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仕事の効率化

「パソコンやインターネットが普及してこの20年で劇的に仕事環境は変わったのに、相変わらず残業が多くて生産性が上がらず、給料もあがらない」
という書き込みを見かけたので、ちょっとまとめてみた。

競争社会では、世間並みに仕事を効率化しても他社も同じく効率化しているので、競争優位にはならない。そうすると会社としての業績は上がらないので給料は上がらない。

あるいは個人レベルでは
仕事が早く片付くようになるとやるべき仕事の総量が増えて残業は減らない。

目標管理と同様に、会社は常に「頑張れば達成できる」仕事量を与えるので、効率化すればするほど目標がかさ上げされて仕事が増えるだけ。

一人だけ3時に「今日の分の仕事は終わったので帰ります」って言っても許されず、「じゃあ余った時間でこれもやってよ」となりますよね。

それなのになぜか経営者は効率化を個人任せにして「仕事を効率化すれば楽になるのに、なんでみんな効率化しないんだろう?」のどと脳天気なことを考えている(たぶん)。

楽にならないようにしてるのはあんたなんだよ!と言いたい(笑)

「その分評価を上げる」と言うんだろうけど、いまの日本の評価では仕事を2倍やっても給料はせいぜい1割増し程度。

さらに、効率化の手法を他人に教えると周り全体が効率化してしまい、評価も上がらないという最悪の結果に。

この点もよく「せっかく効率化ができたんだからみんなに教えてあげて」と言われるが、それこそ個人にはなんのメリットもないどころかデメリットしかないのに善意なんかでは進むわけがない。

効率化を広めるのは個人のためじゃなくて会社のためなんだから、新たな仕事としてアサインしないと。

結論
仕事の効率化はこっそりやって、バレないように残業も減らさず、空いた時間に自己研鑽してスキルアップずるのがおすすめ。

#仕事の効率化
#DX
#ペーパーレス

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