不登校児との向き合い方⑥|親自身のケアも大切

定年まで8875日。
ぅ~長い。

この忌々しい8875日を、
努力して減らす活動をしている。

◎活動成果
配当金計3.3万円 -4日分ゲット。
ボーナス計15万円 -18日分ゲット。
出張手当計1.6万円 -2日分ゲット。
年末調整計50万円 -62日分ゲット。
退職貯金計18万円 -22日分ゲット。


我が子は、元不登校児だ。
子供は、二人いて、
二人共約1年間不登校で過ごした。


この不登校になった期間というのは、
何が正解で、
子供達にしてあげられることは何か。
何をすることが
子供達に取って良いことなのか、

どこに向かうかも分からず、
もがき苦しんだ。

妻も鬱になるまで悩んだが、
なんとか乗り越え、
今は落ち着きを取り戻しつつある。

先が見えないというのは、
本当に心身ともに疲れ果てる。

もし、
今同じような境遇で
苦しんでいる方達に少しでも
励みになればと思い、

私の経験と今を書いていこうと思う。


今回は自分達自身のケアについて、
書いていく。

我が子が学校に行けなくなった
と聞いたのは、
海外赴任して3ヶ月を過ぎた頃
だった。

その時、
既に一馬力で頑張ってくれていた
妻の心は
追い打ちをかけられるように
ボロボロになった。

その時、
物理的な距離もあり、
なんとなく仕事への使命感に
かられ、
とりあえず私が取った行動は、
赴任先に呼び寄せること。

元々呼び寄せる予定で、
先行して赴任先に行っていたのだが、
時期を早めてもらい
その2ヶ月後には、
現地で再開できた。

ずっと一緒に暮らしていたとき、
テレビ電話で話していたときは、
あまり感じていなかったが、

子供が、
自分が思っていたより、
小さかったことに驚いた。

上の子は、
しっかり者で、
お手伝いもするし、
思いやりの行動ができて、
大人びていた。

下の子は、
生意気で、
めんどくさがりだけど、
体調悪いときは、
水持ってきてくれるような、
実はいい奴だ。

そんな子どもたちは
7歳と4歳で、
離れて改めて見てみると、
まだまだ小さい子供だったな
って思い知らされた。

その2人を、
一人で3ヶ月も見てくれていた
妻は私の知らないしんどさや
戦いがあったと思う。

そして子供が不登校になって、
一人で藻掻き苦しんでたんだな
って思った。

でも二人になれば、
なんとか行けるっしょ
とか思っていたが、

現実は、
そう甘くはなかった。

妻自信は日本で、
既に体力を使い切っており、
慣れない初めての地で、
立ち向かう心の体力は、
残っていなかった。

私は私で、
引き継ぎを終えて、
これから一人でやっていく
というプレッシャーと、
言葉の壁、
初めてのマネジメントに
精神は仕事の方へ
向けられていた。

休みになると、
現地スタッフから
電話はかかってくるわ、

平日あまり会えない分、
家族との時間を使おうと
思うが、
仕事のことで、
集中できなかったりした。

子供たちが、
沈んだ自分達を励まそうと、
面白いことをしてくれたが、

反応できなかったり、
時には声を荒げて当てつけの
ように嫌味を言ってしまった
こともあった。

その後は、
ひどい嫌悪感に襲われ、
子供に謝りにいったこともあった。

自分に余裕がない状況というのは
自分もしんどいし、
相手に対しても
少しのことが苛ついたり、
好意を無下にしてしまうことに
繋がる。

特に家族に対しては
他人に比べて遠慮がなくなりがちだ。


逆に余裕があると、
何をしても楽しいし、
大抵の事は気にならない。

さらに私達家族は
苦しい時期を乗り越えられた後、
心の余裕の大切さを、
ひしひしと感じている。

何より優先すべきは、
心の余裕です。

それを失うような働き方、
家族との関わり方、

それは望むものでは無いはず。


子供達が、
何をするにも挑戦する
機会を支えてあげることを
望む親にとって、

自分の余裕のない
生活環境は
見直すべきだと思う。

もし、
仕事が辛くて余裕がないなら、
仕事を休んでみましょう。

それでもだめなら、
休業しましょう。

それでも駄目なら、
仕事を辞めてみるのも1つです。

ずっと家にいるのが辛いなら、
一緒にお出かけしたら
いいじゃない。

子供が、
学校に行けないからと言って、
出かけていけないことはない。

子供といるのが辛いなら、
預けてみたり、
両親、祖父母、施設に
相談しても良い。

別に、
別部屋で、
それぞれが好きなことを
しててもいいと思う。

自分自身が、
楽になる方法を家族で
探していくしかないんだから。

何が正解なんて、
やってみないとわかりません。

やってみて
やっぱりだめかも知れません。

自分が、
どうしたら余裕が出てくるか
探してみましょう。

私は、
日本で向いてる仕事で働き、
家族との時間を優先させてくれる
職場を選び、

妻は、
シフトのない農業バイトで
子供を優先できる仕事を選び、
バイトは息抜きができ、
平均年齢が高い職場で、
若手ができる仕事があると
頼られ喜んでいる。

子供たちも、
学校に行けないときは、
無理はしない。
困ったときは、
親がフォローに入ってくれる
安心感で、
失敗も恐れなくなった。
相談もしてくれるようになった。

何でも余裕が大切。
それを探すために、
何が良いか
自分の生活を環境を
振り返ってみて欲しい。

子どものために、
余裕を探すんじゃなくて、
自分の余裕ために、
生活環境を見直すと
結果的に子供達のため
になってます。

親だって人ですから、
苦しいときは、
自分自身のケアも
大切です。

家族協力して、
困難を乗り越えていきましょう。

あなたが試すことが、
正解に繋がる
大切な一歩です。

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