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SF映画「ザ クリイター/創造者」雑感(ネタバレ)

SF映画「ザ クリイター/創造者」

またまたネタバレで感想を書きたくなったので、今日も見てる人が少ないここに書きます(笑)

今から半世紀後の2075年、ロスに原爆を落とされAIを抹殺しようとする米国と、AIを擁護して共に生きるニューアジアとの戦争のお話。

AIが目まぐるしい進化を遂げている今にふさわしいテーマではあるけれど、この映画のアメリカがあまりにもひどくて、支持しようと思う人はおらんでしょう(笑)

まあベトナムでも中東でもそうだったといえばそうなんですが、そういうところはハリウッドっぽいかな。もうちょっと「アメリカの言い分もわかるし」と悩ませてほしかった。
何なら西側が(テモだけでなく)AI抹殺派とAI共存派の2つに割れて、ニューアジアと三つどもえになるとか(^o^)

日本ではロボットに愛着を感じる人が多いということもあるのか、ニューアジアは中国っぽくなかった。田舎の風景は東南アジアっぽいし都会は日本?中国系っぽい人もいたけど、50年後には「ニューアジア」で融合してるのかもしれない。

渡辺謙は相変わらずカッコいい。たまに出てくる日本語のセリフも面白いですね。日本語ネイティブの我々はともすると聞き流しそうですが(笑)、アメリカ人はどう思うんだろう?

最後のノマド反対のデモのプラカードに日本語で「遊牧民」って書いてあったのは笑いました。いや、確かにそういう意味の単語ではあるんだけとねえ(笑)

空に浮かんでるでかいアレ(ノマド)、大きさだけからみると成層圏にいそうだけど、さすがに衛星軌道でしょうね。まあ成層圏から爆弾落とす(何なら爆発しない重いものだけでも)っていうのは2023年の今でもよく聞く話ではあるので、10年もかけるなよって思いますが。

アルフィーちゃん、可愛かったです(途中まで男の子だと思ってたのはナイショ)。

ただ、ノマドを倒すスーパーウェポンがアルフィーちゃんだったはずなのに、結局ノマドを倒したのは渡辺謙の仕掛けた爆弾だったというのはなんとも。もちろんアルフィーちゃんがノマドの機能を停止させたりはしたけらど。

お母さん(マヤ)、すごく大事な役回りだけとちょっと出番が少なかった。お父さんがAI技術者だったとか本人もそれを受け継いでたとか、聞いてないよ〜

スパイと気づかずに結婚したり、潜入捜査で相手に接近してうまいこと結婚したと思ったら本気で好きになったり、マヤもジョシュアもスキがありすぎ。ホントに最重要人物&スパイか(笑)

人間の脳から情報読み出すとか、みんな義体使ってるとか、2075年では最新のシュミラントと人間の違いはもはや脳だけなのか?だから「ロボット」じゃなくて「AI」なのか?

最後に、シュミラントって言われるとシミテクトを連想し、ノマドって聞くとスタバに行きたくなり、アルフィーっていう名前でメリーアンを歌うんじゃないかと耳をそばだて(曲ぐらいは流れるかと思った)、落ち着きませんでした(笑)

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