テラヤマキャバレー

なぜ、寺山修司の深いところを勉強してから行かなかった?!
と観ている最中から思った作品でした。
目当ての俳優さんがいるから観に行った大前提でしたが、浄瑠璃シーンで村川絵梨さんの動きに目が釘付け。
こんな伊礼彼方さんの一面が?!
など俳優さんの新しい面々を楽しみつつ、身毒丸ってこういう風にできたのか?と思う勉強不足の寺山修司の一面。
詩集は読んだけれども、もっとご本人自身の話を知るべきだった。
そんなことを色々考えながら、野田秀樹さんが会いに来たと名前だけかと思いきやセリフの中で調子が悪い時の野田秀樹みたいな言い方しないでと使われていたシーンで笑ったり、唐十郎さんの名前も出てきたり。
そして、客席に「あの方どこかで見たことある、、、」と思っていた方は演出のディヴィッド・ルヴォーさんでした。
なんだろう、もっと寺山修司さん自身のことを知ってから見たらもっと違うんだろうなという印象でした。

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