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ウマ娘 サプチケで取るなら?※シナリオ重視

はい。前回は「ナカヤマフェスタを取れ」と言いました

第一候補 ナカヤマフェスタ

ナカヤマフェスタのシナリオをプレイしていたので新シナリオ「プロジェクトL'Arc」ももちろんナカヤマで初見プレイしてました

ナカヤマフェスタ育成シナリオのトゥルーエンドかこれは

育成シナリオ、ノーマルエンド(URAなどの最終戦で負けるパターン)とグッドエンド(タイトルはウマ娘ごとに違う)がありますよね
言ってみればこれは「トゥルーエンド」「アナザーエンド」にあたるかと思います
育成シナリオをプレイした方になら下のスクショ2枚で意味が伝わるでしょう


この先生にしてこの生徒あり。すごく読みごたえがありますよ

本音言います。
泣きました。マジで。
育成シナリオで凱旋門賞出走を延期した時のナカヤマの「賭け」を思い出していただければ意味がわかると思います
チケットで取ったらまずは通常シナリオで育成を見てからプロジェクトL'Arcプレイ推奨です。
マジで泣けます

第二候補 カワカミプリンセス
ナカヤマのシナリオを読むまでは個人的にシナリオぶっちぎり1位かってぐらいに好きなシナリオでした
以前にもつたない文ではありますが彼女のシナリオについて触れてるのでもしよければ読んでください

簡単に言うと
「おもしれー女の王道少年漫画」
です
やることなすこと面白いくせにシナリオは「努力・友情・挫折・勝利・そして前作主人公」の超王道ド真ん中の少年漫画のようなシナリオです。マジでオススメ

あとシナリオ抜きに言うとノンストップガールと昇り龍を自前で持ってくる上に「すごく」加速なのでハマると格上も平気でなぎたおしてくるのでチャンミとかに入れておくとロマン砲してくれて楽しいです

第三候補 ヤエノムテキ、メジロアルダン、サクラチヨノオー
この3人についてはまとめて言っちゃいます
あえてこの言い方をしますが「オグリ世代」のクラシック組ですね
それぞれ
「”オグリ世代”との戦い」
「ガラスの脚との戦い」
「早熟馬の運命との戦い」「マルゼンスキーの血を継ぐ者の戦い」
がテーマかな、と思ってます
ヤエノムテキに関してはこの3人の友情と、「オグリ世代」と呼ばれることへの戦いがテーマであると思います。任意出走ですが有馬記念イベントは必読です。クラシック級、シニア級。両方とも。シニア級有馬はオグリキャップ奇跡の有馬の年で、放馬まできれいにシナリオに落とし込んでくるので脱帽です。
あと、ヤエノムテキの主戦ジョッキーだった西浦勝一ジョッキー(カツラギエースのジャパンカップで世界のニシウラなんて言われますね)は調教師転身後はカワカミプリンセスなどを手掛けてるんですが
なんでしょうね。世界のニシウラ組はおもしれー女ばかりなんでしょうかね

昔は暴れん坊だった設定なので(実際気性難だったらしいですが)


福引、いつもスキップしてるんですけど
ティッシュ引いたらどういう反応するんだろう
と思ってイベント見まくった子は後にも先にもこの子一人だけですねマジで

あととにかくイケメンでめっちゃかっこいいです
実馬も四白流星のめっちゃイケメンですが

アルダン
儚さと強さを兼ね備えててすごく雰囲気がいい、としか
あと私女性トレーナーでプレイしてるんですが
もうお前ら結婚しろ
ってぐらいに雰囲気がいいですね。
本音言うとそこまで強烈には刺さってないんですが、このクラシック組のシナリオ語る上でどうしても外せないんですよね……なのでやっぱり合わせて読むにこしたことないと思います

チヨノオー
まずは「早熟馬」という扱い。史実においてどう呼ばれていたのかはさすがに時代を見ていないのでわかりませんが、故障もあって古馬(シニア級)で活躍できなかったことからそう言われていたのかな?という感じがシナリオから伝わってきます。実際安田記念or宝塚記念あたりでそのへんとの戦いが顕著に出てきます

で、この子、シニア級の一戦だけ「安田記念と宝塚記念から選択する」形式なんですけど、史実では両方走ってるので「どっちかだけ」っての少し違和感あったんですよね。
で、後で気づいたんですけど育成シナリオで最低限の出走だけしてみましょうか

メイクデビュー
朝日杯
皐月賞
ダービー
天皇賞秋
安田or宝塚記念
天皇賞秋
ジャパンカップ

はい、ここまで全勝するとどうなりますか?そうですね

8戦8勝。父マルゼンスキーに並ぶ

意図してるのかはわかりませんが。天皇賞は同期揃い踏みで、まとめてバックダンサーにした後にあのマルゼンスキーと「府中の2400」で戦うわけですが
「大外枠でいい。賞金もいらない。他の馬の邪魔もしないからマルゼンスキーを出させてほしい」
という言葉のとおりか、マルゼンスキーは大外18番枠固定で外枠得意などなど引っ提げて出走してきますが実装当時では決して歯が立たないレベルのステータスに確定最速スパートで紅焔ギアで加速ブッ込んでくるのでまあ勝てません
グランドライブあたりでそこまでにしっかり育てておけば勝てるぐらいにはなりましたが、当時きっちり仕上げてて4角からブッ叩き合いのゴリゴリのレースしたのを今でも覚えています
さあここで8戦8勝になりました。父に並びましたね。じゃあ次は?そうです。父を超えるべき。つまり

TTGとの戦い

ですね。(”天馬”トウショウボーイ、”貴公子”テンポイント、”緑の刺客”グリーングラスの元祖三強)
もっともこの3頭は不在なので戦うのはミスターシービーですが、これもまあステータスはまったく自重してません。正直有馬で向こう正面一気されるのを前提にするとかなり大変です
しかし、父に並び父を超えろというシナリオ、確実にシナリオ班には血統に脳がやられている競馬バカがいるな、と実感させられたシナリオの一つです

第四候補 ゼンノロブロイ
テイエムオペラオー以来の秋三冠という偉業を成し遂げた名馬、なのですが。正直言います。当時めっちゃ軽視してました。善戦マンでしたし
それに秋三冠も「キングカメハメハの故障がなければどっか取りこぼしてたでしょ」扱いだったんですよね。天皇賞も後ろに牝馬が2頭いる形だったのでレベル疑問視されてましたし(終わってみればサンデーサンデーサンデーじゃねえかとも言ってましたが)
上のクリスエスに歯が立たなかった
下のキンカメがいたら
クリスエスやキンカメ、さらにはディープインパクトみたいな派手な走りじゃなくて地味
おまけに翌年は牝馬のスイープトウショウやヘヴンリーロマンスにまで足元を掬われて年間未勝利
と散々だったんですよね。正直私も「地味な名馬」の一頭だと思ってましたし(今でもイメージなかなかぬぐえないですが有馬のタップとのガチンコは最高にかっこいいし不滅の大レコード叩き出してますが)

そのイメージどおりのシナリオ展開で、”大王”や”英雄”が後に出てくる中「最大の壁は先輩シンボリクリスエス」を崩さないストーリー展開は最高でした。当時のゼンノロブロイに対して私と似た印象を持っていた方には最高に刺さるシナリオだと思います
個人的には「口取りは馬が主役だから決して参加しない藤沢先生がロブロイの有馬では満面の笑みで口取りに参加していた」エピソードが最高に好きだったのでこれ拾ってくれたら嬉しかったなーなんて思いはあります
「サンデーサイレンス産駒初の年度代表馬」はゼンノロブロイというネタは逆に有名になってるまでありますが結構意外なんですよねこれ

私がプレイした中ではこの6人をピックアップして紹介させていただきました。
他にもあげるならば
ジョーダンシナリオのスポ根感。いいですね。王道のシナリオです。「15秒」とかも競走馬の15-15の意味がわかる方にはピンとくる出来でそういう細かいところも面白かったです。
パーマーシナリオの”メジロ”へのコンプレックスと”太陽”が凄くいいですね。心が元気になる最高のシナリオの一つだと思います。
ちなみに話題になったスピードシンボリ、実は彼女のシナリオで少しだけ語られてます


読んだ当時「スピードシンボリじゃねーか」って思ったのを覚えてます

あと、ノーマルエンドだと史実どおりにスワンSに出走したり、そこも理由付けがあってこれも心温まるシナリオなのでオススメです

あとはマーチャンなんかもシナリオがいいってよく言いますよね。keyヒロインとか言われてたのを覚えてます
個人的には前評判高かったから期待して2周年チケットで取ったら「ハードル上げられすぎたなぁ」ってのが本音でした。いわゆる私みたいな競馬好きだとか競馬バカに刺さるシナリオとは違ったかなという意味で、シナリオの雰囲気は凄く良かったですよ。

私はまだプレイしてないですがネオユニのシナリオも世界観的な形で評価高いらしいですね。楽しみにプレイしてみます。

対人戦でなくキャラゲーとしてシナリオを読むことに喜びを見出すプレイヤーの方の参考になれば幸いです。
挙げた中でもナカヤマ、カワカミ、ヤエノ、チヨノオー、ロブロイあたりは特に本気でオススメします。ナカヤマとカワカミはマジで泣きましたしチヨノオーは「8戦8勝」に気づいた時にマジで震えましたね……

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