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公開ナンパという暴挙を拾ってくださったクリエイターさんたちをご紹介します。

昨日(こちらの8/31、日本の9月1日(火))から急に気温が下がりました。
日本もぐっと秋らしい日だった、という場所が多かったようですね。

朝晩は10℃を切るくらい。昨日は曇りだったし最高気温が26℃だったので、どれだけ涼しかったか、というのがおわかり戴けましょうか。2020年夏を越えて初めて長袖を着ました。

なんでしょう。光の加減が違うのかな。
盛夏とは光も葉っぱの色も空も違う。空気の匂いなんて全く違います。
ぺらり、と夏のページから秋のページに変わったみたい。

さてさて。昨日(日本時間だと一昨日か)締め切られたMuse杯、私の無謀な公開ナンパを覚えていらっしゃる方も・・・いますか?

この記事でめっちゃ軽いナンパをかけていますが、その実、結構悩みました。(ええ、一応・・・)
だってみなさんプロです。それって・・・どうよ?って、本当に考えたんです。だれか一人でも参加下さったら嬉しい、そのくらい本当に祈るような気持ちでした。

今日は書いて下さった方に感謝をこめて、皆さんに作品をご紹介いたします。でも「時間が間に合わなかった」「今仕事が立て込んでてゴメンナサイ」などのメッセージを下さった方達もいらっしゃいます。皆さん、むちゃくちゃなお願いに優しく対応下さって本当にありがとうございます。


実は裕喜さん、公開ナンパをしようかと思ったんですが 少し前の記事でご自身の繊細な心と格闘している、と言うようなことも書かれていて、負担にさせるかと思い記事でお名前を出さなかったんです。でもあの記事を見てくださってた。そして描いて下さった。本当に嬉しかったんです、届いたのかなって。
裕喜さんの制作裏話はこちら、「色」というものへのクリエイターのこだわりを感じました。

さて、ここからはその記事に苦笑いしながら(多分)も 作品を提供下さった方達です。

shin ikegamiさん、息を飲むような光と時間とをそこに留める作品をお作りになっています。この567禍でいくつかの個展を中止された、という記事を見ていました。
Muse杯への参加は無謀なお願いではあるけれど、すこしでも皆さんにこのアーティストを知って戴きたい、そんな気持ちがありました。

私は人権擁護アクティビストなのですが、実はikegami さんのバックグラウンド、生き方に影響してきた昔のこと、人権に関するお考えはとても深くて、別のところでやりとりさせて頂いたこともありました。そういう「人間の残酷さ」を、私は別の話をしながらどこかで対比して優しさを思いだして貰えるようなものを書いていきたいと思い、ikegamiさんは僅かな光のあたる植物の強さ、しなやかさを切り取って間接的に伝えていらっしゃると思っています。

是非フォローして戴いて、これらの言葉を話さない生き物たちの「生きているよ」のメッセージを受け取って戴きたいと願っています。

私はほんのちょっとだけ写真を撮りますが、以前初めて見たゆかさんの「セルフポートレートの世界」の記事は衝撃的でした。ああ、こんな女性的な感性がすんなり現れているお写真が撮れるって素敵だ、と本当に思ったのです。

こちらで制作して下さったものは植物です。でも星を、星空をあちこちに感じますし人生の美しさまで見せて戴いているようです。ここに撮られている植物たちは結構身近なものもあって、でもそれらがもの凄く語りかけてくるんです。

こちらの記事にコメントもしましたが、私は「交差する松の葉と雫」の一枚がもの凄く好きでした。人との出会いって、ほんとにこの一枚みたいだって思って。よかったら動画の中から探して下さい。

えーと、多分お声がけさせて頂いた中で一番最初にご参加くださったハタモトさん。いつも胸の奥がぎゅううっとしたり、逆にとても美味しそうなお写真にふわっと笑顔をいただいたり「オールドレンズ」の話に面白いなぁと思いながら読ませて頂いたり。(私の最初の一眼レフは12年前くらいに入手したものなのでオールド、というにはちょっと可哀想ですけど・・・)音楽もお作りになるので、どなたにお声がけしようかな、と思ったときほぼ一番最初にぽん、と浮かんだ方です。

こちらでも音楽からインスパイアされて撮るお写真のことを書かれていますが、曲を聴いて写真と合わせてくださったこちらの作品、「言葉」よりも雄弁な切り取られた風景にしばし、時を忘れて見入りました。

ハタモトさんの上げられるお写真に憧れてちょっと撮ってみたりもするんですが・・・・いやぁ、なんでしょう。お手本が頭の中にあっても、ハタモトさんのような優しさが切り取れないのって・・・・私の問題ですね、はい🤣🤣🤣

イテラさんは、心にゆっくり降りてくる感情と景色を受け止めて言葉に紡ぐ人。こんな素敵な、ご長男さんとのストーリーを、いえ、ご家族の、ですね、決して忘れられない思い出やことばを綴ってくださいました。先日私の個人企画の方でインタビューさせて頂いたばかり、というのもあって、何度も何度も読んで味わわせて頂きました。

・・・・・と思ったら!一週間後にはまたこんな素晴らしい作品が!!
これはイテラさんにしか書けないなぁ。本当に、下手に言葉にしたら安っぽくなりがちだったり重すぎて 水の上に垂らすインクの一滴(ひとしずく)のように霧散しがちなことを、丁寧に丁寧に拾い上げ紡ぎ上げ、心臓から苦しい思いをしながら紡ぎ出して空に風船に乗せて飛ばしていく・・・そんなイメージがありました。知らず、涙していました。
 素敵な作品を2つも寄せてくださってありがとうございました。

こちら・・・・本当に読んで欲しいです。
伊藤緑さんは、その表現も言葉の選び方もリズムも、とても真似できないからこそ憧れる文筆家さんです。
憧れすぎてnote上でコメントするとか交流するとか出来ていない方なのですが、この曲で緑さんだったらどんなものをお作りになるのだろう?という私の「見てみたい・読んでみたい欲」が公開ナンパという暴挙へと押し出しました。。。本当に大変失礼致しました。

でも作って頂いた連作短歌の世界は、思っていた以上にいろんな表情と空間をみせてくれ、まさに宇宙でした。

「詞も知らず曲の名前も分からずにどれみで歌う初見の熱を」

これを読んだとき、私の失礼なお願いにも関わらず広沢さんの曲を聴いてくださって、そのメロディを追いながら浮かんでくるインスピレーションの海に漂う緑さん、を思いました。有り難くて泣いた歌です(ファンなので....)

個人的にその拡がりの先に緑さんを見た「より暗く〜」の歌が心に残りました。お手紙として受け取りました。その時思い出したのです、「世界で有数の暗さ」として認められた場所に行きネオワイズ彗星をみた私は、自分の手許も見えないくらいの暗さの中で蛍を見ました。目眩がするほどの数の星に圧倒されている私には、その黄緑に薄くひかる蛍が地球の上に足を付けているということを思い出させる安心感をくれたのです。あまりに小さな、でも言葉にすると陳腐になってしまって仕舞い込んでいた出来事ですが、そこにいきなりイメージがつながりました。緑さん、私がみたその小さな光は、私は宇宙のなかに居てもちゃんと大地の上にいるという、何か揺らがないものをくれたんですよ。コメントには書けなかったのですが・・・・
本当にありがとうございました。

実はさっき!見つけました!!!!
masako katoさんはルワンダにお住まいの(え、どこ?ってなりますよね、地図付けますね)アーティストさんです。以前アメリカ中西部の岩場(岩場って言うな、国立公園とかだww)に行かれたことがある、というお話をちょっとだけ伺って、かつ、そこでのちょっとすごいエピソードが忘れられず、「masakoさんだとどういう表現されるのかな?」と思ったのです。

お忙しいかなぁ、届かないかもなぁ、と思いながらも公開ナンパしていたのですが、とても素晴らしい・・・揺れる光をずっと追ってしまう、不思議な動画を作ってくださいました。うわぁぁぁぁぁ、と声が出てしまうくらいに。

masakoさんの作品、見せて頂けて本当に嬉しかったです。作品の中でなにをつかったのかがわかりますが、それでもそれは宇宙なんですよ。ミクロはマクロにつながる、と思っているけど、それがこの彼女の準備された「手の中」に収まるモノに見られるとは。

美しかったです。ぜひ、見てください。Youtubeに飛ぶと全画面表示で見ることが出来ます。

どれもこれも、本当に私では思いつくことすらない美しい作品で、しかも私なんて日本から遠く離れ(もちろんルワンダからもw)ているところに住んでいる一主婦だというだけなのに、ご参加くださったクリエイターさんたちには本当にどうやってこの感謝をお伝えすればいいかわかりません。

もちろん、広沢タダシさんの曲が 本当に深く深くだれもの心の中に染み込んでくるから、だということこそが大きいのです。

それでも、同じお題でみんなこんなに表現が違うんだなぁということに、本当に心動かされました。567禍で心まで小さい部屋の中に膝を抱えてしまいそうなとき、この様々な表現に救われた感じがあります。
心から、御礼申し上げます。


最後に、結局4割も納得出来てないけど出した私の作品です。2万字を超えた時点で書き直しを決め、十何パターンと書き直してもまだここ・・・これは今後、リライトや別作品への書き出しなど、いろいろトライしたいです。
4400字ですが、読んで頂けたら嬉しいです。


最後になりましたが、本当に素敵な曲を提供くださった広沢さん、いろんな視点でのクリエイター応援の機会をくださった嶋津さん、サポートのすーさん、深澤さん、千ちゃん、まりなさん、みなさん本当にありがとうございました。

素敵な参加作品達はこちらから見ることが出来ます。


サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。