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左派の義理人情

◉X(旧Twitter)の先日のトレンドに、SEALDsが入っていましたが。彼らに対して、利用されるだけだぞと忠告した人間は多かったのですが、10年経って答え合わせですね。そのSEALDsと同様に石川優実さんも、左派にいいように利用されている感じで、傍目にしても危うかったのですが。3年ほど前、そのうち学歴のなさから石川さんは、学者だ弁護士だと高学歴自慢が多い和製フェミニスト界隈から、パージされるのではないか……と推測したのですが。こちらのポストを読むと、まさにへいのように捨てられたのでしょうか…。自分から距離を置いたなら、良いのですが。

ちょっと確認したけど、メンタルをやってうまく働けなくなっているみたいで、まあ全く意味わからないわけですよ。だって、メンタルをやると就職できないのは企業が嫌がるからであって、「石川優実さんがメンタルをやっていても気にしないリベラルな企業」というのは無数にあるはずじゃないですか https://x.com/mnowben/status/mnowben/status/1735488743061291334

https://x.com/silver_fishes/status/1760911479745007920?s=20

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。


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■活動家より表現者に■

昭和の時代のヤクザの鉄砲玉が、刑務所での〝お務め〟を果たせていたのも、残された女房子供を組が面倒見るからであって。利用するだけ利用して、骨を拾ってくれるとおう信頼がなければ、誰も命を賭けないですよね。ここらへんは、『仁義なき戦い』の山守組長の薄情さが描かれていましたが。しかし、利用するだけして後は知らんでは今後は、活動家二世か、人格に難がある人間しか、左派の兵隊コマンダーが集まらんですよね。

石川優実さんはメンタルをやりながらもニュースレターを広く発信しているらしくて、つまりそういうライター仕事はできるわけですよね。朝日新聞でも東京新聞でもどこでも、「BBCに選ばれた世界的にも素晴らしい女性、石川優実」の文章を高く買って、社内ライターとして就業させればいいだけです

https://x.com/silver_fishes/status/1760912090779505024?s=20

朝日新聞なんて、青木雄二のエッセイ連載に一回10万円払っていましたhttps://mmpolo.hatenadiary.com/entry/20080404/1207259642 。世界の石川優実なら一回20万でも30万でも稿料を払っていいはずじゃないですか。どうしてみなさん、石川優実さんに手を差し伸べないのか。全く意味がわかりませんよね

https://x.com/silver_fishes/status/1760913031029239830?s=20

石川さんは女優をやりたいということを、X(旧Twitter)で呟いていましたが。ならば政治活動するより、そっちに注力した方が良いって、何人も忠告してたのに。ナイト気取りの御仁が、ワラワラとあらわれて、けっきょくは界隈に囲う。2022年の10月末にアカウント消す宣言以降、カウントは消えましたが。12月には別アカウントらしきものも生まれましたが。代表的なフェミ騎士の御仁とか、2023年の6月以降、検索しても触れていませんね。まぁ、彼なりになにか理由があって、気を使っているのかもしれませんが。

今の時代、舞台やテレビや映画だけが女優の仕事ではないですし、版権が切れた古典的名著の朗読や、ハンディカメラでひとり芝居やってYouTubeに上げるとかやった方が、地道な積み重ねになったでしょうに。実際、そういう形でアピールしている声優や俳優は、いくらでもいます。落語家とかでも、そうですね。NHKもテレ朝もTBSも、チョイ役ぐらいも押し込めないんだなぁ……と思います。あ、NHKでは一般人のフリしてインタビューに出演してましたが。

■切り捨てる側の論理■

で、SEALDsについてのShinHori弁護士のポストが、炎上状態です。100万閲覧で640イイネと、イイネ率は0.064%です。この勢いなら150万閲覧を超え、0.05も割るかもしれませんね。引用ポストも431と、イイネの数より引用が増えそうな感じで、スクロールしてもスクロールしても、批判や皮肉しか出てきません。個人的には、沈黙してやり過ごす連中より、こうやって本音を吐露するHori先生自体は、嫌いじゃないけどね。「なに本当のことを曝露してんだ!」って、裏でお仲間に責められていないか、心配です。

「SEALDsを左派は面倒みないのか」という言説が出ているが、そもそもSEALDsの人は自分たちを左派だなんて認識していなかったと思う
ただ時代の流れの中でなし崩し的に「親安倍派≡右派、反安倍派≡左派」みたいな図式に皆流れ込んでいったので結果的に後者の意味で左派扱いになっていっただけで

https://x.com/ShinHori1/status/1761423172426223988?s=20

言い方を誤魔化していますが、要するに

SEALDsは左派と自己認識していなかった
→だから左派ではない
→左派は声をかけられただけの関係
→だから助ける必要はない
→自己責任だ

こういう論法のようです。


「そうはいっても左派の文化人や論者がSEALDsを利用したよね」という人がいるが、これまたSEALDsの人に失礼な言い方で、実際はSEALDsの側が色々な(もちろん賛同してくれる範囲の)文化人や論者に声をかけて関わった、というのが正しい言い方なのでは

https://x.com/ShinHori1/status/1761426329298436247?s=20

読み人が激減する連続ポストで、本音が出てきましたね。実際に執筆時点で、最初のポストは97万インプレッションだったのに、2つ目のポストは6.7万インプレッションと、14倍以上も違います。要するに「自立した大人なんだから、声をかけられた側に責任はない、就職がうまく行かなかったのは彼らの自己責任だ」って言いたいわけです。ご丁寧にSEALDsに失礼というのは、指桑罵槐です。「おまえら、大人が助けてくれなかったって言うなよ?」という、釘刺しに見えます。


別な人も言ってたけど、例えば日本共産党は民青の学生だったら将来の(同党系列の)仕事や活動継続の面倒は見るだろうけど、SEALDsの学生にはそういう対応はしないだろうし、SEALDsの学生だってそんなこと日本共産党に期待してなかったでしょう(期待するくらいならそのまま共産党や民青に入る)

https://x.com/ShinHori1/status/1761426907361616106?s=20

民青に入って、首まで頭まで、どっぷりと共産党に深入りしないと、助けないと? だいたい、中立派を装うために、民青とか入れるはずもなく。なら、立憲民主党は? 社民党は? だいたい彼ら、いきなり朝日新聞の一面広告を出した財力、いったいどこから来たんですか? 莫大な金で協力した大人が、背後にいたのは、想定済みですよね。奥田パパ、SEALDs結成数ヶ月で、一般社団法人Colaboの理事になっていますよね? 暇空茜氏の出現以降、奥田パパとColaboの関係とか巨大な左派ネットワークが暴かれ、CLPやブルージャパンとか西早稲田の、点が線に。

裁判なら証拠不十分で逃げ切れるでしょうけれど、それ、いつもの「試合に勝って勝負に負けた=裁判で勝って世間に負けた」ですよね。まぁ、活動家二世や宗教二世のコアメンバーは、実家の太さで大学院に行って箔を付けたり、ブルージャパンとか受け皿用意してもらえたようですけど。雑兵は切り捨てたって、さらに印象悪いと思うんですけどね。もともと、左翼がそういう人間の集まりだった面はありますね。それも、戦前から。赤く染まると冷たくなるのか、元々冷たい人が赤く染まるのか?

■理より情の日本社会■

三島由紀夫はかつて、右翼は情と語ったんですけれども。情は時に暴走もするのですが、日本社会では義理と人情の板挟みになったとき、理より情を優先した方が評価される村社会です。今後、こういう活動をする連中は活動家二世か宗教二世、あるいは利害関係者と思われ、一般学生の参加はますます厳しくなるでしょうね。それでは、ムーブメントは広がらず、ジリ貧になるしかないですね。たぶん、SEALDsが最後の打ち上げ花火になるでしょう。ダカライッタジャナイノ、としか思いませんが。

山一証券が潰れたとき、最後の社長となった野澤正平氏は、社員を庇い、再就職にも尽力しましたが。あれこそ、責任者のやること。でも山一証券って、歴代社長は東大卒で大蔵省(財務省)担当者しかなれなかったのに、法政大学出身の野澤氏に、尻拭いを押し付けたわけです。押し付けた側は、上手くやったぜ逃げ切ったぜと高笑いしてるのかもしれんが。人望ってのは、巡り巡って帰ってくる0ものです。だから諺でも「情けは人のためならず」と言うのです。

SEALDsも主要メンバーが、あまり偏差値の高くない高校出身者で固められていたことが、ネットの集合知でバレました。AO入試や指定校制度などを利用し、私立ミッション系の大学に入学した彼らを、利用した大人たちがいるわけで。いちおうブルージャパンとか、多少の受け皿は用意してもらえた連中もいるにはいるんですが、それは幹部連中に限られ。数百人いたであろう雑兵は、使い捨てられたようです。そして、西南学院大学の某クンは、デジタルタツゥーを一生貼られ続けると。可哀想なので、酒のんで云々の画像は貼りませんが。

■今こそ共産主義を…■

思えば旧しばき隊界隈の、男組組長の高橋直輝こと添田充啓氏が急死したとき、かつてのお仲間が冷淡で。むしろ激しく敵対していた在特会界隈が、その功績を認める発言をしていた記憶があります。ドライに見える欧米社会でも、鈴木貫太郎総理大臣がルーズベルト大統領の死去に哀悼の意を表明したことで、評価は変わったわけで。これは、ヒトラーが故人を罵倒し、亡命中のトーマス・マンが嘆いたという話と合わせると、どこの国にも死者を悼む礼節は共通ということ。

かつて、京都での共産党勢力伸長に尽力した人達は、民主集中制に疑義を唱え、党首高専生を提案した途端に、まさにその民主集中制の名の下に、アッサリ除名されたのですが。左派のこういう冷酷さ、冷淡さは昔からで、赤尾敏愛国党総裁も、かつては社会主義者だったんですが、左翼の冷たさに呆れて転向した訳で。戦前戦後と、左翼の本質的な体質は、ほとんど変わっていないようなんですが。自分たちを上級国民と思い、下々を切り捨てるのが、この国の赤い人たち。

自分は、社会運動をするなとは、一言も行っていません。言論の自由は、思想信条の自由や、集会結社の自由ともセットです。ですが、もう疑似科学であることがバレちゃった共産主義思想や、その劣化版である社会主義に、乗っかる必要はないと思うんです。共産主義思想が消えれば、もっと言えば中華人民共和国と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が解体されれば、反響という思想に価値がほとんど無くなるように。賃金を上げろ・差別をするな・法改正しろは、共産主義のフィルターなしでも言えることです。

個人的には、奥田くんはいつか父親に反旗を翻し、自分が巻き込んだ連中の尻拭いをしそうな可能性がある、唯つの人間だと思ってるんですけどね。UCDクンには期待していませんが。


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