地を避けて通ったりできるんじゃないか。皆で、合ってる偏見のことを「当て推量」と呼称することでネガティブイメージを払拭していかないか? 間違ってる当て推量のことを偏見と呼ぶ。

いつかの日記よりセルフ引用

 私の友人に、あまりにも偏見力(≒慧眼)がない人がいて、その人自身はめちゃ献身的で友達想いの良い性格なのに、あまりにもヤバい人と絡んでは裏切られて、金銭的/手間的/精神的な損害を受けるという体験をめっちゃしていて、かわいそうだなと思っている。


 色々な人と話していると、「自分はこういう人が好きだな」という像が見えて来る。自分はその像のような人でありたい。

好きな人の像:
・会話の情報密度が最大の、端的人間
・コミュニケーションにおける「これをされたら不快だからやめて欲しい」という不快のバリエーションが少ない。
 ただし、「これをされたら友達やめたくなる」という不快のバリエーションは多くてもいい。あくまでこちらの言動の修正を求めて来るか否かの違い。
・言語で傷つくことがない。



・おわり

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