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炭鉱での奴隷労働否定の資料発見

◉戦時中の日本の、朝鮮出身労働者は差別され奴隷のような労働をさせられた──というのは、事実に反するのですが。盧武鉉政権や文在寅政権など、左派政権によるプロパガンダによって、韓国では本気にされてしまっているようです。そのような誤解に対する有効な反論 材料が、新たに見つかったようです。もっとも北海道の炭鉱で働いた朝鮮人労働者が、かなり高額な給与で儲かっていたのは、とっくに知られた事実 なんですけどね。

【<独自>朝鮮半島出身労働者「奴隷」学説否定の1次史料発見】産経新聞

 戦時中の朝鮮半島出身労働者の収入状況などを示す1次史料を歴史認識問題研究会(会長・西岡力麗澤大特任教授)の長谷亮介研究員が見つけ出し、分析結果を論文にまとめた。史料によると、労働者の収入は「高額」(長谷氏)で、炭鉱が「奴隷労働の現場」だったとの主張や観念を崩す実態を示している。

 史料は、かつて北海道北部にあった日曹天塩炭鉱で働いた朝鮮人労働者の「稼働成績並賃金収支明細表」。長谷氏が昨年、北海道博物館(札幌市)の収蔵資料から見つけた。労働者を送り出した当時の朝鮮半島の面(村に相当)の面長に向けて、労働者ごとの収支金額や送金額、天引き貯金の状況を伝える書類で、昭和19(1944)年5月から20年6月分の冊子に総数159人分の記録があった。

https://www.sankei.com/article/20231004-Y5FJ6T3KTRJTRBKQ5O4MINDMSY/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、軍艦島の写真です。この角度だと、本当に軍艦みたいですね。

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■現実の炭鉱■

韓国出身の崔碩栄さんが、X(旧Twitter)にたまに投稿してくれていることですが、北海道の炭鉱で働いていた 徴用の作業員たちが、終戦後に帰国するにあたって撮影した記念写真を見ると、とてもそんな奴隷労働でなかったことは明らかです。もちろん、北海道の炭鉱と言っても いろんなところがありますが。落盤事故やガスの紛失、あるいは火災などの死と隣り合わせの炭鉱は、従業員の待遇が良くなければ、それに危険な現場になります。

「強制動員被害者」の写真。終戦直後、帰国前に北海道の炭鉱で一緒に働いた同僚たち(朝鮮人)と記念写真だという。腕時計、サングラス、背広。飢餓と虐待と習ってきた姿とはだいぶ違うが韓国政府が出した資料集に載ってるのだから信じるしかない。

https://x.com/Che_SYoung/status/620168412497510401?s=20

画像も転載。

https://x.com/Che_SYoung/status/620168412497510401?s=20
https://x.com/Che_SYoung/status/620168412497510401?s=20

戦前戦中に、徴用で日本人はいろんな 軍需産業に駆り出されたのですが。欧米の銃後の守りを模倣して取り入れられた女子挺身隊が、韓国では慰安婦であったかのような混同が起きたように、徴用もまるでアウシュビッツ収容所の強制労働のようなものであったかのような誤解があります。このような誤解が広がった理由の大きな部分は、1965年に締結された日韓基本条約に反対する、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)によるプロパガンダ が、大きいです。

■ルーツは『乙巳年の売国奴』■

碩栄氏は、日本朝鮮文学芸術家同盟映画『乙巳年の売国奴』の撮影で、炭鉱にハングルで苦しみを訴える文字を書いた捏造を指摘されています。ちなみに、慰安婦虐殺のフィクションが史実化する原因となった映画『鬼郷』でヒロインを演じたカン・ハナは大阪の朝鮮学校の生徒で、劇団タルオルムを主催する金民樹が母親。劇団のスポンサーには在日本朝鮮青年同盟が名を連ね。そして落書きを捏造した在日本朝鮮文学芸術家同盟の参加劇団でもあります。

史料からは他にも、徴用労働者に毎月賞与(ボーナス)が支払われていたことや、9カ月間の賃金上昇率(日収)が平均で1・6倍以上だったことも分かった。

名作『はだしのゲン』でも描かれていますが、困窮する中岡家を支えるために、長男が福岡の参炭鉱に出稼ぎに出かけます。炭鉱は戦前はもちろん、戦後も昭和30年代までは花形産業であり、体は一つで高い給料を得られる商売として人気でした。軍艦島の炭鉱にしても、経験値による給料の違いはあっても、朝鮮半島出身だからと不当に低い給料だったという事実はありません。こちらも 給料明細の研究から、すでに分かっている事実です。

■尹政権との連動?■

このタイミングで この資料が出てきたのは、尹大統領の動きに合わせた、日本側からのアプローチの可能性もあります。すでに知られた資料ではなく、新資料という形でインパクトを大きくし、徴用の実態が韓国で流布しているような奴隷労働ではなく、当たり前の勤労奉仕であったということを印象付ける目的。ウクライナ侵攻で、権威主義国家の横暴が印象付けられ。台湾有事は北朝鮮の南進とも連動する危険性があるので。日韓の連帯は不可避。

そもそも、何度も書いていますが、明石家さんまさんの師匠として知られる 笑福亭松之助師匠は、三菱電機神戸製作所にて徴用工だったため、厚生年金(当時は労働者年金)の5年分を、年金として受給できることが後日判明し、80万円ほどを受け取ったそうです。年金が出る奴隷労働なんてあるわけないのに。韓国のマスコミや政治家がそういう当たり前の事実をきちんと報じず、映画はフィクションを言い訳にデタラメを流布。韓国国民もそろそろ、歴史的事実と向き合うべき時期でしょう。

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