【ソムリエ勉強用メモ】様々な白ワイン醸造法

スキンコンタクト
Skin Contact
(=仏マセラシオン・ペリキュレール)

・白ワインのアルコール発酵に先立ち、短期間(数時間から1日程度)、果汁と果皮を接触させておく技術
果皮からの香りの成分の抽出が目的
・スキンコンタクト=果皮との接触

デブルバージュ
Debourbage

・除梗、破砕および圧搾後、アルコール発酵に先立ち、亜硫酸を添加した果汁を短期間(半日など)低温で静置し、不純物を沈殿させて取り除く作業。
・覚え方:不純なデブ、静かにしろ

シュール・リー
Sur lie

「澱の上」という意味。
・アルコール発酵終了後、澱引きを行わず容器内に沈殿した澱の上でワインを長期間(半年程度)接触させておく方法
澱からアミノ酸などの旨味成分が抽出され、味わいのある白ワインになる。
ロワールのミュスカデ日本の甲州が代表例である。

クリオ・エクストラクション(氷菓凍結圧搾)
Cryo-extraction

・収穫したブドウ果房を人為的にー7℃以下の貯蔵庫で冷凍し、凍結果実を圧搾し、得られた糖度の高い果汁を発酵させる醸造法。
・おいしい甘口ワインができる。

バトナージュ
Batonnage

・熟成期間中にタンクや樽のそこにたまった(仏:baton バトン)で撹拌し、その旨味成分を抽出する方法。

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