見出し画像

THE GUILD勉強会 #03「データ×UXデザイン」レポート

THE GUILD勉強会 #03 「データ×UXデザイン」に参加させていただいたので、感じたことをレポートにまとめます。今回ははじめてグラフィックレコーディング風にまとめてみました。

今回の勉強会で感じたこと

・職種にとらわれず、データを積極的に活用できる人が強くなる時代。
・データを活用するための環境づくり&コミュニケーションは重要。
・意思決定をするための材料として大いに活用していくべき。

正直、今までの業務の中でデータと真剣に向き合う機会があまりなく、分析するのも難しそう...と思って敬遠しがちでした。でも工夫次第で、ポジティブに向き合えるようになれるんだ!という新たな発見を得ることができ、個人的には非常に気づきの多い勉強会となりました。(参加させていただき、ありがとうございます!)

それでは、以下より各登壇者の方のレポートになります。

認知バイアスを回避するためのアイデア検証プロセス
大竹雅登さん(dely株式会社)

スライド資料: https://speakerdeck.com/entregulss/validate-ideas

改善プロセスの仕組みをしっかりと打ち立て、実装フェーズに入る前段階でアイデアの検証を行うことで精度の高いアイデアを優先的に実装していくことができるという内容が身に沁みました。特にスタートアップ系の企業であれば、競合に打ち勝つためにもスピード感のある対応を求められるはずなので、無駄な施策に時間をかけている暇はないですよね。3つの要素をパワポなどに書き出して、チームメンバー同士で確認し合うことで、施策を動かすときの認識のズレなども解消できそう。

UX/UIを高度に改善!AIを有効活用するためのポイント
山田智久さん(アドビシステムズ株式会社)

スライド資料:https://speakerdeck.com/tomohisay/uiwogao-du-nigai-shan-aiwoyou-xiao-huo-yong-surupointo

AIをうまく活用できれば、より精度の高いデータ活用ができるようになるけれども「自分で担当する範囲」と「AIができる範囲」を明確することと、目的と目標を言語化するということが大前提。社内に伝道師がいない場合は、実際に使いこなすのはハードル高そうだなと思いました。実際にAdobeのAIを活用したらどんな風になるのか、活用事例を見てみたいところ。

デザインとコミュニケーションで改善するデータのUX
安藤剛さん(THE GUILD)

スライド資料: https://speakerdeck.com/goando/dezaintokomiyunikesiyondegai-shan-surudetafalseux

いちばん身近で今すぐ出来そう!とワクワクしたのが、ダッシュボードにslackを使うというアイデア。数字が上がったらみんなで喜べたり、数字を見るのが上手い人はどこに着目しているのか?を確認できたり。気軽にコミュニケーションが取れるというslackの利点を最高に引き出しながら、チーム全体でデータを俯瞰できるのはすごくいいなあと思いました。こういった素晴らしいアイデアを発想するプロセスを知りたいぐらいです...。

創業140年の古い会社でデータの民主化を進めた話
鈴木陽介さん(日本経済新聞社)

スライド資料: https://speakerdeck.com/yosukesuzuki/nikkei-data-driven-20180823

(積極的にデータを活用しているFT社の影響を受けて、データを見る意識が高まったという前提はありますが)大手企業で社内に新しい文化を根付かせるって相当体力がいるだろうなと思いました。また、外部から専門的な人を読んでカリキュラムを作ってもらい、教えてもらうというのも刺激になりそう。何よりも各担当者が「自分ごと」にできる視点を持てるようになるというのは、PDCAを回していく上で非常に大事だなと感じました!

会場の作り方で参考になったこと

・受付が一般枠・招待枠で分かれていてスムーズだった
・note枠やTwitter実況枠の人向けに、デスクが用意されていた(その場で編集できるように)
・後方席でも資料が見やすいように、左右にサブモニターが設けられていた
・パネルディスカッションの質問が「会場」と「Twitter枠」でそれぞれバランスよく取り上げていた

まとめ

データ分析って難しそうだなぁ...という思いを持つ人は多いはずなので、その壁を壊すための環境づくり、コミュニケーションの取り方を「どう工夫するか?」を考える機会を設けることはとても大切という気づきを得られました。

みっちり2時間ほどの濃い内容で刺激を受けました。参加させていただき、本当にありがとうございました!


この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?