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ジャクリーヌ・ロック

ジャクリーヌ・ロック

ピカソの絵のなかでジャクリーヌの姿は1954年5月から現れ始めている。これらのポートレイトは首を長く伸ばした猫の顔のように描かれているのが特徴で、ジャクリーヌの特徴をよくとらえているという。彼女の黒い瞳と眉、高い頬骨、古典風の横顔はピカソの後期作品でよく知られるシンボルとなった。

1973年にピカソが死ぬと、1943年から1953年までピカソの愛人だったフランソワーズ・ジローやパロマやクラウドなどのピカソの子どもたちとジャクリーヌはピカソの財産権争いに入る。ジャクリーヌはクロードやパロマたちの葬儀出席を妨害するなどして、ピカソの遺産を守る。最終的に財産争いはパリでピカソ美術館を設立することで合意。
 
ピカソを失ったジャクリーヌは、その後、落ち込み1986年にピストル自殺。59歳だった。

https://www.artpedia.asia/jacqueline-roque/


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