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絶アレキサンダー討滅戦をクリアして(Patch6.3)

 周囲で絶オメガを頑張ってる人・クリアしている人が多い中、私は絶アレキサンダーを2023年4月1日にクリアした。ここに感想をまとめておきたいと思う。Patch6.3で2体フェーズ(ナイサイ)が1番影響を受けたと思うので、その事についても書いておくので後発の参考になればと思う。

1.PT構成

 暗ガ白賢忍赤踊召で私は暗黒だった。赤魔と召喚がいたので蘇生での立て直しはし易かったと思う。元々キャス2構成で募集をかけていた訳ではなく、キャス2構成も可としていたら結果的にキャス2構成になった。絶経験は初絶3人、テマ済5人、アレキ済1人、竜詩済1人だった。

2.装備

 RWは任意で結果的にRW持ちとそうでないメンバーで半々だった。シンク装備でも大丈夫としていたが、IDを周回して揃えてくれた人も多かった。覚醒零式1層だけ、メンバーが揃った段階で未周回の人が参加できる様に固定始動前に声をかけてアクセ周回をした。
 私(暗黒)自身はスキスピがいらないのでID装備はなし、RW・胴脚は煉獄零式・他は当時の最適装備の組み合わせにした。
 火力については、スキル回しはみんな各自で詰められる人達だった為、パレキフェーズ含めて全く問題にならなかった。

3.攻略法

・リキッド:セパレ(ぬけまる準拠)
・サイコロ:1211
・2体:セパレ(ぬけまる準拠)
・断絶:34固定式(ハムカツ)
・パレキ:ハムカツ

4.攻略時間

・活動日数:22日間
・1セット:基本3時間
・クリアまで掛かった時間:64時間(全体イメトレ練習を含む)
※目標攻略時間:100時間(初絶がいた為)

 フェーズの進行ペースも良かったのもあって全く気にしなかったが、週5からで募集をかけて集まったが実際に週5練習できた週は殆どない(週4分は練習できる様にみんな割と頑張って確保してくれていたと思う)。やはり8人の予定を揃えるのは中々大変だと思った。週5から募集でも難しいから、週3から募集でみんなの予定を合わせるのはきっと難しいだろうなと感じた。

5.各フェーズ感想

①リキッド(セパレ)
 1日目はほぼヤークト vs DPSの戦いだった気がする。もう少し時間が掛かるかと思ったが、翌日にはみんな修正してきたのでヤークトはコンスタントに超えるようになっていた。すごいなと思いながら見ていた。
 MTとしては序盤は1回目じゃんけん後の中央に戻す際にエンボラス(青玉)事故が多発していた。ガンブレさんの助言を元に中央に戻す際に中央よりも南寄りに誘導すると事故は激減した。その後のフルイドを受けた後から扇が出るまでにいかにキレイに中央にボスを配置し直すかの遊びをしていた。1回だけ中央に戻すのに夢中すぎてガンブレさんの回避先に扇を誘導してしまって申し訳ない気持ちになった。無敵をエンボラスの線で使っていた為、リキャストの都合で最後のフルイドのモーションが出てからサイコロに移行する様に殲滅をお願いした。
 均等化チェックはあまり意識することがなかった。それが原因でのワイプは1回くらいしかなかった気がする。DPS陣は分担してた筈だが、私は範囲は基本撃たずにずっとリキッド単体だけを殴り続けていた。みんなが密かに調整してくれていたのかもしれない。ありがとう。

②サイコロ(1211)
 クリア済みだった忍者さんがコールを担当してくれた。個人的には処理名の1211で覚えるより2発目・4発目・6発目・7発目に立つと覚える方がやりやすかった。サイコロ6番はすぐ横にAOEが落ちてくるので事故が多めだったが、早い段階で慣れたので自分に一生6番がついてくれと思っていた。
 これは固定内で話した事はなかったが、サイコロ突入初期は後半の番号になった際に記憶から消し飛ぶ事故が発生した為、8等分に区切った用紙の該当番号のところにホチキスの芯(未使用の長い状態)を投げ込む事で記憶を補完していた。ホチキスの芯を使ってたのは他にめぼしいアイテムが無かったから。手が滑って転がる心配もなかったので意外と優秀だった。ありがとう。ホチキスの芯。

③2体フェーズ(セパレ)
 MT単体で言えば虚無フェーズだが、固定全体だと難関エリアだった。断絶は後述する全体イメトレをやっていた為、突破自体はそこまで時間が掛からなかった関係で弊固定ではナイサイが最難関ギミックだった様に思う。
 ただ、Patch6.3でひとつ大きな仕様変更があった為、以前よりは攻略が楽になっていたと感じたのも実はこのフェーズだった。それは、PTリストで他の人のデバフの秒数が確認できる点だ。恐らく過去の固定ではデバフ秒数をカウントしてもらうなどして把握していた部分を自分の目で確認できる事でだいぶ楽にはなっていたのではないかと推測する。とはいえ、私は虚無のタンクである。強いて言えば地雷処理するガンブレさんにブラナイを投げるくらいしか仕事がなかった。それでさえたまに忘れることがあった。非常に残念だった。なので私にはナイサイの難易度自体には何も言及できないし、攻略中の相談も静観していたのだが、VC無し固定でもある程度は対応しやすくなったのではないだろうかとは固定のみんなが頑張っているのを見ながら感じた。
 それからもうひとつ。ジャスティスはデカすぎる。両手をバンザイされると背後で何が起こってるのかが全く見えなかった。ワイプした時はみんなが「〇〇で移動が遅れて…」とか話をしているのを聞いて初めてワイプの原因を知るくらいには何も見えなかった。デカすぎる。
 そして、確定判決までにワイプ案件になった際にはナイサイPvPが開催された。無職の人に自分のナイサイをこすりつけて仲間を増やし、別の色のナイサイにぶつかって相手を倒す(別々のナイサイがぶつかると死ぬ)ゲームだ。これがあったからナイサイでワイプになっても笑って次に行けたと言っても過言ではない(嘘)。最終的に白魔さんは救出で別のナイサイ同士をくっつけてキルするという離れ業を体得していた。怖い。

④プライム(断絶34固定式)
 開幕の時間停止は完全に位置固定にした。タンヒラ北側・DPS南側、無職西側・接近強制東側、接近禁止タンヒラ西側・DPS東側。これによってと加重罰の人と接近禁止だけがジャスティスとチェイサーの位置を確認すれば良くなるので、事故は最初の数回以外ほとんど発生しなかった。私は薬を割るタイミングでフレイも召喚してから時間停止する様にした。あいつは初動の数秒間はサボるので、攻撃開始までにヘイトを取れば問題ないのだ。挑発後に挟むアビリティも減るのでかなり楽になった。殴ってヘイトを取れるのが理想なのだろうが、強攻撃の詠唱(対象確定)まで意外と時間がないのでヘイトはしっかり挑発で取った。
 時空先行のマーチは意外と時間が掛かった印象。AOEを捨てる際の立ち位置、大玉誘導で少しずつワイプが重なっていた様に思える。クリ済みだった忍者さんの助言を聞きつつ、みんなでミスを共有できた結果、クリアする時には全く問題ないギミックになったと思う。
 MTとして意識していたのは火炎放射の誘導を必ず2番目に持っていく事だった。MTに先に火炎放射を飛ばしちゃうと、立ち位置に着ききれていないDPSが死ぬ事故が発生した為だ。ガンブレさんにジャスティスが向いたのを確認してから所定位置に着くようにした。スーパージャンプのジャスティス誘導も私が担当した。確定でスプリントを炊いていたので距離が短ろうが長かろうが特に問題はなかったが、一度立ち位置につけたと思ったら、気づいたらジャスティスの目の前に立っていた時があった。たぶんあの時だけ非誘導組の安地コールをしなかったのが原因。
 次元断絶のマーチは事前に最難関ギミックである事は把握していたので、これだけはプライム突入直後から毎回固定時間の冒頭10分を使って全体イメトレを行った。断絶体操と呼んでいた。私のサブモニターを画面共有してもらいつつ、ぬけまるさんの動画を一緒のタイミングで見ながら全体で1〜8まで同じ動きを天動編4層を使って確認した。天動編4層は真心ラインもプライムフェーズと同じなのでイメトレ素材としてはもってこいだと思う。断絶の流れが中央から散開→各自処理→中央頭割りの流れなので、1番〜8番までは動画流しっぱなしで行った。サブモニターがないなどでPCでの画面共有が難しいメンバーに対しては、断絶の該当箇所から再生される動画のURLを渡して、カウントゼロのタイミングで再生してもらった。正直このイメトレをしなくても断絶に慣れる人もいたと思うが、イメトレの程度の差でワイプ数が増える事を避ける為にこれは行うべきかなと判断した。個別に教えるのではなく全体でやったのも全体で共通意識を持ちやすいと思ったし「私だけ…?」と変なところで不満が発生するのを防ぐ意味もあった(メンバーにそういう事で拗ねちゃう人がいなかったのでやろうと思えばできた気はする)。本当に必要なら個別でもやろうと思っていたが、結果的にその必要はなかった。
 この断絶体操が功を奏したのかは不明だが、断絶はナイサイや時空先行よりもずっと早く初回突破ができた様に思う。ただ、アポカリに轢かれる事故は定期的に発生したからあの誘導は難しいなと感じた。
 断絶のコールは私が担当した。徐々にコールする内容が増えていき、最終的には「(ジャスが湧いてすぐ)〇番ジャス誘導」「まだ(懺悔を)踏んで大丈夫」「5番6番懺悔、終わったら北」「7番8番懺悔、終わったら南」「1番2番懺悔」とコールするようになった。「まだ踏んで大丈夫」は1番2番が処理している間は5678番は懺悔が湧いている(かもしれない)ところで待機する(正確には1・2番と3時9時のそれぞれの間)が、反射で懺悔から避けてしまう事故が発生した為、コール対象にした。
 3体フェーズは、この固定は火力が高すぎてデバフ7とかでチェイサーとジャスティスを倒せた(デバフ12くらいから耐えられないらしい)。全然問題にならなかった。私は3体フェーズ中にスタンスを切った。

⑤パレキ(ハムカツ式)
 個人的には色々やらかした。スイッチ時のスタンス忘れ、無敵の超早炊き(リビデだからって油断しすぎ)など、最終フェーズの緊張からか初歩的なミスをしてだいぶ凹んだ。ギミックでは方角迷子になりやすく、自分の分身を追いかけて処理がわかった際に周りを見たらどこにいるのか分からなくなっており、未来観測αは最終的には固定のルガディンさんを探す作業だった。
 竜詩ではエクサも踏んでしまっていたが、今回の大審判は踏みたくなかった。1回だけ踏んでしまった気がしなくもないけど、どうだったかな……(記憶喪失)
 火力自体はつよつよPTだったので全員生存ルートを引ければ余裕だった(クリア回はDPSが全員檻に入ってなかった)。
 最後にもう一つだけ。パレキもデカ過ぎる。外周確認するにも何も見えん。

7.固定主として意識した事

 特筆するとしたら前述した「断絶体操をプライム入ったらやるよー!」とした事くらい。他は一般的で定期的に調整さんを出して入力のアナウンスと、予定のギミック処理法の連絡、予習復習のアナウンスくらい。メンバーの遅刻が複数回発生した際はヒアリングで個別面談も実施したりはした(とても反省してたので叱らずに済んで良かった)が、本当にそれくらいで、VC中は固定メンバーが自分たちでワイプ原因を考えたり解決策を考える空気を作ってくれていたので私は攻略中はほぼ見守るだけだった。ワイプの原因が一人に偏ると違う人の要因もその人のせいにされがちなのでそこだけ少し気を付けていたが、みんな自己申告してくれるのでその心配もなかった。メンバーにはとても恵まれたと思う。指摘を受けたメンバーも素直に受け止めて次に活かして頑張ろうとしてくれるのでとても助かった。
 この固定の話ではないが、一般的に全体に「見ておいてね」とURLを貼ってチャットしただけでは実際に見るのは半分くらいだと思っている。必要な連絡は必ず口頭でも伝えて、特定の人に必要な場合は必ずメンションしてからチャット連絡をしていた。

8.最後に

 絶は基本的にできない人ができる様になるのを待つ時間が長めになりやすい。そこを待てるかが固定が爆散するかしないかな分かれ道だと思う。一方の中々上手くできない人も、自分のミスをしっかり受け止めて周りの声も聞きながら改善の努力の姿勢を見せることが周りを諦めさせない為にも必要だと思う(竜詩の時は私は圧倒的にできない側だった)。できない状態でプライド等が理由で独りよがりになり過ぎるとメンバーにも見捨てられてしまいかねない。
 今回のアレキでもフェーズごとに苦手な人得意な人がそれぞれいたが、ミスに対して一方的に責めたりしないで、当事者含めてみんなで改善策を模索できたから、全員が笑ってクリアできたと思う。そういった意味でも長期攻略になる絶はやはり人間性はとても大事だと思った。
 今回、初めて絶の固定主をやってみて、1番きつかったのは断トツで募集フェーズだった。募集文が正解なのか常に半信半疑だったし、集まる保証もなかったのでかなり精神的にきたのはこの時だった。集まってからは、メンバーに恵まれてとても楽しい時間を過ごせた。本当に楽しかった(他の人はわからないけど)。みんなのお陰でワイプした時も常に笑ってできた様に思う。本当にありがとう。最低でも4月中は周回もするので、できるだけ多くの武器をみんなに持ち帰ってもらえる様に頑張りたい。最後までよろしくお願いします!

Moka Melon

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