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学び合い授業スキルアップ研究会より★⑧R5.3.13

「学び合い授業スキルアップ研究会」とは

東京学芸大学附属大泉小学校 教諭 神保勇児先生が主催する「1%の努力でできる算数の授業スキル」などについてオンラインで学び合う教育関係の方向けの研究会です。
毎月第2、第4日曜日午前9時より午前10時半
参加者 教育関係の方随時加入可 
現在オープンチャット310人  会員700人

学びの場.com「教育つれづれ日誌」
神保勇児先生のコラムより 
「見えてるものを見落として」
1%の努力で子供たちの思考をより深めるための授業改善につながるスキルです。さて、今回の「教育つれづれ日誌」のテーマはどこか見覚えありませんか?そうです!2月13日付けのスキルアップ研究会報告記事の、「研究会での様子より」で御紹介したものです。それに加えて、神保先生が授業の際に実践しているコツが載っています。ぜひ、皆さんもクリックして覗いてみて下さいね。ちなみに小さい声で言いますが、なんとこの問題の解答として「スキルアップ研究会」の報告の記事をリンクして頂きました。(^o^)

研究会での様子より  
今回は当研究会運営部倉富先生より実践発表をして頂きました。
【4年目の学級経営】
講師 渋谷区立長谷戸小学校 
教諭    倉富 康平先生

実践を基にたくさんの資料を用意して頂いたので抜粋して御紹介します。

1)下の図の4つのポジションのうち、最も子供の力が伸びるのはどの色だと 
 思いますか?

そうです!答えは緑色の子供が熱心で大人が熱心でないときに自主性が働きますね(*^_^*)

2)支持的風土が育っているとあたたかい学級の雰囲気となります。
 ※「支持的風土」の対になる言葉は「防衛的風土」
あなたのクラスの様子を基にいくつチェックがつくか試してみて下さい。

H28 函館教育委員会資料より

3)支持的風土を育むための4つのポイントについて
 倉富先生が資料を探す時のコツも分かりますね。(*^_^*)
 他県の教育委員会HPとても参考になるものがたくさん詰まっています。

沖縄研教育委員会資料より

4)倉富先生は4月に学級経営の8つの柱を決めるそうですよ(*^_^*)

手書きのままのところが臨場感ありますね!

5)具体的にどんな場面で子供たちを育てていくかというと
「失敗をしながら学ばせたい」という思いが伝わってくる話でした。
吉田先生から「僕も
『Fail Fast』」実践してる!」という言葉が(^o^)

6)席替えについての話し合いの様子

7)学級目標が飾りにならないように学級力会議で話し合いをし結果をClassroomde配信して共有
「学級力」とは、具体的なメッセージが伝わる力強い言葉!
神保先生からは「PYPのエッセンシャルアグリーメント(子供が作る行動目標)みたい」という言葉が!

8)Formsを活用してクラス目標について毎月リフレクション

9)上記Formsの結果をこのようにグラフで見える化して共有

見えないものを見える化することって大切ですね!

さいごに
倉富先生の実践を拝見して、とても4年目とは思えない実践に、参加者一同たいへん熱い気持ちになりました。ありがとうございます!!

教師という仕事は、採用試験に受かったその翌年からベテランや中堅に混じって初任の方も経験年数に関係なく本番が始まります。その中で、経験が浅くとも、よく学び、子供たちの様子や、学校の状況をよく見て、日々どうしたらいいのか試行錯誤しながら、熱い気持ちをもって冷静に学級経営や授業、分掌業務に取り組んでいる先生は、間違いなく子供にとって素晴らしい先生なのです。経験年数が少ないからといって尻込みする必要はありません!目の前の子供たちにとってベストな方法を見付けられるのはあなたしかいないのですから(*^_^*)    スキルアップ研究会広報 松下


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★1%の努力でできるスキルを紹介★『学び合い授業スキルアップ研究会』

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↑最後は私のnoteの記事です。😊