NHKの政党支持率調査
◉NHKの政党の支持率調査が出ました。世間的には岸田文雄総理大臣の、内閣支持率が下がった下がったと騒いでいますが。内閣支持率はマスコミの誘導や閣僚のスキャンダル、有権者の気分による八つ当たりでも、簡単に上下しますから。自分はほとんど重視していません。重要なのは、政党支持率。2021年の衆院選挙で、政治学が専門の法政大学教授が政権交代できると妄想を懐いて大恥をかいたのに、自分がけっこう性格な結果予想できた理由です。現実には、自民党の政党支持率は微増。今解散しても、勝てるでしょう。
【各党の支持率は「支持政党はない38.5％」NHK世論調査】NHKニュース
11月の各党の支持率です。
各党の支持率は、「自民党」が37.7％、「立憲民主党」が4.7％、「日本維新の会」が4.0％、「公明党」が3.4％、「共産党」が2.6％、「国民民主党」が0.9％、「れいわ新選組」が1.4％、「社民党」が0.2％、「政治家女子48党」が0.1％、「参政党」が0.9％、「特に支持している政党はない」が38.5％でした。
ヘッダーはNHKの元記事のフォトギャラリーより、政党支持率の一覧の画像です。
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各政党の支持率を、見やすいように整理しますかね。
自由民主党：37.7％（+1.5％）
立憲民主党：4.7％（-0.6％）
維新の会 ：4.0％（-0.9％）
公 明 党：3.4％（+0.9％）
日本共産党：2.6％（+0.1％）
国民民主党：0.9％（-0.3％）
れいわ新選：1.4％（+1.1％）
社会民主党：0.2％（-0.3％）
政治家女子：0.1％（±0.0％）
参 政 党：0.9％（+0.4％）
特に支持している政党はない38.5％（-1.5％）
自民党と公明党と、政権与党が2.4％の増加。けっきょくどこも、微減微増で誤差の範囲内です。立憲共産社民れ新の、リベラル系政党は合計で8.9％と、10％にも届かず。国民民主党を加えても9.7％と。右にも左にも、極端な意見を持つ極右と極左がいるのですが、ほとんど極左の票を奪い合ってるだけですね。政権交代とかただのポーズ、実際は自分だけ当選できて国会議員という立場を維持できれば、それで良いのでしょう。中道左派は自民党の差は議員に吸収されているのでしょう。救いようがないです。
桜ういろう通信社こと、共同通信社の世論調査とNHKの調査に、だいぶズレがありますね。時期的には１週間ぐらしか違いませんが。
【内閣支持率28%、過去最低を更新 共同通信の世論調査】日経新聞
政党支持率は自民党34.1%、立憲民主党9.3%、日本維新の会9.3%、公明党4.7%、共産党4.0%、国民民主党3.6%、れいわ新選組3.5%、社民党0.5%、政治家女子48党0.4%、参政党0.9%。「支持する政党はない」とした無党派層は27.3%だった。
見やすく並べてみましょうか？ カッコ内が桜ういろう通信社の数字です。
自由民主党：37.7％（34.1%）
立憲民主党：4.7％（9.3%）
維新の会 ：4.0％（9.3%）
公 明 党：3.4％（4.7%）
日本共産党：2.6％（4.0%）
国民民主党：0.9％（3.6%）
れいわ新選：1.4％（3.5%）
社会民主党：0.2％（0.5%）
政治家女子：0.1％（0.4%）
参 政 党：0.9％（0.9%）
特に支持している政党はない38.5％（27.3%）
訳がわかりません。自民党は3.6％違いますし、立憲民主党に至っては、ほぼ倍ぐらい良い数字。まぁ、これは維新の会も公明党も、そうなんですが。共産党も1.4％も多く、国民民主党に至っては、2.7％と4倍も良い数字に。れいわ新選組も倍以上。逆に特に支持している政党はなしが11.2％も少なく、この数字が各党に割り振られている感じですね。このため、立憲共産社民れ新の、リベラル系政党は合計で17.3％と、NHKの調査8.9％の2倍以上と、もはや世論調査として信用できないレベルに。統計学における、誤差の範囲を超えているような。世論調査は信用なりません。
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