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こつごもり(小晦日)の過ごし方

「せっかく帰省してるんだから行っておいで」と財務大臣がGoをくれのでSkiにきている。娘が。

私は朝まで悩んだけどなんか今日は滑る気になれずロッジ待ち。ふと顔を上げたら娘が一本目滑りおえてきたところ。母の勘だな。

娘の一本目。二本目もちゃんと気づいてしまった。

今年は雪が少ない。さらにインフレでリフトの値段がすごいことになってる。ピークシーズン値段とはいえ、10年前の2倍です。

我が家からスキー場までは30分もあれば着く。15分街中の高速を走りキャニオン(山の合間のクネクネ道)に入ったら15分くらい。

でね。このキャニオンの道の運転が面白い。道自体の攻め方とかの面白さじゃない、スキー場まで連なる車それぞれの「ウキウキ感」が溢れて空気が色まで違うのだ。


車って、運転している人の感情が滲み出ると思いませんか。イライラしてる車、歌を歌ってるだろうな、な車、無謀運転にびっくりして大汗かいてる車、隠れてるパトカーに気づいてさーっと青ざめてる車。。。
普段からそう思うけど、このキャニオンを走る車に関してはみんなのウキウキが共振でも起こしてるんじゃと思うくらいに伝わる。脳内でディズニー映画にありそうな、歌いながら伸び縮みしたりジャンプまでしている車たち、に変換される。

イライラしてたりオラオラしてる車も見るけど、まぁ8割がこのウキウキなので全体的に平和で、笑顔になる空気感。伝わるかしら。。。

✴︎✴︎✴︎

多分今日の雪のコンディションはあまり良くない。気温高め、しばらく雪は降ってない。

我が家がよく滑りにくるのは米国でも一、二を争う降雪量のスキー場なのだけど、今年は雪が少ない。まぁそれでも一応全てのコースが開いてて、バックカントリーコースも2つ以外はアクセス可能(ここのスキー場に来る人は2割くらいがそのままパトロール隊に入れるくらいに上手いしバックカントリーコースも熟知してる)なんだから他よりはいいんだろうね。

天気予報は曇りだったが、朝は晴れてた。今少し雲が出てきたけど、降ってくれたらと願うには薄くて高くて無理そう。きっとランチ休憩に来る娘はアイスバーンだとか岩の頭が出てるとかぶつぶつ言うに違いない。


ロッジ内には私以外にも家族たちを待つだけの人が結構います。悪くないのですよ、この「待ち」するのもね。スキースクールの子どもたちや家族や友達グループで滑るひとたちはみんな幸せそうだ。山の上は空気もいいしね。酸素薄いけど。

駐機場近くのロッジでこの標高。上の、コース途中にあるロッジは標高2800mくらい。


山や、たくさんのスキーヤーを眺めてたらちょっとだけ滑りたい気分になってきた。年明けに娘と滑ろうかな。
あ、その前にお節のための足りない材料、今日こそ揃えないとね。小晦日ですからね。

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