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車を変えた。で、思う事。(3)

どうやらテスラについて、思う事や書きたいことが山ほどあるようだ、私は。笑 Youtubeにテスラのことを上げる人ががんがんにでるわけだな。うん。


テスラは(くどいが)carとはちょっと違う乗り物だ。特にモデル3はもう「おもちゃですか?」的な見た目のダッシュボードもある(かっこいいけど物足りないとも言う)。ひどい言い方かもしれないが、ゴーカートみたいな側面?もある。
実は「ワンペダルオペレーション」と呼ばれるんだけど、アクセルを緩めるとかなりがっつりとエンジンブレーキがかかる(ブレーキのかかり方はがっつりなのと、やんわりなのと、選べます)のだよ。これで走行中にちょっとずつバッテリーに電力を追加するんだけど(世のハイブリッド車とか、大体あるんじゃないかな。私の前の愛車はそうでした)、アクセル操作はガソリン車のようにはいかない。アクセルの離し方に慣れないと、がくんがくんしてしまうのだ(笑)、そして実際、最初の数回の運転は 自分で運転しながら酔ってしまった(爆笑)。
でも慣れれば、ブレーキペダルは信号とかでの最後の最後に使うモノ、となる。運転も穏やかになる。車の流れを「読む」ことで、ココロおだやかな運転にもなる。いや、ホントなんだよ。

ブレーキングも大きな理由ながら、テスラ車を有名にした「加速の良さ」もココロ穏やかで落ち着いた運転、に一役買っている。ほら、苛ついてふざけた煽り方してくる車とかいるじゃないですか(ユタ州は運転が荒いのでよくいるんですけど)。ちらっと「いらっ」としても、すこし微笑んで(笑)アクセルを踏むとほとんどラグタイムなんてなく すぅーーーーっと加速するのだ。アナタを苛つかせるアホな運転する車を置き去りにする感覚。笑 最終的に「あらお馬鹿さん。どこで私を抜こうとしてたの?」と言ってしまいそうになるほど、ストレスフリーでその車から離れられちゃう。
そして、「いつでも引き離せる」とわかってるので、別にいつもやる必要なんてなくて、ココロにもの凄く余裕が生まれる。
(ここまで書いて、いやー私っていやな運転手だなぁと思いました・・・)

高級車というものに乗ってる人の運転が穏やかな理由も分かる気がする。ポテンシャルが高いから、いつでももっと出来るのがわかってるから、ゆったり運転するんだよね、きっと。(私が歳とってきたからだ、とは思いたくない・・・)


と、同時に。

いつでもバッテリーの状態が見られるから、例え全然余裕で走れる距離でもムダにバッテリー使いたくないなぁって思うのだ。オモシロイよね、ガソリンだと「ランプがついたらガソリンスタンド探していれればいいや」っておもって距離や走り方に大きな注意を払わないけど(最近の車は平均走行距離とかでるから、ちょっとは気にするけどね)、バッテリーだと半分を切ってくると「あ、丁寧に走ろうかな」と思う。もちろん、ガソリンのように「スタンドでガソリン入れるのに、例え並んだとしても10分もあれば満タンになる」と知っているのと、スーパーチャージャーであっても大体30分以上かかる、と思うのは 時間の使い方をかんがえながら生きている現代人にはちょっと「どきどき感」があるんだよね。

チャージングステーションは結構あちこちに出来てきた。家であってもゆっくりならチャージできるしね。でも、チャージの時間自体にはまだ慣れるのに時間が必要そう。この、チャージに時間をとられる、というのも、ひいてはエコロジーだとか再生可能エネルギーなんかを考え始めるのにきっかけとなるのかもね。


ちょうど冬なので、天気によってはインバージョンという「上空に暖かい空気、バレー(盆地)の低いところに冷たい空気」が停滞して空気が悪くなる。喘息持ちの子供達をもつ親としては、必要なんだけれどガソリン車を運転するのは「もっと減らさないとなぁ」と思うし、そんなことを思いながら運転しているひとは このソルトレイクバレーには結構な数いるかもしれない。
公害、っていう問題もまた、知っているよりも認知度は高そうだ。その部分を考えただけでも、こういった電気自動車が世の中に広まるのはもしかしたら思っているよりも早いのかもしれない。



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