共同通信社からのニュース配信契約を打ち切りへ
◉桜ういろう通信社こと、共同通信社ですが。ここは時事通信社と並ぶ、配信会社という業務形態です。自社のサイトからもニュースを発信していますが、基本的にはベタ記事と呼ばれるニュースを、大手マスコミに配信する会社です。大手マスコミの手が回らないような、些末な記事ですね。だからマスコミ業界的には、一段下に見られる面があります。なのに、TBS系列の複数のテレビ局が、共同通信からのニュース配信契約を打ち切るとのこと。
【『テレビ局』打ち切りへ、衝撃決断か「一斉に降りる決断に至った」】gooニュース
地上波テレビ局の経営状況が厳しいといわれて久しいが、情報の生命線にもいよいよメスを入れるという、衝撃情報が飛び込んできた。地方テレビ局幹部が事情を語る。
「4月からTBS系列の複数のテレビ局が、大手通信社・共同通信からのニュース配信契約を打ち切ることが決まりました。共同通信は加盟するテレビ、ラジオ、新聞媒体から加盟金の形で徴収して、代わりに全世界、あらゆるジャンルのニュース報道を担い、記事や放送原稿として出稿する。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、桜ういろうの写真です。
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詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。TBS系列というのが、これまた象徴的ですね。グループ企業である毎日新聞社は、どんどん業務の方が悪化しており、この15年間で純資産も売上も、1/3 ほどに落ちてしまっています。テレビの方で食わせてもらっている状況ですが、そのTBSはTBSで、多くの批判を浴びており、黄昏の旧メディアを象徴するような存在でもあります。そこが、桜ういろう通信社こと共同通信社の配信を打ち切る。
共同通信社は前述の通り、配信会社ですから。大手新聞社を、早期退職募集に応じるという名の自主的リストラを選択した人間が、再就職先とすることが多いのか、内容の左傾化がここ数年本当に酷く、自分もペケッターや このnoteで、たびたび批判してきました。その象徴が、元毎日新聞記者とも噂される、桜ういろうアカウントなんですが。人呼んで、左のDappiアカウント。自分にも度々絡んできて、論破されて逃亡するを繰り返していました。
今のところ数社が打ち切る程度ですから、そこまで大きなダメージはないでしょうけれど。でもこれをきっかけに、ウチもウチもと追随するテレビ局が続出すれば、塵も積もれば何とやらになりそうですね。いちおう、出版社にも在籍し、フリーライターでもある自分は、新聞社 やテレビ局は今後、自社の社員数を減らし、報道関係は通信社からのベタ記事が、多くなるだろうと予想していたので。真っ先に、そこから切りますか？
新聞は、おそらくは毎日新聞が、産経新聞に続いてブロック紙になるでしょうし。自社の独自 記事なんて、大してなくても成立しますから。共同通信社と時事通信社の配信 記事に、それほど際立った差が、あるわけでもありませんしね。ちなみに、共同通信社の総資産は1486億2200万円、純資産は1380億7800万円、経常収益は423億円と、時事通信社よりもかなり大きいです。従業員数も、1.4倍ほど多いので。だからこそ切られたのでしょう。
旧メディアは、斜陽産業。それを象徴するようなニュースです。
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