天空の露天風呂

世界を舞台にするリモートワークを目指し続けて。

どうも、留学サービス"School With"を開発運営しているスクールウィズ代表の太田です。
僕らの会社のビジョンは"世界を舞台にする人があたりまえになる社会へ" です。

ユーザーやお客さん、世の中にそんなメッセージを届けている僕らが世界を舞台にすることに近づいていかねばならんだろうと、つい昨日新しいリモートワーク制度を考えて社内共有したのでこちらでもまとめておこうかなと。

リモートワークの理想と妄想の間。

リモートワークって皆やりたいですよね。大好きですよね。
でも、なぜかそんなに積極的に導入されている会社って少なかったりします。
少人数のうちは実行できていても、人数が増えてくると色々な弊害があり、
現実的に難しくなってきたりしますよね。これが大人になるということなのか(違

僕が考える理想のような、妄想のようなワークスタイルをまず書いてみますね。

(1)1年に1ヶ月間の長期休暇を取れる会社にする。
(2)3人1組以上ならリモートワークで3ヶ月間、世界の好きな場所で勤務OK。
(3)究極的には半年はサテライトオフィス海外生活という在り方。

僕の理想のワークスタイルです。ライフスタイルとほぼ同意義といっても過言ではないです。
これらをすべて成し遂げようとすると、色々とめちゃくちゃ大変であることは理解しています。
でも、人生一回しかないのに、同じ場所に居続けるのってモッタイナイって僕は思ってしまうんです。

21世紀は本当に有り難いことに頭の中に世界地図を描いて生きていける時代に突入しました。
個人であっても、世界の好きなところで好きなことにチャレンジできる時代です。
それを個人じゃなくて、会社のみんなで実現できたら最高じゃないですか?

ただ、これらを実現するためには圧倒的に利益体質な事業モデル、メンバー個々のハイパフォーマンス、信頼関係、技術革新など様々です。ウダウダ言って何もアクション無いのが最悪だと思うので、まずはできることから動いていこうと。

過去の当社のリモートワークの取り組み

実はこれまでにも、なんだかんだで色んなリモートワークにトライしてきました。
たとえば、希望者は1ヶ月間僕らのセブ島オフィスでリモート勤務できたりとかです。

でも、家族がいたり、業務内容によっては長く日本を離れられないメンバーもいました。
すると、行ける人と行けない人がでてきてしまうことと、僕らはまだ20人程度の組織なので、
それぞれ単身でバラバラのスケジュールでセブ島でリモートワークするのはパフォーマンス的にポジティブに捉えられない側面もあり、現在の当社では一旦ストップ。でも再開可能性大。

アメリカYahoo!がリモートワークを全面否定したニュースが前に話題になりましたが、僕も単身リモートワークは基本的に人間はだらしない生き物なので厳しいんじゃないかなと。それであれば、3人1組のチームとしてリモートワークするなら問題ないんじゃないかと思っています。ただ、うちの会社の人数だとまだそれらを容易にできないかなと思っていて、50人規模以上の会社は是非トライしてみて欲しいです。

現実から一歩だけ理想のリモートワークへ近づけてみる。

まだまだ理想と妄想のワークスタイルへは遠いわけですが、それでも行動することが大切。
そういうわけで新たなリモートワーク制度を発表しました。

"リモートワーク2.0"へ。海外にもっと長くいて土地を深く知れる。

僕らの描く理想はリモートワーク5.0ぐらいですが、まずは僕ら的2.0へ。
ポイントとしては前回は取れる人、取れない人がわかれていたので、誰でも取れるように工夫。
制度内容はこんな感じです。

半年に1回、最大連続5営業日をリモートワークOK。
基本は海外リモートワーク推奨だが、国内でも可。
※今回は中途半端な時期なので、2018年末までにトライしてみる。

例)
3日間プライベートでモンゴルに旅行にいった後に、
モンゴルでひとりリモートワークを5営業日実施できる。
実質その人は5営業日含むと前後土日合わせると、
通常に比べて、9日間最大で別の場所にいることができる。
合計すると12日間の滞在となり、より深く土地を知れる。
【リモートワーク2.0の諸条件&留意点】
★事前に確実にリモートワークできる環境(ビデオミーティングできるのか、Wi-Fiは安定しているのか)を調べる。また、リモートワーク時は常時生存確認できるツールを利用して、常時アクティブになっていることを守る。時差を意識しつつも相互に迷惑ないように頑張る。
※業務に支障がでる場合はその度合いに応じて半休もしくは全休で有給を充てる。
※リモートワーク中の交通費や宿泊滞在費は自己負担。ただし、コワーキングオフィス利用料は1日最大2000円まで補助するものとする。後日経費申請。
※本人の期間中業務ミッションが十分に遂行できている場合に限る。
※5日間連続ではなく、バラで使うのもOK。
※2日以上を連続利用する場合には、原則1ヶ月以上前に相談申請。
※1日だけの利用の場合は、前日までに申請。
※半年に1回までの権利とする。繰越不可。上半期1回、下半期1回とする。
※勤続半年以上経ってから。アルバイト&インターンも相談可。

以上が社内に共有した僕らスクールウィズのリモートワーク制度です。
会社にも負担は少なく、でも自分含めて海外好きな人には最高に嬉しいリモートワーク制度じゃないかなって勝手に思っています。後は今年トライ&エラーしてみるので、また運用結果を気が向いたら報告します。笑

いやー、来年はリモートワーク2.1にして、半年以内のリモートワーク日数を倍にしたい。
あとやっぱり3人1組でのチームリモートワークを推奨チャレンジしたいなぁ。

ベンチャーから働き方も変えていくべき。

僕は2010年から2年間ほど世界一周の旅をしながらライターとして様々な取材執筆活動をしてきました。世界中で色んな人たちのワークスタイルやライフスタイルをみてきたわけですが、どこの国も昔から続く大企業ってそんなに働き方変わっていないと思うんです。

新しい会社が、新しい働き方を提唱し、それに賛同する優秀な人たちが新しい会社を選ぶ。
すると大企業も優秀な人たちに来てもらうために変わらなくちゃならなくなる。


そんなサイクルが出来ていると思うのです。だから、僕らベンチャー経営者は世の中をアッと言わせる面白いサービスや、社会課題を解決するような事業に取り組むことはもちろんですが、働き方を変える取り組みにも同様に挑戦していくべきなのではないかと思っています。少なくとも僕はそう思うので、行動し続けていきます。

働き方ウンヌンについては、元々超ワーカホリックだった僕が色々と世界一周の中で気づいたことがあって、やはりライフステージの変化でワークスタイルを変えたいと思ったからこそなのですが、
その話は長くなるのでまたの機会に。

以上、noteに初めて長文投稿してみたのでした。
noteのUIをようやく理解しました。笑


株式会社スクールウィズ(School With Inc.)の中の人。約2年ほど世界一周していました。タダコピ共同創業者。 https://corp.schoolwith.me