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誰かが淹れてくれたコーヒーはおいしい

ここでは、カフェで常連のお客様にだけこっそりお話しするようなエピソードを書いています。固有名詞や少しプライベートに踏み込んだ内容も登場するため有料とさせていただきました。メニュー… もっと読む
月1回カフェでコーヒーを頼むより、ちょっとだけ安い価格に設定しています。行きつけのカフェにふらっと… もっと詳しく
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2019年12月の記事一覧

2019年ありがとうございました。

ことし最後の投稿です。 2019年は、17年間営業してきたカフェを閉店するなど自分にとっては文…

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2019年 思わずのけぞった極私的アイドルソングBEST5+1

いまどき、アイドルにとって歌はオマケだなんて考えるひとはさすがにいないと思いますが、いま…

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孤立を恐れず、孤独に陥らず。

年の瀬の両国、江戸東京博物館で永井荷風の小展示をみた。 この展示では、明治、大正、昭和と…

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ケーキなしのクリスマス

とうとう、ひとくちもケーキを食べないうちにクリスマスが終わった。 酒は飲まないかわり、僕…

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ゆおっぽらっりのピックヨウルでコーヒーを淹れました。

12月21日土曜日 神保町のブックカフェ二十世紀で開催されたイベント「ゆおっぽらっりのピック…

今年の有馬記念は〝寺山み〟が深かった。

たぶんここを見ている人の大半は関心ないと思うのですが、有馬記念でした。言わずと知れた競馬…

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盛綱陣屋とチャップリン歌舞伎を鑑賞する。

そういえば、このあいだ歌舞伎を観たときの感想をまだ書いていないことに気づいた。場所は隼町の国立劇場、演目は『近江源氏先陣館〜盛綱陣屋』と『蝙蝠の安さん』の二本。国立劇場は、演芸場の方は落語を聴きにちょくちょく訪れているものの、大ホールは以前荻窪でカフェをやっていた頃、常連だった明治生まれの「平田さんのおばあちゃん」の長唄の発表会で足を運んで以来。いろいろ懐かしく思い出した。 ところで『盛綱陣屋』。タイトルと、あとは「おばあちゃんと子供が出る話」という程度は知っている。雑だが

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日々の暮らしにちいさな空気孔をつくるには。

保健所に連絡したり税務署まで出かけたり、他にももろもろの手続きをしたりしてようやく店じま…

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WINTER CAST.@渋谷キャストにイベント出店。

12月14日土曜日。渋谷キャストで行われた屋外イベント「WINTER CAST.」に中田ベーカリーさんと…

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12月11日と12日

1年間目を楽しませてくれたヘルシンキのイラストカレンダーも、とうとう最後の一枚になって…

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ランミンヨウルで出張モイ。

フィンランドと縁の深い作家さんたちが、毎年この時期に谷中のギャラリーTENで開催しているグ…

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移動距離約100キロメートル

ようやく、と言うべきか、ついに、と言うべきか、谷保にある「Willcafe」さんにお邪魔してきま…

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12/8は出張イベントでシナモンロールなど売ります。

地球にやさしくなくて申し訳ないが、LEDが普及してからというものクリスマスのイルミネーショ…

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魔法的とでもいうか、それはそれは豊かな時間。

「サーミのうた ヨイクが響く」東京公演@神谷町・光明寺 北極圏に暮らす先住民族サーミに伝わる独特の唱法「ヨイク」。そのヨイクの使い手であるフローデ・フェルハイムさんはノルウェー出身の音楽家で、自身もサーミの血を引き継ぐ。 最近では、ディズニー映画『アナと雪の女王』に使われた「ヴェリィ」の作曲者としても知られるフローデさんの音楽は、だが、ヨイクが核にあるとはいえかならずしも民族的、伝統的というわけではない。ロックだったり、ジャズだったりクラシックだったり、さまざまなジャンル