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Colabo問題:国会・福祉保健局・記者会見・カンパなど

◉なんか展開がイロイロと急すぎて、時事的に追いかけるにはColabo問題は追いつきませんね。ブログ的なSNSであるnoteでは、じっくり知らねた内容をアーカイブとして発表するのは良いのですが、速報性ではTwitterやYouTubeのショート動画のほうが、向いていますから。そして、Colabo問題はもう、経理とか法律とか政治制度とかに詳しい、プロが追及すべき段階に至っていますからね。自分に深掘りできることは、そんなにない。出版業界関係のネタぐらいでしょうか? 素人のくせにナニカやろうとして、バスカフェやシェルターに凸するのは、無能な働き者でしかないです。

【岸田首相「再調査踏まえ必要な対応」 Colabo不正会計問題】産経新聞

 岸田文雄首相は27日の参院本会議の代表質問で、東京都監査事務局が都の若年被害女性等支援事業を受託している一般社団法人「Colabo(コラボ)」の経費精算に一部不当な点があるとして都に再調査を指示していることについて、「再調査結果などを踏まえて必要な対応を行いたい」と述べた。同事業は国が経費の一部を負担している。

https://www.sankei.com/article/20230128-S3FWCIGUN5MTVIUXY5JLKPGQ3M/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。

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■参議院本会議・代表質問■

まずは昨年、国会にColabo問題が到達したのみならず、岸田文雄総理大臣に代表質問の答弁という形で届いた、と言うのは大きいですね。日本の行政府の長、トップにこの問題が届いたのですから。そして、この質問が出たのが日本維新の会から出た、というのは大きいですね。維新の会の足立〝Dappiアカウントが最も推した政治家〟康史議員が、この問題を矮小化するような発言をツイッター上でやって、暇空茜氏と対立した直後であっただけに。音喜多議員は政調会長ですし、維新の会の主流派はこの問題に、切り込む方針だというのが、明確になりましたからね。期待したいです。

音喜多議員も当初は、コウモリ的な動きを見せたのですが。保守系にも飛び火する可能性はあるけれど、覚悟を決めたのか? もともと、関西の弱者利権───同和利権や在日優遇や助成金問題など───に果敢に切り込むことで、支持を集めてきた政党ですしね。関西は自民党がそもそも、そういう利権とズブズブですから。個人的には日本維新の会は、あまり支持できない政党(究極的には緊縮派なのではという疑念が拭えないので)なんですが、その突破力には、かなり期待しています。共産党がこんなに激しく野次を飛ばすのは、効いてるってことでしょうかね? 知らんけど。

■東京都福祉保健局の解体■

そして、驚きなのがこの、東京都福祉保健局の解体というニュース。もう、Twitterなどでも、これは当時のメールとか書類とかを処分して、知らぬ存ぜぬと逃げるための、証拠隠滅のためではないかという疑いが、吹き出しています。新規の人員募集をやっていたことから、どうもこの数日で決まった可能性がありますね。というか、1月4日の、住民監査請求の正式発表をしたら、11月の記者会見や12月の暇空茜氏からの監査結果発表などと比較して、これまでとは比べ物にならない反響が出たため、慌てたのでしょうね。2000万インプレッションを超えるとか、もうかなりの問題として認識されているわけで。

Colabo問題で注目集まる東京都福祉保健局、都知事が解体を発表

https://togetter.com/li/2061407

まさかとは思いますが、やりかねないですからね、緑のタヌキは。いちおう、都議などが動いていて、証拠隠滅はそうそうあからさまにできないでしょうけれど。ひょっとしたら、一般社団法人Colaboの会計担当者から、「がんばって領収書集めてみましたが、もう無理っす。ギブアップっす」と、泣きが入ったのかもしれませんが。これは後で書く、カンパのお願いとも絡んでくるんですが。東京都がトンズラをきめこみ、一般社団法人Colaboは代表交代や組織解散とかでドロンして、東京都民はボヤくしかない事態に追い込まれたりして。そんなヤッターもん勝ちは許せませんけどね☠☠☠

■弁護士と記者会見の是非■

これは本筋とは違いますが、あの11月末の記者会見について。これはどっちかというと、昭和の手法がもう通用しなくなっているという、ひとつのエポックなんでしょうね。記者会見・大弁護団・議員会館・マスコミによるメディアスクラム……昭和の時代なら、これで大臣のクビだって飛ばせたわけですが。また同じ手法を、戸定梨香の件で使ったときには、ここまでの話題にはなりませんでしたから。今回もこれでいけると思ったんでしょうけれど。実際は、火に油を注ぐ結果に。双方向性のインターンネットが、ここまで力を持ったということでしょうね。新聞・テレビ・ラジオの旧メディアの凋落とセットで。

【弁護士に記者会見を任せてよいか?Colabo問題に見る危機対応の教訓】Yahoo!ニュース

 広報担当者の代表的な仕事3つといえば、プレスリリース、記者会見、取材。言葉選びとタイミングを見計らって設計できるようになれば一人前。このような広報の仕事はPR会社がサービスとして提供していますが、記者出身者や弁護士が個人で担うケースもあります。誰がやっても構わないとは思いますが、世論を味方にするという広報・PR(パブリック・リレーションズ)の基本的役割の要素が抜け落ちてはいけません。今回は弁護士にありがちな残念な失敗をしてしまった一般社団法人Colabo(コラボ)を考察します。

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishikawakeiko/20230127-00334201

ただ、今までの左派のこの手法、例えば組織に属していたり、家族がいたりする人間なら、けっこう有効だったと思うんですよね。自分に対しても、仕事先の出版社にクレーム電話を入れてイヤガラセすることを匂わせる人間がいますが。でも、暇空茜氏は裁判で獲得した6億円近い金はあるが、もう組織には属していなくて、しかも独身で家族もおらず、他人とつるむのも避けていますしね。極端な話、相棒のなるくんや弁護団でも、不利益と思えば切るでしょうし。そして、東大寺学園中退の字頭の良さと、ゲーム業界で働くほど、ゲーム戦略に通じ孫子も愛読し、ネット時代の戦い方も知っている。こんな特殊な人間、見たことないです。

■カンパ募集の目的とは?■

そして最新の話題が、この一般社団法人Colaboによる、カンパのお願いです。これもまた、不可解な動きですが。福祉保健局の解体と、連動している気がしますね。つまり、来年度以降は東京都や国に委託事業や助成金を、一般社団法人Colaboは期待できない可能性が高まった、と? なので、2月末の書類再提出の結果、悪評が確定する前にカンパという形で寄付を募り、来年度以降の活動資金枯渇に備えて動いたのでは……なんて邪推もできます。ええ、邪推です。ただ、他にもいろんな可能性が推測され、ていますね。例えば、暇空茜氏に対抗して、寄付額で上回ってマウントを取ろうとする手だとか。

Colabo、裁判費用のカンパを呼びかける

https://togetter.com/li/2062626

また、Colaboには奥単位の保留した金が積み上がっているが、実はこれは手元にないのでは……という指摘をする人も、昨年の早い段階からいます。そうなると、2月末の再提出とその再監査の結果次第では、けっこうな額を返納しないといけないが、その現金がないために、急遽募集したのではないかという説。あるいは、これは動揺しているナニカグループの末端に対して、踏み絵を踏まそうとしているのではないかという推測も。理由はひとつではなく、複数かもしれませんし、全部かもしれません。神のみぞ知る。ワシは知らんけど。

もちろん。本当に裁判費用が必要なのかもしれません。今の弁護士をあらかたクビにして、ロッキード事件並みの大弁護団を組み直すとか?

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