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You're going to reap just what you sow

映画「PERFECT DAYS」を観た。 スカイツリーのすぐ近く、下町に住む 公衆トイレの掃除のしごとをしている 年配の男性の日常の映画だ。 朝起きて、さっと布団を畳んで観葉植物に水をやり 住んでいるアパート前の、飲み物の種類が5種類くらいしかない 自動販売機でコーヒーを買い、車に乗って仕事に出かける。 スカイツリーから東京タワー方面へ、朝日がのぼる中 車はぐんぐん進んでいく。 主人公の男性がどんな過去があり、どんな考え方を持っているか 全くわからない。 本を読むが、本

    • 歯列矯正

      歯の矯正を始めた。 昨日上の歯にワイヤーをかけた。 お金は一括で払った。 すっからかんだ。 夜はインド料理屋さんに行ったのだが、しばらくは柔らかいものしか食べられないなと思った。 食べ物を噛むと上の歯全体に響くように痛い。 そぉっとナンを食べた。 これから2年くらい矯正生活か。 せっかくだし色々矯正してみるか。

      • 今年の目標

        歯列矯正 断酒 ラジオ体操 ストレッチ 筋トレ 英語書く 言語習得 週一冊読了

        • 普通の家

          川上未映子著「黄色い家」を読んだ。 読んだ人と語り合いたいと思う本は久しぶりだ。 17才。黄美子さんに救われた花ちゃんは、お金というより居場所が欲しかったのだろうか。 安心できる場所が欲しかったのだろうか。 冒頭の現在の状況から、過去の話と進んでいき、現在の点と過去の点がつながっていく。 ページをめくるごとに、なぜ今こうなったのか少しずつ明らかになっていく。 一生懸命築いたものがなくなったら、必死に取り戻そうとするものだよ。 力も何も無い者が取り戻そうとする時、それが

        You're going to reap just what you sow

          部屋の子

          Netflixで「サンクチュアリ 聖域」を観た。 主人公は新人力士で、スカウトされて相撲部屋に入り横綱を目指すという、成長物語なのだが、まあ面白い。 登場人物の生い立ちや、部屋の仲間の人間模様、相撲協会内の力関係や、相撲を取り巻く大人たちの欲望など、とにかく一話一話が濃い。 泣いたり笑ったり、ハッとしたりでもう夢中になっている。 朝起きてもずっと考えてしまう。 家族で 「猿谷いいね〜」 「わたし静内推し〜!」 「メイキング観た?」 など盛り上がって話している。 観て

          部屋の子

          作る人と食べる人、旅立つ人と送る人

          Netflixで「舞妓さんちのまかないさん」全9話を観た。 まず、とてもとても素敵だった。 主人公の2人はもちろん、どの登場人物も素敵で、愛おしく、京都の町並みや「朔」の台所、バーも全て相まって、思い出すだけで胸の奥がちょっとあったかくなる。 9話目ともなると、「朔」の台所にキヨちゃんとすみれちゃんがいるだけで涙が出てくるほどもう愛らしくて愛らしくて、本当に観てよかった。 タイトルは青森のおばあちゃんが言った言葉。 どちらがいいとかじゃない、居場所を見つけること。 追記 賛

          作る人と食べる人、旅立つ人と送る人

          Life is a series of decisions

          Netflixで「キッドカディ」を見た。 アニメーションで、おしゃれだった。 クリエイティブな若い男の子と クリエイティブな若い女の子の 愛の話だった。 誰かと長く付き合っていくのって 元恋人とか、新たに知り合った人とか 魅力的な人はいつだって日常に出てきて 人間だから惹かれたりもするけれど 時にフラフラとするけれど それでもやっぱりこの人がいいと 断ち切って選び続けあった2人が 一緒にいるのだと改めて思った。

          Life is a series of decisions

          初夢

          高校生で、新しいクラスで、みんな手探りで、席が近い子たちとなんとなく仲良くなって、誰かの家で集まってゲームとかしてて、あんまり喋らない男の子がいて、壁を背に床に座ってみんなを見てて、私はなんとなくその子の斜め前くらいに寝そべりながらゲーム画面を見てて、風に私のミニスカートの裾が揺れて、その裾をあんまり喋らない男の子が何かで触ろうとしてて、私があんまり喋らない男の子の隣に座り直して、そしたらあんまり喋らない男の子が「蛍みたいな子と出来ると思ってないよ」と言って、私は笑いながら「

          Cats

          外出を制限するようになり もう2か月近く経つ。 5月に入って まだまだ続くとわかって 緑やピンクのカラーコンタクトをつけた。 メイクは ノーズシャドウ濃い目 ハイライト強め 眉毛は太く長く アイシャドウはブラウン系濃い目 アイライナーはピンク 何かに似ていると鏡を見て気づいた。 テレビで見た「キャッツ」だ。 買い物は マスクをしているし ビニールのシールドもあるし 前髪でほぼ隠れてるし 誰も見てないから大丈夫。 ママチャリに乗って 買い物に来た 太ったおばさんは

          転職したら、変わったこと 休日編

          日曜日の朝、起きたらパンが食べたかった。 行きたいと思っていたパン屋さんまで自転車で行ってみよう。 家族にパンのリクエストを聞き、出発。 もうすぐお正月で、今は朝の8時で、外はとっても寒いけれど、美味しいパンを買いに行っているのだと思うと、この寒さも楽しいアトラクションになる。 食パンと惣菜パンを買って、上機嫌で自転車を漕ぐ。 家の玄関を開けたら家族に向かって 「パパパパーン パパパパーン パパパ パン パパパ パン…」(結婚式に流れるやつ) と歌いながら、パンを

          転職したら、変わったこと 休日編

          大切

          ちょっと酔っている。 左を見れば、五木田智央さんの企画展のポスターが貼ってある。 (行きたいと思って、忘れないように貼ってある) 右を見れば、ギターが2本。 ずっとずっと、いろんなことを考えている。 友人が言ったこと。 思い出。 後悔していること。 後悔していること…。 私は、友人が私を大切にしてくれた程には友人を大切にできなかった気がする。 もっとずっと大切にできた気がする。 今生きている私。 いずれ死ぬ私。 大切なものがわからないのに 大切にさ

          ノートタイトル

          友人が亡くなって、数週間経とうとしている。 訃報を知って、段々と日常が困難になり、仕事を休んだ。 1日目、泣き続けていたら吐いてしまった。 これではいかんと、日常を取り戻すべく、何かを始めることにした。 2日目、noteのことを知り、なんでもないことをnoteに書くことによって 遠くの自分と近づいた。 3日目、友人との思い出を心のなかで噛み締められるようになった。 4日目、色んな人と話すことで、少し日常が動き始めた。 5日目、やっと、普通に悲しみに向き合えるよ

          ノートタイトル

          繕う

          今日は、化粧ブラシを洗う。 と言っても簡単だ。 まず、ドラッグストアで 「無水エタノール」を買ってくる。 次に、コップ(なんでもよい)を用意する。 汚れているブラシ部分が浸かるくらい コップに「無水エタノール」を注ぐ。 コップにブラシを浸けて、かき混ぜたりして 汚れを落とす。 最後にブラシを水で軽く流し、タオルの上に乗せて 乾かす。 以上。 私はファンデーションもブラシなので、 ファンデーション用、チーク用、眉用で 化粧道具の掃除はほぼ終わり。

          カーテンを洗う

          そもそも、カーテンを洗うという発想がなかった。 村上春樹著『ノルウェイの森』のなかで 寮で主人公と同部屋の「突撃隊」が 月一でカーテンを洗うというシーンがあり 私も洗ってみたいと思ったのが始まりだった。 まず、カーテンを外すところから始まる。 カーテンにもカーテンレールにも 意外と埃がついていることに気づく。 次に、カーテンからカーテンフックを外す。 プラスチックのカーテンフックは壊れやすいが 100円ショップに売ってあるので 壊れていたら取り替える。

          カーテンを洗う

          毛先の行方

          私の頭には、他の人の約5倍くらい髪の毛が生えていた。 その大量の髪は大きな川の如くうねっており いつも毛先があちらこちらに散らばっていた。 思春期は、とにかく髪の毛がコンプレックスだった。 私のポニーテールは、巨大な紙に習字を書くときに見る 人の大きさほどもある筆の毛先を連想させた。 三つ編みにすれば、しめ縄を連想させた。 思い切ってショートカットにすると ソフトクリームのように大きく渦を巻きながら 重力に逆らって上へ上へと伸びた。 学生時代、バイト代でま

          毛先の行方

          おだいじに

          あれ、なんか調子が悪い そういえば最近ずっと寒気がする 次の日起きると喉が痛い やだなあ 熱あるかもしれないけど 体温計がない あ、もうこんな時間 今週始まったばっかりだけど なんとか乗り切ろう 一人暮らしの病気はつらい。 食事はコンビニ頼りになり 家は荒れ果て だんだん不潔になっていく。 ゴミ出し、洗濯、掃除、入浴 やりたいけど出来ないことが増える。 ああ、なんとかしたいのに体が動かない。 仕事はまだ有休があんまりなくて休めなくて お昼休み

          おだいじに