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魔法の言葉

ありがとうの効能

noteを始めて間もない頃、ありがとうの効能について書いたことがあります。

たいして昔の記事でもないのに、すでに懐かしく感じます。

先日、たまたまおすすめにあがってきた、小林正観さんという方の著書について書かれているどなたかの記事を読みました。

本の感想というより、本の内容をまとめてあるような記事だったのですが、それによると、「ありがとう」という言葉には、やはりなんだかすごい効能があるようで。

昨夜、なんとなく寝つきが悪かったので、羊を数えるかわりに、ありがとうを数えてみました。

300回くらいまで数えた記憶しかないので、たぶんそのあたりで寝落ちしたのだろうと思います。

すると今朝、パパパパパーンと点と点が繋がり、なるほどー、と思ったことがあったので、書いておこうと思います。

ヒューレン博士の偉業

もう10年くらい前のことになると思いますが、イハレアカラ・ヒューレン博士のホ・オポノポノの本を読んだことがあります。

ホ・オポノポノとは、自力で全ての問題を解決できるとされる、400年も前からハワイに伝わる問題解決法です。

ヒューレン博士は、殺人や強姦などの重罪を犯した精神障害者収容施設で勤務されていた時、ホ・オポノポノの実践によって著しい効果をあげられました。

それまで7年だった平均収容期間が4〜5ヶ月に短縮できただけでなく、最終的には施設の収容者はゼロになったそうです。

収容されていた患者を誰ひとり診察することなく、患者のカルテを熟読し、彼自身の内側に働きかけることで、患者に癒しが起こっていったそうなのです。

この本を読んだ時、そんなことが起こり得るのか、と衝撃を受けたことを覚えています。

奇跡と軌跡

しかし、今の私は、そういうことは起こり得る、とわかります。

実際、自分自身の内側に働きかけることで、目の前の状況が、他者が、変化していくのを、私自身が経験してきたからです。

色々と複雑なやり方も試してきましたが、ここへきて、実は、超シンプルなやり方こそが、絶大な効果を発揮するような気がしています。

ホ・オポノポノでは、ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています、という4つの言葉を唱えることで、自分の潜在意識に溜まった記憶がクリーニングされ、癒しが起こるとされています。

ありがとう、や、愛しています、だけでいいと言う方もいるし、私もそんな気がしています。

私は、あらゆる問題は、最終的に「ありがとう(感謝)」に帰着する、と感じています。

言いかえれば、そこへ帰着させるために問題が起こっている、とも言えるのではないかと。

問題は、解決されると、最終的には、経験と気づきをもたらしてくれてありがとう、と言える出来事になります。

時間は、過去→現在→未来と流れているように見えますが、過去も未来も今に集約している、と考えると、今に働きかけるだけで、過去も未来も変わり得る、と私は思っています。

世界は、「私」がそのように観測することで、そのように成り立っています。

だから、今ここにいる私が、問題に対してありがとうと感謝の意識を向けることで、過去現在未来を丸ごと「ありがとう」と言いたくなる現実に変えてしまうことができる。

過去から未来への軌跡を、今の私が丸ごと感謝に置き換えてしまえば、当たり前に奇跡(に見えるような現象)は起きる。

そんな風に思っています。

シンプルイズベストなのかも

一本の紐の端と端をくっつけると、輪になります。

過去現在未来を丸ごと「ありがとう」と言いたくなる現実に変えてしまう

一本の紐の、片方の端が過去、もう片方の端が未来だとして、過去と未来をくっつけてしまえば、まーるく収まる。

全ては◯(感謝)に帰着する。

そんなイメージが浮かんできます。

神社でお参りする時や、祈る時、人にお願いをする時、感謝を伝える時、食事の前後にいただきますごちそうさまを言う時など、両手のひらを合わせる姿勢をとりますが、そのイメージとも重なります。

神社の狛犬は阿吽の形をとっていますが、阿は全ての始まりを意味し、吽は全ての終わりを意味しているそうです。

神社の御神体が鏡であることも、感謝をお伝えする場所であることも、納得、という感じです。

ここまでくると、もう、ありがとうだけでいいよね、と思えてきます。

と、私はそのように理解しているのだな、と、書いてみてわかりました。

色々書きましたが、

目の前の物や景色や出来事、浮かんでくる記憶や思考や感情、あらゆる物事に対して、私のように頭で難しく考えず、ひとまずありがとうと意識を向けてみると、なんだか色々いい感じになるかもしれないのでおすすめです。

実際、ありがとうの意識を持って観ると、世界が勝手に回り出して、ありがとうと言いたくなる現象を、はいどうぞ、と差し出してくれるような気がするのです。

しかも、自分の想像(創造)をはるかに超えるクオリティで。

思い通りの世界を創ろうと意気込んでがんばるより、そっちの方が楽ちんで、面白いような気がしています。

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