クオピオにあるPuijon Torni（プイヨタワー）へ行った話。
初めて森で迷子になり本気で気が遠くなった思い出。

天気のいいある日、グーグルマップがあればどこまでも行けるぜ！って気持ちになり近くのプイヨタワーへ行くことに。
大きな通りを通っていくのも面白くないので森経由で行くことにした。

墓地の脇のアーティスティックなトンネルを通って森に入る。
ノルディックウォーキングの方々とすれ違い挨拶をしたり…出だしは本当に軽やかだった！

だんだんと道が狭くなっていき、人通りも少なくなってきた。
でも気持ちのいい天気で気分よくどんどん進みました。

次第に「ここは道？」と思うようになり…グーグルマップも道がなくなり半泣きでとにかく真っすぐ進む。
進むしかなかった（笑）スマホが圏外にならなかったのが救いでした。

１時間くらい孤独にさ迷った気がするけど正味30分くらいだったかな。
車の走る音が聞こえて「ああ助かった！」と車道へ向かった。

森から抜けるとすぐそばに見えるプイヨタワー！
私は間違ってなかった！

やったー！！！デカいぜ！プイヨタワー！
一人だったけど、興奮の中ペラペラと日本語をしゃべっていたと思う。
変なアジア人がいる、と思われただろうな。

早速エレベーターで上まで！
プイヨタワーはスキーのジャンプ台があり、スキージャンプ競技のワールドカップ舞台にもなっているんだって。いい景色！
湖ばっかり！

歩き回ってヘトヘトだったのでまずは腹ごしらえ！
ここのプッラが本当に本当に美味しかった。
これはボイシルマプッラだったな。
真ん中にバターが入っている最高なパン。

生還したお祝いに一人で酒盛り。
歩き回った疲労感でスパークリングワインの小瓶一本で酔えた！

大変だったし、初めてピンチに陥ったけど
おかげで強烈な思い出となりました。

私、海外の森で迷っても生き抜いた！
と興奮してその日はなかなか寝付けなかったのを覚えています。