５つもない。

#私を構成する5つのマンガ の企画。

初記事なので企画に参加しようと思い、

思い返した。

今までの人生で、

たくさん漫画を読んで来たはず…

小学生の頃は、

なかよし、ちゃお、りぼん、コロコロ…

中高生の頃は、ジャンプ、ガンガン系…

大学生の頃は、モーニング…

その他色々。

しかし、「私を構成する」とまで

言えるのは、

結局一つしか見つからない。

それなりに読んできたのに。

そしてその１作品は

うすた京介の「ピューと吹く！ジャガー」

である。

あれは中学生の頃、

「HUNTER×HUNTER」に友達とハマっていた。

私は最新のハンターハンターが読みたいのと、

それ以外にも

色んな有名漫画が載っているジャンプって

どんな雑誌なんだろうと思い

とてもわくわくして人生初

（そして今のところ、このたった一度だけ）

週刊少年ジャンプを購入した！！！

そのジャンプ…

ハンターハンターは

ネーム状態で載ってる回だった笑

ワンピースなど有名漫画を見て

なるほどね〜おお〜と思ったのだが

巻末の方に

なんだか気になる漫画があった。

週刊誌や月刊誌を初めて買うと

読み切り以外は話の途中だから

大体話がつかめない。

その漫画も話はつかめないのだが

なんとなくピンと来た。

なんか心が惹かれた。

爆笑したわけでもないのに、

なんか気になった。

それで、１巻を本屋に買いに行った。

それが、ピューと吹くジャガーである。

ワンピースやらナルトやら

人気のがたくさんあったのだが、

なんでジャガーだったのか、

答えは風の中。

そこから、私はジャガー信者となる。

当時の日記には、

ジャガーのどの話がどう面白いか、

熱く語られ、ランク付けされている。

ジャガーを読んでから、

私はジャガーの世界観の出来事しか

面白さを感じなくなってしまい、

日常で笑いの幅が狭まってしまった。

センスは良くなったように思うが、

笑いに厳しくなってしまったし

シュールを求めすぎてしまっている。

ところで、人に

「うすた京介が好き」と言うと、

大体「マサルさんね！」

と言われる。

しかし、実はマサルさんは

１巻しか読んでいない。

マサルを読まななければ、

うすた好きを名乗ってはいけないと思い、

読もう読もうと思っていたのだが、

結局今に至るまで読んでいない。

ジャガーは絵もきれいで

おしゃれな感じすらするが、（するよね？）

マサルの１巻を読んだ時に

絵柄がちょっと古臭い感じがして、

それ以降を読む気にならなかったのだ。

その印象がずっとあって…

多分、マサルの頃が

うすた全盛期だったのだろう。

だからみんなマサルと言う。

しかし、私がうすたを知ったのは

ジャガーの時期で、

そしてそれが中学生という

非常に何かを盲信しやすい、

中二病の時期だったのだ。

だから私はうすた好きではなく、

ジャガー好きなんだと思う。

そして「マサルだろ！」という人は

中二病の時期にマサルに出会えた幸せ者さ。

最後に…私はこれだけ書いておいて、

全巻揃えたジャガーは

引っ越しの時売ってしまった。

後悔している…。

#私を構成する5つのマンガ #うすた京介