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山本コウタローさん死去

◉ああ、また昭和の名歌手が……。自分らの世代だと、小学校や町内会の運動会では、『走れコウタロー』はもう定番中の定番。途中で入るアナウンサー風ナレーションとか、全く意味がわかりませんでしたが、ポップな曲調で、テンションが上がりましたからね。年齢が上がると、大三元とか麻雀用語がわかって、さらに楽しめますが。

【山本コウタローさん死去 「走れコウタロー」 平和や環境問題発信】朝日新聞

「走れコウタロー」「岬めぐり」などのヒット曲で知られる、ミュージシャンの山本コウタロー(やまもと・こうたろー、本名山本厚太郎〈やまもと・こうたろう〉)さんが4日、脳内出血のため死去した。73歳だった。葬儀は近親者で営んだ。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、網走の能取岬だそうです。

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『走れコウタロー』は1970年の曲ですが、みどりのマキバオーのアニメが1997年頃でしたかね。これで、自分より下の世代は、メロディを知っていますし。そして、2018年のウマ娘と。競馬というコンテンツがある限り、この曲は何度でもリメイクされ、アレンジされ、繰り返し歌い継がれるんでしょうね。まさか当人も、ここまで息が長い曲になるとは思ってなかったかも、です。

ある意味で、フォーク・クルセダーズ的なコミックソングで出てきた山本コウタローさんですが。本家のフォーク・クルセダーズは『悲しくてやりきれない』のようなしっとりとした曲でもヒットを飛ばしますが。山本コウタローさんも『岬めぐり』でヒットを飛ばします。作詞は山上路夫の名曲で、今でもカバーされますが。ほんとに名曲ですね。情景が浮かぶというか。

アニメ『そらのおとしもの』のエンディングで、若い世代にも知れ渡りましたが。こっちの方は逆に、コミックソングとしての山本コウタローさんの部分を、真面目にふざけてて、好きですね。歌詞の内容は、亡き恋人への思いを吹っ切るための旅の情景らしく、しみじみとしますね。

個人的には、ある時期から政治性が強くなり、個人的にはその主張には疑問も感じました。もともと、一橋大学卒のインテリですし。実際、政治家として出馬もしましたし。環境問題の専門家として、大学教授としても教鞭をとりましたから。でも、作品や役者としての活動への評価は別ですので。作品はずっと残るでしょう。

山本コウタローさんのご冥福をお祈りします。合掌


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