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ギリシア神話の中には史実が含まれています。

それがトロイア戦争です。

トロイア戦争と言えば、トロイの木馬という作戦が有名ですね。

現代でもトロイの木馬ウイルスというコンピュータウイルスでも使われていますね。

音声で聴きたい方はこちら

ギリシャ軍の撤退

トロイア戦争とはギリシア vs トロイアの戦争です。

トロイアとはトルコの西側を指します。

ギリシア軍は英雄のアキレスがいましたが、絶命してしまいました。

そこから勢いがなくなりそのまま撤退していきます。

アキレスの活躍についてはこちら

ギリシア軍が撤退した後に残ったのは、デカイ木馬だけでした。

トロイア軍は勝利を確信していましたが、デカイ木馬が残されて不思議に思いました。

トロイの木馬

このデカイ木馬は神のお供え物だろうと結論づけます。

トロイア軍の神官は、神のお供え物とはいえ敵軍の物なので、木馬を燃やそうとしたその瞬間。

神官が怪物に襲われて殺されてしまいます。

その画像です。ラオコーン像ですね。

この様子を見たトロイア軍は本当のお供え物だと信じます。

トロイア軍は「城の中に運んで大事にしよう」と。

城の中に木馬を運び、ギリシャ軍に勝ったから宴を開催していました。

実は、トロイの木馬の中にはギリシャ兵が隠れていました。

そう、城の中からギリシア兵が出てきたのです！

宴中に、内部からボコボコにされたトロイア軍は完敗しました。

というエピソードは19世紀まで神話の作り話として語られていました。

が、このエピソードを実在したはずと信じた少年がいました。

その少年の名はシュリーマンです。

シュリーマンは考古学者となり、トルコの西らへんにこのギリシア神話の元となった遺跡が出てきました。

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