こんにちは、Masaです。

私は、スナップ写真をメインに撮っています。
現在のメイン機はNikon D5です。下のような写真を撮ってます。
２０２３年の年末に手に入れました。noteを始めるきっかけでもあります。

こんな写真、スマートフォンのカメラでも撮れますよね。では、なんで大きくて、重い（旧）フラッグシップカメラをわざわざスナップに使用しているのでしょうか？もちろん私にとってメリットがあるからです。（あくまで、私にとってですが）

１．高感度耐性が高い

私は特に夜景や暗いところでの写真を撮りません。暗い超望遠レンズも使いません。では、なぜ高感度耐性が高い必要があるのかと思いますよね。それは、シャッター速度を稼げるからです。私は、ISOオートにして、シャッタ速度は1/250以下にならないように設定しています。この設定で、絞り優先設定で使用しています。手振れによる失敗の可能性がほとんどなくなることから、構図と露出、被写界深度のみ考えればいいので、とても楽になりました。少し前までISOを上げるという考えはなかったのですが、花の写真など、少しの風でもピンボケや被写体ブレになってました。今の設定して、手振れも含め、成功率が格段に上がりましたね。プロがスポーツ撮影で使う実力ですから、アマチュアの私がどれほど恩恵を受けられるか。スナップで、使っていて、結構いい加減に撮影しても、きっちり被写体を止める能力はさすがです。高感度でも、きれいな写真を写してくれます。下の写真は、ISO2500　1/8000s　F4です。ここまでシャッタースピード上げる必要はないですが、カメラ任せで撮ってます。

２．大きなサイズ

Nikon D5は大きいです。一眼レフなのでミラーレスより大きいのは当たり前ですが、縦位置グリップ一体型であるため、より大きく見えます。重さも、レンズを装着すれば、２Lのペットボトルと同じくらいかと思います。でも
この大きさがいいのです。大きなグリップがすごくよくフィットするので、実際使ってみると思ったより軽く感じます。私の手は、どちらかというと小さめですが、吸い付くように握ることができます。また、縦位置グリップに大きな電池が入っているので、私の使い方なら3日は充電しなくても大丈夫です。ミラーレスも使っていたのですが、電池の持ちも悪く、常に電池残量を気にしながら撮影していました。ある時、途中で予備の電池も無くなってしまい、泣く泣く引き上げたことがあります。こんなストレスからも解放されます。あと、これはもろ刃の刃ですが、誰から見ても写真を撮っていることを認識されることです。目立ちはしますが、ある意味堂々と写真を撮っているので、変な疑いをかけられないところでしょうか？

３．官能的な使いごこち

多分、この理由が、NikonD5を使う一番の理由です。とにかく使っていて気持ちがいいです。ファインダーを通して、撮りたい光景を見つめるときの美しい光、色、一瞬にして撮りたいものにフォーカスするAF、そっと指を添えたシャッターの押し心地とシャッター音と手に感じるわずかなシャッターの振動。写真を撮る毎に感じる精密機械の駆動する感触。なんと官能的なことでしょう。（ちょっとあぶない人みたいですね）でもね、この感触のためだけにフラッグシップ機といわれたカメラを使う理由があります。今は、ミラーレス全盛ですが、一番いいミラーレス機でも、この一世代前のフラッグシップ機にはかなわないのではないでしょうか。メーカーはどこでもいいので、一度、少し古い１眼レフのフラッグシップカメラを使うと離れられなくなります。特に連射してみることをお勧めします。それはもう・・・

４．安心感

安心感は半端ないです。ミラーが上がってシャッターが切れた瞬間、「撮れた」と確信できます。ほぼマルチパターン測光ですが、いい感じの露出を出してくれます。露出が難しそうな場合や、構図がしっくりこなかった場合を除いて、ほぼ撮影後モニターを見ないです。それより、同じ被写体を違う角度から複数枚動いて撮るようにしています。だから撮影のテンポが途切れずすごく気持ちよく撮影ができます。ほんと心配なく撮影に集中できるのは、さすがプロ用機器だとわかります。喫茶店とかで撮れた写真を確認するのは、至福の時です。移動時はカメラを大きなニット帽にレンズごと包んで、カバンに入れているのですが、少々のラフな扱いにも全く壊れそうにないのは安心です。カメラバックにきっちり保管すると、出すのがおっくうになってしまうので、いつもトートバックか普通のリュックです。

いかがでしたか。私のような素人がフラッグシップを使っても存分に楽しめます。ひと昔前のフラッグシップ機は中古で安くなってます。少し古くてもぜひ使ってみることをお勧めします。なぜ、私がNikon D5を購入したかについては、また今度記事にできたらと思います。

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