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『伊集院光とらじおと』終了へ

◉ああ、来るべきモノがきましたか……。昨年、パワハラ報道が出た時点で、もうかなりTBSラジオとの関係はこじれていたのでしょう。その前年に、同じホリプロの山瀬まみ女史が担当していた金曜日版のらじおとが終了し、不満を口にしていましたし。さらに飴ちゃん事件が起き、トドメに新井真希アナの謎の降板とパワハラ報道の時点で、仏の顔も三度まで。ニッポン放送ともケンカしたらとことん戦うする人ですから、しょうがないですね。

【伊集院光、今春いっぱいで朝ラジオ終了「やっとご報告することができた」】毎日新聞(オリコンニュース)

 タレントの伊集院光が11日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ朝の帯番組『伊集院光とらじおと』(月~木 前8:30~11:00)が、今春いっぱいで終了することを番組内で発表した。
 同番組は一部で春での終了が報じられていたが、この日のエンディングで伊集院が自ら「この番組がこの春いっぱいで終了いたします。報告が遅れまして気をもんでいたリスナーの方も多いと思うのですが、基本的には僕はTBSラジオの方針に従って、言っていい時期というのをTBSラジオと僕のプロダクションと契約等を考えた結果、『ここまでは言ってはいけない』ということで」とこのタイミングで報告した理由を説明した。

ヘッダーのイラストはnoteのフォトギャラリーより、花を贈る優しいブタのイラストです。意味は特にないです。

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■三村路線の失敗と左傾化■

ハッキリ言えば、TBSラジオの左傾化、が遠因でしょうね。というか、敏腕三村社長はJ-WAVEなどFMラジオのようなオシャレ〜なラジオ局にしたかったようで。でも、それならAMラジオである意味はないです。でも、そのオシャレさって、『文化系トークラジオ Life』で佐々木謙介氏が、内容はないけどカッコヨサゲナことを言って、指をパチンと鳴らすのがカッコいいと思うような、そういうレベルですよね。

内容も薄っぺらくて、スノッブ臭を振りまいて。SEALDsのラップが死ぬほどダサかったのと同じ。どうにも、カウンターカルチャーが零落して和製サブカルに堕したような、ダサさがありますよね。そもそもSEALDsやC.R.A.C.のアナグラムの英文ネーミングセンスのダサさとも、相通じますが。未だに、デモやストが民主主義だと思って、段ボールに手書きで書いたプラカードをカッコいいと思ってる全共闘老人が思う格好良さ、みたいな。

それは宮﨑駿監督が、自分を投影したキャラを作って自画自賛しちゃった『紅の豚』のような滑稽さ。中年のブタでスケベだが、カサブランカもどきの雰囲気に加藤登紀子さんの音楽にと、中年共産趣味者(主義と言うほど確固としたモノではなく、お金持ちのボンボンの趣味のレベルなので)の自己肯定の気持ち悪さがあふれてて、そこを本質は同じタイプの押井守監督には見透かされて、批判されましたが。

■TBSラジオの現場介入?■

今回、重要なのは以下に引用した部分でしょうね。Choose Life Project(CLP)が公正中立のフリをしながら、実際は立憲民主党からカネをもらっており、番組作りも望月衣塑子記者や荻上チキ氏や津田大介芸術監督ら、偏った意見の人間を集めて番組作りをしてきたように。あるいは、SEALDs残党が作ったのか作らされたのか解らんブルージャパン株式会社に、トータルで9億円を超えるカネが流れていたように。番組の内容に介入していた、と。

 また、「TBSラジオの上層部から『伊集院くん、今日はこういうことを話したらどうですか』と提案をいただきましたけども、それに従っているともはやラジオパーソナリティーではないということになるので、そちらはご遠慮させていただきます」と自身のラジオへのスタンスを明確にした伊集院。

実際、ニュース解説という形で、青木理氏とか石戸諭氏とか、伊集院さんが対応に苦慮いてるのがリスナーに見えるぐらい、トンチンカンで偏ったコメントや解説ばかりで、いち視聴者としては「アホか…」としか思いませんでした。相も変わらぬワンパターンの政府批判でお茶を濁すだけで、勉強不足も甚だしい。その偏った意見を、なんとかニュートラルにしようと、伊集院さんが必死に中和していた印象でした。

TBSラジオは、ギャラが高い久米宏氏や大沢悠里さんの番組を終わらせ、ストリームや荒川強啓氏の番組を終わらせ、国際的な視野を持っていた山田五郎さんや小西克哉さんを手放し、青木理氏と荻上チキ氏という薄っぺらい人物が大衆に受けると思ったのか? こういうのに、唯々諾々と従うタレントや文化人が重用されるんでしょうね。小田嶋町山宇多丸吉田水道橋……すっかり牙を抜かれて魅力が無くなりました。

■伊集院さんは何処へ往く■

さてさて、この後どうなるのか? TBSラジオとの関係を清算して、他局に移るのか? それとも、深夜の馬鹿力は残し、絶縁はしないのか? ……と思っていたら、こんな情報が。文化放送の15:30〜の『斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI』が、3月末で終了とのことです。

ううむ、『伊集院光とらじおと』の時間帯とは被らず、早朝でも深夜でもなく、午後のちょうど良い時間帯です。ここの枠に伊集院さんが入って、TBSラジオから去ったり弾かれた人を入れれば、面白そう。荒川強啓さんとダブルパーソナリティでも、いいじゃないですか。いやまさか、それはないでしょうけど。でも、確執はかなり根深く、文化放送移籍やニッポン放送復帰も、あり得るでしょう。それとは別に、こんな情報も。

あ〜あ、こりゃ飴ちゃん事件のスタッフとか、クビは飛ばないだろうけれど、左遷はありそうな。ラジオはスポンサーがなく苦しいところも多いです。『伊集院光とらじおと』に青雲の日本香堂がスポンサーに付いてるのも、先代の圓楽師匠から続く、圓楽党の義理からですしね。もし、パーソナリティを変えて『○○とらじおと』を継続したとしても、スポンサーは降りそうですね。後任は……青木理氏か荻上チキ氏でいいんじゃないですか? それとも安住紳一郎アナにぶん投げるか?

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

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