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文字通り全米が緊張している、2020年11月3日。

今日はアメリカ大統領選挙最終日。今年はこのウイルス騒ぎで郵送投票が行われている。今日は投票所を設けてある日。この直接投票の人達へのアピールに、この数日ダウンタウンは候補者名をプリントした赤い旗を立てた車が沢山走っているらしい。

多分言葉の違いは日本に住んでいると分からない事が多いと思うので
  共和党(赤):トランプ大統領、ブッシュ前大統領など
  民主党(青):オバマ前大統領、クリントン前大統領など
ということだけ、書いておきます。

そして街の中にちょっとした緊張感が走っている。選挙そのものへの緊張感と、それからもうひとつ・・・・

ワシントンD.C.では 街の店舗前にバリケードを築くオーナーが続出。結果がどう出ようが、デモ隊が暴徒化するのを恐れているのだ。

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すでにデモ(protest)が全米各地で予定されていて、こんな田舎のユタ州でも、各自治体・各職場では「デモがある際の通勤(帰宅)について」などの連絡が行きわたっている。

なぜデモが起こるの?と思っている方も沢山居ると思うが、この「投票」について、今年はすでに300以上の訴訟が起きている。(AP通信より)こういう意見の相違が高じて・・・なのだ・

どちらに決まっても賛成派、反対派がこれらの問題点を掲げてデモを起こすだろうと多くのひとが見ている。(これは個人的な推測だけれど、確かにこの経済が上手く回っていない状況に怒りを覚えてチャンスがあったら暴れよう、というひとをそこかしこに見ているから、選挙はその最大のチャンスでもあるのかもしれない。)

ユタ州は先ほど(現地時間11月3日火曜日午前7時、日本時間11月3日火曜日午後10時)郵送投票が締め切られた。この郵送投票をいつまでの受付で有効とするかも各州で決められている(そしてその決断もまた、訴訟を引き起こしている)。対面の選挙場投票は今日の午後8時(東海岸午後10時、西海岸午後7時)まで。この実際の投票場での締め切り時間も州によって違う。ほんと、何から何まで州で決まっているって、分かり易いようでちっとも分からない。


そういえば昨日、子供の通う学校からビデオレターがきた。学校は選挙に関して中立を保っていること、例えたった一人違う意見を持つものがいても、それは個人の意見であり尊重されるべきものであることが伝えられていた。さらに、中立だが差別をこの学校は許さない、ということも。(学校っていろいろ、難しいんだろう)

Nothing is more wonderful than the art of being Free,
But nothing is harder to know how to use the freedom
自由であるというアートほど素晴らしいものは無いが
それをどう使うかを知る事はとても難しい。

よく引用される言葉だが、今は特に私にはいろいろ考えさせられる言葉だ。

選挙結果は対面投票の締め切り(米国現地時間11月3日午後8時)のあと、1週間以内にはわかるのでは、と言われている。


ヘッダー画像はAP通信社の大統領選挙に関するページよりお借りしました

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