見出し画像

コロモー巡回の時間だ!

・2200字弱


・1500字を超えるまで、 #コロモー を巡回していくよ~



・LGBTの次は動物との結婚を認めようという動きが広がってる事についてどう思うかを教えて

・動物とは合意がとれないという意見が最も説得力がある。ケモナーの人が獣に求愛しても、相手がヒトナーの獣だとは限らない。

 というか、ただ獣と交わりたいだけなら結婚である必要はないと思うのだけど、それでも結婚したいのは、自分と相手との関係を第三者に認めて貰いたいという心理があるのだろうと憶測する。間違っても、相続権、財産分与権、配偶者控除、家族手当、配偶者居住権、訴訟代理権などのメリットを考えて獣との結婚を考える人はいないだろう。

・結婚とは第三者がいて初めて成立する概念であり、無人島に2人だけ人間がいても、その2人で結婚はできない(結婚を認める第三者がいないので、結婚の定義をする必要がない)。

 動物と結婚したい人が求めているのは、法的な結婚でなく、ただ挙式して第三者に認めて貰うのが目的の結婚ではなかろうか。もしそうなら、「結婚を認めろ!」と言うまでもなく勝手にすればいいと思う。




・子供が欲しいかを教えて

・こういう意見の持ち主が増えてきたと思う。


・「自分が辛い人生を過ごしているので、子供に同じ不幸を味わわせたくない」という意見の持ち主も多い。「自分のような遺伝子を持った人間を、自分の様な育児能力のない人間が育てるなんてできない。自分は命を預かる責任が持てない」という旨の意見も多い。


・子供を作るデメリットはSNSで大量に目にする。腹も痛めるし、金が飛ぶし、共働きだと育児がしんどいし、子供は臭いし汚いし煩いし、少し目を離すとすぐ死ぬし、悪態はつくし、他人に迷惑はかけるし、勝手に親のクレカでソシャゲに数十万の課金をするかもしれないし、育児が大体20年は続く。

 デメリットが無限大の可能性を秘めているのに対して、メリットは「なんか幸福になれる」の一点しかない(他にもいくつか思いつくが、「なんか幸福になれる」のデカさに比べたら、他のメリットは誤差だろう)。

 出産について知れば知るほどデメリットの解像度ばかり上がり、メリットの解像度は上がらないので、誰も子供を作りたくなくなるのはある程度必然だと思う。

・色々な欲をフィクションで満たせてしまうのも追い風になっていると思う。ゲームをプレイしたり、メディア作品を鑑賞することで、性欲も、恋愛欲求も、探索欲も、自己実現欲求も、知識欲も満たすことができ、達成感も得ることができる。本来、フィクションが充実していなければそれらの欲求は現実に向いていたことだろう。現実はフィクションに比べて、退屈で面倒な手続きが多く、面白密度が低い。

「基本無料のソシャゲ」と「Youtube Shorts」が人類から奪った欲求は計り知れない。

・子供が欲しくない人間が多い理由は、「自信・金銭・欲求」の不足によるためだと個人的に思う。政府がこれを解決するのは絶望的に難しいと思う。





・コロモーにはこういう質問が多い

・「友人が○○なので私は困っているのだけど、どう付き合っていけばいいのか教えて」系の質問。

・友人でなく、上司や親に困っているならそれは解決すべき問題だ。付き合っていく義務がある人間に困っているなら、「不満を伝えてみて」とか「転職してみて」「上司の上司に相談してみて」「通報してみて」「向こうはこう考えているだろうから気にしないで」とか、いくつかのアプローチからの解決法が思いつく。

・しかし、交友は義務ではない。友人というのは楽しいなら付き合い、楽しくないなら付き合わなければよい。友人との相性をよくしようと模索する手間を考えたら、友人ガチャをリセマラする手間の方が少ない。

・交友を義務だと思っているから👆の様な「友人との付き合い方を教えて」系の質問が絶えないのだと思う。

・きっと、相談としては友人の嫌な所を挙げているけど、挙げていないだけでその友人には良い所もあるから付き合い続けているのだと思う。友人と付き合うストレスと楽しさとを天秤にかけて、楽しさに傾くなら付き合い続ければいいのだ。

・「友人に困ってる」系の相談には、具体的な相談内容を読むまでもなく一律に「友人に不満を伝えて、改善できないなら我慢するか別れてください」というごく当然の回答しかできない。

・とにかくこの手の、人間関係でストレスを負っていて助けて系の相談は、不満を相手に伝えていない場合が多い。特に「男性からのアプローチに困っている系」は120%そうである。

 「とある男性からアプローチされて困っています。断るのも相手に悪いし、どうしたらいいですか」←「断ってください。いつも愛想よく、YESともNOともとれる返事ではぐらかしているからそうなるのです」

・しかしそれはアドバイス重視の男性的な回答だ。

 相談の意図についてよく考えると、「それは大変だったね、ウチもそいつがおかしいと思うよ」と共感し、寄り添うような回答を求めているものと推測できる。

 上に掲げた質問も、「これの優しい接し方を教えて」というタイトルなのに、回答欄を見ると「こう接したら良い」という内容よりも「そいつヤバ」という内容に重きを置いている回答の方が桁違いに評価が高い。

 匿名相談カテゴリでマジアドバイスしてはいけない。



・おわり




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?