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モノの消費をめぐるあれこれ。

Rooms40っていうイベント観てきました。
コロナの影響とかでトークショーとか一部中止になったとこもあったらしい。
私は一般客が入ることができる日(平日金曜日)のOPENしてすぐくらいにいったから、人の出はまぁまぁな感じで、観る側としてはゆったり観られて良かった。

何とも個性的な出展者の皆様。
そしておっしゃれ~でデザインレベル高っ!!!なモノたちが一堂に会するイベントで、楽しいったらありゃしない。
出展者さんたちの「こういう世界観で打ち出したいんです、私は!」っていう意思がガンガン伝わってくるブースたちは、本当にただただ関心するばかり。勉強になりました、本気で。

今年のRoomsのテーマは【感じるトレードショー】ということです。
今回で40回目なんですね、結構歴史がありますね。

…で、全体的な印象でいうと

【アップサイクル】【サステナブル】のワードは
このご時世、皆様キーワード*ブランドコンセプトの柱にしているところがやはり多数でていました。
林業問題(松枯れ問題)の解決手段としてデザイン家具を制作している会社さんや、一旦役目を終えたモノの使い道を変えることで再度生活に戻して、消費寿命を長くして行こうという取り組みをする会社さんなどがいたり、
大量消費ではなく「一点もの」にこだわることで、必要なものだけを自分の手元に招き入れましょう…的な方向性のブースまで…アプローチの仕方は色々ですが…
それを打ち出してる会場全体が処理しきれぬほどのモノに溢れ、
結局消費しつづけなければ成り立たぬ構造はやはり間違いなくそこにあって、再度その流れにはまりこむ(結局はめこんでいる)という流れは変わらず、、な感じもやっぱりあって、
ふむふむ…と色々考えながら会場をグルグル。

私が個人的に一番好きだったのは、
廃材を使ってデジタルミュージックを生み出していたブース。
モノでモノを創るんじゃなくて、
モノから物質から離れた空間と音に集まる人の導線をつくりだしているっていうやつ。

しかもその音源が水滴の落ちる不規則なリズムだったりしてて、ワクワク。
いいね、こういう方向性🙋

色々と考えるながらとにかく会場内を歩いて考えて、歩いて、考えて…
3時間半くらいいたかな?
凄くその時間自体が楽しかったです😁

明日もまだ観られますよ!
行かれそうな方は是非に😊
https://www.roomsroom.com/

*相変わらず代々木体育館(丹下建築)は美しかった。
体育館の中の壁面にちょいちょい岡本太郎の作品があって、それもまた嬉しかった。
そして原宿駅がびっくりするくらい変わっていて浦島太郎状態だった(;´Д`)

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